こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。
先日の事、バンコクに長く在住している、中国四川省出身の知人に「ナラティワートのソイ24においしい四川料理のレストランがあるよ!」とおすすめされました。
四川料理といえば、花椒(山椒)が効いてしびれる「麻」と、火を吹く唐辛子の辛さ「辣」、この2種類の刺激を合わせ持つ味付けとして有名ですね。
以前中国に行った時に食べた、本場の「麻辣」味が結構気に入りまして。
機会があればまた食べたいなと思っていたところなので、さっそく行ってみることにしました。
ラチャダーエリアで四川料理・麻辣火鍋ならこの店がお勧め!
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■目次
バンコクのナラティワートってどこだ?
まず、ナラティワートってどこだ!?という人のために、簡単に説明しますね。
最寄駅はBTSシーロム線の「チョンノンシー」駅あたりでしょうか。エリア的には、日本人街のあるシーロムや、ウォール街のサートーンあたりからも比較的近いです。
とはいえ電車の駅からはけっこう離れていまして、タクシーか「BRT」という路線バスを利用してアクセスすることになります。
詳しい地図は記事の最後に載せますので、このお店に行ってみたい人はそちらを参照してくださいね!
バンコク・ナラティワートの四川料理「川味坊」
ナラティワート・ソイ24のちょうど中ほどに「Nara Place」という、レストランが集まっている一角があります。
その中心に四川料理「川味坊」はどかーんと構えています。
「川味」とは、中国語で「四川料理」を示す言葉です。
赤い蛍光サインが実に中国的で、雰囲気出ていますね!
ちなみにこの「Nara Place」はサービスアパートメント(アパート式のホテル)があり、日本人や韓国・中国人のビジネスマンが多く宿泊しています。
敷地内には、中華料理や日本料理のレストラン、韓国料理、インド料理、スーパーのマックスバリュなどがあり、出張者などには利便性が高そうですね!
こんな看板が出ています。
タクシーでアクセスする場合の目印になります。
「川味坊」に入店しましょう!
店内に入ると目の前にレジカウンターがあり、その上の棚には中国のお酒がたくさん飾ってあります。
値札が付いているので、販売もしているようですね。
ウエイトレスの店員さんは中華系ミャンマー人かな?小柄でかなり若く見えます。
みんな中国語と、聞いたことのない言葉を話しています。
人数を伝え、席に案内してもらいましょう。
店内の雰囲気は、スクンビットの老地方や、シーロムの紅灯籠などのような食堂っぽさはなく、ちゃんとしたレストランとした感じです。
けっこう綺麗な店内。
エアコンがガンガン効いています!
店員さんは中国語を話しますが、タイ語は苦手なようでなかなか通じません・・。
片言の英語なら分かるようですが、ここはジェスチャーと指差しで注文しましょう!
たいていの日本人は、中国語の文字を見れば、なんとなくなら意味を理解できるはずです。
メニューには写真も載っていますので、心配無用!
こちらがメニュー。
食堂とは違い、きちんとしたメニューで「よれ」や「破れ」はありません。
では見ていきましょう。
見つけました!私も嫁さんも大好物の「麻婆豆腐」!
中華料理店に入ったら、いつも必ず注文するんです。
それぞれのお店ごとに、味つけから始まり、豆腐の種類、そして入れる材料に至るまでが全く違うじゃないですか。だから、「あっ、このお店では木綿豆腐だ!」とか、「ここはしいたけが入ってる!」とか、「ここはとてつもなく辛い!」とか考えるとワクワクするんです!
いわゆるラーメンの食べ歩きみたいな感覚ですね(笑)
四川省出身の知人がおすすめしていた麻婆豆腐、いったいどんな味なのか楽しみです。
180B(約680円)
お値段はやはり、今までバンコクで行ったことのある中華食堂よりはやや高めですね。
とは言っても、日本のファミレス価格ですが・・!
チキンの冷菜発見!
好きなんです。
おそらく日本人なら、この料理は好き嫌いが分かれると思います。
まず日本の感覚からすると、「冷たいチキンって何やねん!」という人が多いのでは?
そして味付けです。いかにも「中国的」で、日本の中華料理店ではあまり出さない味です。
でも私は「自他認める変わり者」なので、こういう現地密着系の味が好きなのです。
なのでオーダー。
ニラの水餃子発見です!
