水上マーケットでバンコクの古き良き水の都に思いを馳せよう!

タイ。アムパワー水上マーケットの夜景

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

皆さんはタイの3大名所と言われるスポットの一つ「水上マーケット」は行ったことがありますか?バンコク郊外にいくつか点在していて、バンコク発の添乗員付きツアーや旅行会社主催のオプショナルツアーなどでは必ずと言っていいほど組み込まれていますね。

今回は、その水上マーケットについてご紹介したいと思います。

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水上マーケット

水上マーケットとは

時代はさかのぼること数百年。1800年代後半までのタイ、バンコクでは「東洋のベニス」と例えられることもあるように、陸上交通よりも水上交通を重視した都市づくりをしていたそうです。

当時市内各所には、くまなく運河が張り巡らされ、川に面した区画が「商業エリア」として栄えていて、人々は個人所有の手漕ぎボートで近所に買い物に行く暮らしをしていました。また、ボートに商品を山積みにして移動販売の形で「行商」を行う積極的な商売人も多くいたようです。

タイ近代化の転換期と言える1900年直前頃までは、このような暮らし方が主流だったそうですが、次第に陸の道路が整備されるようになり、人々はボートよりも安全で便利な陸上の交通や生活に徐々に転換していきました。こうして水上生活文化は衰退して行ったそうです。

タイの伝統文化である水上生活を形として保存しよう、そしてこの文化を世界中から来る観光客に向けて発信しようと考え再整備したのが、現在の水上マーケットになります。

水上マーケットの形態は大きく分けて2種類

この水上マーケットですが、大きく分類すると2種類に分けられます。これらの特徴を理解しておくと、観光の際に自分が求めるスタイルのマーケットに行くことができます。

1・昔からある水上生活エリアを再整備して、そのまま水上マーケットとして活用しているもの。例えば、一番有名なダムヌンサドゥアク水上マーケット、アムパワー水上マーケットなどがこれに当たります。

このスタイルの場合、古くから現存するタイ伝統様式の建物がそのまま残っているエリアなので、ショッピング目的でなくても、ボートで走るだけで十分楽しめると思います。

2・タイの伝統様式である水辺の町並みを再現したテーマパーク型のもの。例えば、アユタヤ水上マーケット、パタヤ水上マーケットなどがこれに当たります。

こちらだと、すべてが最近になって新しく作られたため、当時の雰囲気だけなら味わうことはできます。また、ボートに乗っても水路をただ周回するだけになり、水上での買い物や物売りまでは再現されていないので、これを体験したい方は1のダムヌンサドゥアクに行くのが良いでしょう。

とは言っても、施設は細部に渡り結構きちんと作られているため、建物やマーケット自体に「骨董品を見たい」的なこだわりを持っていないのであれば十分楽しめると思います。

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それぞれのマーケットについて

バンコク近郊にある、有名な水上マーケットを2つほど紹介します。

ダムヌンサドゥアク水上マーケット

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アクセス

バンコクから西に約80キロほど離れたところにある水上マーケット。車で移動する場合、約1時間半くらいで到着します。タイを代表する水上マーケットというだけあり、数ある中でも一番活気があります。

時間帯は午前中がメインになり、観光客で一番賑わっています。おそらく皆さんは、混み合って混沌としているマーケットの様子を見たいはずなので、遅くても午前10時前には到着する必要があります。

交通アクセスが不便なので、もし自力で行く場合はバスや乗り合いバン、ソンテウなどを乗り継がなくてはなりません。また、水上マーケットに到着後ボートに乗るわけですが、このボートに乗る前から交渉力を試されます。料金がタイ人料金と外国人料金に分かれていて、最初からかなり吹っかけられます。交渉次第で多少は値引きに応じてくれますが、それでも高い料金を取られてしまいます。

タクシーやバンをチャーターして、バンコクとの往復の交通手段を確保した場合はどうでしょう。

この場合、かなりの確率で「さらに料金の高い」ボート業者に連れて行かれます。バックマージンが運転手の懐に入る仕組みになっているためです。

上記の理由から、このマーケットに自力で行く方法は、タイにまだ慣れていない方にはオススメできません。

オプショナルツアーに申し込んだ場合、往復の交通と食事、ボート料金がパッケージになっています。結果自力で行くよりもツアーの方が安上がりになってしまうパターンが多いです。

特徴

古くからある水上生活の町並みをそのまま使っているため、最も本格的な水上マーケットです。ガイドブックに載っている写真はほとんどここで撮影されたものになります。また、日本のテレビ特集などのロケも、だいたいここで行われます。それぐらい有名なマーケットです。

自力で行った場合、まずはボートを交渉するところから始まります。エンジン付きのボートの料金は、外国人の場合1時間2000Bとメニューに書いてありますが、うまく交渉したら半額くらいになる場合もあるようです。目標は1000Bを目安に交渉してみましょう。

ボートの業者は多数ありますが、だいたいどこも同じ金額です。現地に詳しくない場合は運転手に任せるしかありません。

奥の方まで行けば、水上マーケット直営の手漕ぎボートがあり、こちらは45分で400〜600B程度となります。黄色い大きな看板に、英語でフローティングマーケットと書いてあります。

時間は、1時間以内を「強く」オススメします!理由は後述します。

メインの運河に着くと、商品を山積みにしたボートが行き交い、欲しいものがあったら言えば横付けしてくれます。また、運河の両側にはお土産やさんがびっしり並んでいて、こちらも言えば横につけてくれます。

ただし、売り子さんが提示してくる金額は「恐ろしいほど高い」です!

