北タイの山岳地域にあるメーサロンといえば、お茶どころとして有名な町。
もともとは華人が移住して、彼らによって作られた町なのですが、標高1000mを越える気候条件が適しているということで、山の斜面を利用して各所で茶葉が栽培されています。
華人がメーサロンに住み着いた歴史はこちらにまとめました
そんなメーサロンの東エリアには、当地最大級のプラント「101Tea」という茶畑があり、観光客に解放されていて連日賑わいを見せています。
今回は、実際に訪れたときの様子を、写真を添えてご紹介したいと思います。
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101Tea(101号茶畑)ってどんなところ?
メーサロンの中心地から、国道1130号線を東に向かって約5キロほど進むと、左右に見えてくる広大な茶畑。これがメーサロンを代表する大規模なティープラント「101号茶畑」になります。
ここは、茶畑や工場などの施設を見学できるようになっていて、茶畑に関しては営業時間内は無料で解放している観光スポットになっているのです。
メーサロン方面から来た場合、進行方向の右側の建物に売店やレストランがあります。
売店棟の一番奥にある区画では、101号茶畑で摘まれた茶葉を使用した「ウーロンミルクティー」なるドリンクが販売されていて、ちょっとした名物でもあります。
香ばしくてなかなか美味しいので、チャレンジしてみてはいかがでしょう?
この建物の奥が茶畑につながる道になっています。
日本人ならこんなことする人はいないと思いますが、一応ルールがあるのでご注意ください。
ゴミを捨てないこと!
茶葉を勝手に摘まないこと!
写真を撮る際に、ちょっと触るくらいなら問題ありませんが、あまり長い時間ベタベタ触ったり、引っ張ったりしたら係員さんに注意されるかもしれないので、お気をつけください。
日本なら静岡県あたりに行くとこのような景色が見られますが、山の斜面いっぱいに広がる茶畑はなかなか圧巻です。
かなり奥の方まで広がっていて、ルールさえ守ればプラント内を自由に散策できます。
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101号茶畑のメインは茶葉の直販
この101号茶畑は、メーサロンを代表するお茶のブランドになっています。
タイ国内で消費される他、台湾の企業向けにも卸しているなかなかクオリティーの高い茶葉を扱っています。
先ほどの入り口付近には、お茶の直販店が立ち並んでいて、全ての銘柄を試飲しながらゆっくり選ぶことができます。
今回は、友人と一緒にお土産を買い揃えるため、店内にあった6種類ほどを試飲させていただきました。
こちらのお姉さんにお世話になり、とても丁寧に接客してくれて、気持ちよく買い物ができました!
まとめ買いならある程度値引きにも応じてくれますので、買う予定で試飲したい方はこの写真を見せて呼んでもらうと良いかと思います。
タイ語、中国語がメインですが、必要最低限の英語なら通じます。細かい質問をするなら翻訳アプリの利用がおすすめ。
(お茶の淹れ方がうまいという訳ではありません・・。もう少し温度を下げた方がお茶本来の香りや旨味が引き立つのに。自分で淹れたい・・(笑))
お茶は1種類ずつ淹れてくれます。
湯沸しはなんと全自動!
このような器具を使います。
茶葉は使い捨てではなく、きちんと蓋さえしておけば、飲む量にもよりますがだいたい半日〜1日くらいは繰り返し使うことができます。
私の場合は毎回結構な量を飲むので、5〜6杯淹れて香りが薄くなったら替えます。
また、最初の1杯目は90℃くらいの熱湯を注いで、30秒くらいしたら捨てるのが美味しく淹れるコツ。そのあとは蓋をしめて2分くらい待ち、蒸らしてから80℃くらいのお湯で淹れるのが一番好きです。
なので本来なら、電気ポットや湯沸かし器で作ったお湯は100℃なので、一度別のポットに移して冷ます必要があります。
手がかかるので、お店の試飲ではそこまでやってくれませんが・・。
ボタンを押すと、お茶が下に落ちてきます。
お茶好きな私はもちろん持っていて、3個ほどを使い回しています。この101号茶畑の売店でも購入可能。
台湾製と中国製があり、お値段は台湾製の方が若干高くなっています。その分パッキンがしっかりしていて長持ちするそうです。
メーサロンにある他の販売店同様、圧縮された真空パックでの販売。1つ300〜500B(約1100〜1800円)程度になります。売価は決まっているので安心です。
私としては、桂花茶とのブレンドが1番気に入りまして、複数個購入しました。香ばしいウーロンの香りの後、華やかな花の香りがふわっと漂います。
時間はたっぷりあるので、焦らずにゆっくりと選びましょう。
この販売員さんなら、急かしたり、しつこく営業してくることはないので安心してください。
こちらは1回分に小分けにされている茶葉、4種類セット詰め合わせ。
色々な味を楽しめるお手頃サイズなのでお土産に最適です。プラケースの他に木箱に入ったタイプもありますので、渡す相手によって選択できるのでおすすめ!
定価は決まっていますが、複数購入の場合は交渉可能です。1点ずつではなくて、買いたい茶葉をまとめて最後に交渉する方がまとまりやすくなります。
こちらの茶屋もおすすめです。
101号茶畑の営業時間
茶畑の解放は午前8時〜午後5時、販売店は午前9時〜午後5時になります。
日によって多少ずれることがあります。
年中無休ですが、年末年始や中国正月・タイ正月は要確認。
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メーサロン「101号茶畑」の場所・行き方
まずはGoogleマップをご覧ください。
メーサロンの中心地「セブンイレブン」から約5キロ。車やバイクで10〜15分程度の距離になります。
途中は急坂・急カーブが連続しますが、きちんと舗装されていて交通量は少なめなので、レンタルバイクでもそこまで危険な道ではありません。ただし雨が降るとかなり滑りやすいので注意が必要です。
メーサロンは一般のタクシーが走っていないので、交通の足が無い方はセブン前からバイクタクシーを利用するか、空車のソンテウを交渉することになります。その際は、帰りのことも考えて往復での交渉が望ましいでしょう。
ホテルによっては、1日チャーターの車両を呼んでもらえるところもあるので、チェックイン時に相談してみてください。
チェンライから訪れる方は、チェンライ市内でタクシーを滞在日数分チャーターしてしまうのが一番確実です。運転に自信がある方は、チェンライでレンタカーを借りるのが一番コスパが良いと言えます。
まとめ
メーサロン最大級のプラントを持つ「101号茶畑」。
茶畑の中を一般開放しているので、記念撮影などで訪れる観光客も多く、メーサロンの人気スポットにもなっています。
直販店の他に、レストランやドリンク店も併設されているので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
メーサロン旅行の参考になれば幸いです。
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