これも大好物なので、迷うことなくオーダー。
あとはご飯を頼んで終了・・。
と思っていたら、見つけてしまいました・・・。
担々麺。
こんな写真を掲載するなんてずるいよ・・。
小サイズ100B(約350円)
オーダー。
(笑)
まあ、いつも通りの大食いが発揮されるだけの話なので、特に今に始まったことではありませんが。
横で嫁さんが変な顔で見ています。
きっと「アホ旦那、また馬鹿みたいに注文してるよ・・このデブ野郎」とでも思ったのでしょうね!
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ナラティワート「川味坊」の四川料理のお味は・・?
オーダー後、待つこと数分。
チキンの冷菜が運ばれてきました!
チキンは柔らかく、骨ごとぶった切っています。
コリコリと噛んで、骨はペッと出すやつですね。
味付けは「醤油」ベースでだいぶ濃いめ。なのでご飯とあわせます。花椒の香りが漂ってきていい感じ!
唐辛子が結構入っています。私は辛いもの好きなのでOKですが、苦手な人はちょっときついかも。
うん、美味しい!
どーん!
ついに麻婆豆腐の登場です!
ネギがやたら多いのは、特別にネギを増やしてと注文したから。
通常は少し色付け程度に乗っているだけです。
さて、ご飯に乗せていただきましょう。
「・・・・・・」
「・・・・・」
「・・こ、これは・・!」
「中国で食べた本場の味と一緒だ!」
ここで好き嫌いが分かれます。ここの麻婆豆腐は、日本の中華料理店で食べるような「まろやかさ」はありません。
花椒の香りとシビレ、辛さ、どれを取っても日本で食べるのよりも数段強いです!キレがあり、パリッとした感じの味です。
とはいえ、中国で食べたのよりは花椒の「麻」の刺激は弱めですが。
味も濃いめで、ご飯と一緒に食べるといい感じ。
美味しい!
豆腐は木綿豆腐で、比較的硬め。
量といい、けっこう食べ応えがあります。
ニラ餃子の登場です!
他店では1皿10個のところが多いのですが、このお店は1皿に12個入り。
タレは川味の辛い黒酢入り辣醬と、黒酢のみの2種類が配られます。
これはお好みで。
私はもちろん真っ赤な辣醬をべっとりつけて食べました!
「あん」は他店と比較すると若干少なめですが、ニラの味が効いていて美味しいです。
そして忘れてはならないのが「担々麺」!
ではいただきまーす!
「・・・・・・」
「・・・」
「ズズズ・・・」(麺をすする音)
「おおっ!この麺は・・・・!」
バンコクで食べる中国麺って、柔らかくてコシがない店が多い気がするのですが、「川味坊」の麺はちゃんとコシがある!
そしてスープ。(四川省本場では「つゆなし」が多いですが)
日本でよく提供される「ごま系」ではありませんでした!
一口目に感じるのは「あっさり薄味」なんですが、飲み込んだ後に感じ取れる「深く奥行きのある味」・・。
そうか、これを潰さないようにするために、薄味に作っているんだ!
あっさりしているのに、不思議とコクがある。
そして辛い!
これはクセになります。
結局、スープを全部飲み干してしまうほど気に入ってしまいまして・・。
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ナラティワート「川味坊」への行き方・アクセス・場所
最寄駅のBTSチョンノンシー駅から約4キロ。駅で降りたらタクシーでアクセスするのが一番楽でしょう。
行き先は「ナラティワーッ 24(イースィップ スィー)」と伝え、ソイ24の中に入ってもらいます。
大通りは反対車線から右に曲がれないので、少し先まで行ってからUターンする形になります。
ソイの入り口からは約500m程度です。「Nara Place」の看板が見えたら降りましょう。
注意点があり、サトーン通り、ナラティワート通りあたりは、「夕方」から道路が大変混雑します。ひどい時になると1時間くらい全く動かないことも。なので、タクシーや社用車など四輪車利用の場合は、夕方5時〜7時ごろは外していくのが良いかもしれません。
自家用車の場合、敷地内に駐車場がありますので心配いりません。
一人で行く場合は、駅からバイクタクシーが最も早い移動手段です。料金の相場は60B程度になります。その場合は、場所を説明するためにある程度のタイ語が必要となります。
まとめ
本場・四川省出身者もうなる「川味坊」
バンコクで本格的な四川料理を食べたくなったらこのお店!おすすめです。
ただし、花椒の香りが強いのと、辛いものが多いので要注意です!
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店舗情報
四川料理「川味坊」
住所 14/19 ตรอกขาว Wat Phraya Krai, Bang Kho Laem, Bangkok 10120
電話 02 674 2973
日本から +66 2 674 2973
営業時間
10:00〜23:00
年中無休(要確認)
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