いざ値引き交渉を開始すると、あっさり半額くらいまで下がります。観光地なのである程度上乗せされるのは仕方ないと思いますが、客によっては相場の10倍以上で言ってくる売り子もいます。

ですので、お土産を買うのはバンコク市内にして、ここは単純に観光名所として訪れるか、価格交渉自体をアトラクションとして楽しむかのどちらかにしましょう。仮に交渉でだいぶ下がったとしても、それでも十分高いですよ。

毎回どの店でも吹っかけた金額を言わたり、「ノー」と断り続けることにも徐々にストレスがたまってくるので、こういうことが嫌いな方はむしろここには行かない方が良いでしょう。

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また、最初は日本では見かけない商品の数々にワクワクしながら見ていても、商品が代わり映えしないことに気づくはずです。30分もしたら次第に飽きてくると思います。なので、1時間以内のチャーターで十分だと思いますよ。

どうしてもここでお土産を買ってみたい!という方は、バンコクで品物の相場観を掴んでから来ると良いでしょう。同じものがウィークエンドマーケットで販売されています。バンコク価格の50%増し〜2倍くらいまで交渉できたなら、ここでの相場としてはアリですね。頑張って交渉してみてください!

アムパワー水上マーケット

タイ。アムパワー水上マーケットの夜景

アクセス

バンコクから西に約80キロ、車で1時間半程度のところにある水上マーケットです。こちらは、ダムヌンサドゥアクと近い場所にあります。乗り合いバンの停留所がマーケット入り口の目の前にあるため、バンコクからのアクセスは比較的良好です。

自力で行く場合、乗り合いバンでアクセスするのが一番早くて分かりやすいと思います。

こちらは、後述する「蛍鑑賞クルーズ」や線路上にある「メークローン市場」とセットになっている、バンコク発のオプショナルツアーも豊富にあり、交通手段や食事も全てセットになり便利です。

特徴

こちらも古くからある運河沿いの町並みをそのまま生かした作りになっていて、歴史ある建築物や、老舗のお菓子屋さんなど、実に興味深いです。

ダムヌンサドゥアクが朝の水上マーケットならば、アムパワーは夕方〜夜の水上マーケットになります。夕方4時頃からポツポツと開店準備を始めて、5時頃に一斉にオープンするスタイルです。また、平日も一応やっていますが、金土日の週末がメインとなります。

注意点は、ここはボートに乗りながら買い物をするスタイルではありません。運河の両岸にお店がびっしり詰まっていて、徒歩で回ることになるため、ボートからの買い物を体験したい方はダムヌンサドゥアクが良いでしょう。

では、ここアムパワーのボートは一体何のために走っているのか?

 

それは「蛍の鑑賞ツアー」が毎日開催されるのです!

アムパワー周辺は自然が多く残されており環境も良いので、一年を通して蛍の鑑賞をすることができます。特に5月〜10月ごろが一番の見頃だそうです。

このツアーは、アムパワーの運河沿いを歩けばどこでも申し込めます。また、難しいことも一切なく、人数を言うだけですぐに乗船可能です。

そして、何と言っても価格が良心的!

一人60B(約200円)で約1時間の遊覧ツアーに参加できちゃうのです。

また、お土産屋さんやレストラン、屋台の価格も非常に良心的で、吹っかけたような料金は一切提示されていません。

お土産の種類は、バンコクで売っているようなものもありますが、アムパワーのオリジナル品も結構あるように思えます。

客層を見てみると、ダムヌンサドゥアクはほとんど外国人向けですが、ここアムパワーは半分以上がタイ人の若者です。

夜の川沿いのレストランで、行き交う小型のボートを眺めながらビールを飲む。こんな楽しみ方が似合う街です。

アムパワー水上マーケットで行き交う船 アムパワー水上マーケットの、船上のシーフード屋台 アムパワー水上マーケット

いかがでしたか?

今回紹介した水上マーケットには、それぞれ違った特徴があるので、これらを把握した上で旅行の計画を立てれば、より良い思い出が作れると思います。

どちらもタイの初心者が自力で到着するのは難しいため、慣れていない方は現地オプショナルツアーに参加することをお勧めします。

どちらのマーケットも、タイの雰囲気を良く出していると思いますが、アムパワーの方は、何度もリピートしてしまうような魅力を持つ街で私自身とても気に入っています。個人的にも、もう数え切れないほど訪れています。

タイの伝統的な水上マーケット、旅行の際にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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