こんにちは！Asia-Jin（あじあ人）です。
バンコクの中華街は夜になると人通りがピークになり、人が歩けなくなるほどの盛況ぶりを見せています。
数多くのレストランのほかにも、歩道には屋台がひしめき合い、路上に設置された厨房からは食欲をそそる匂いが立ち込めます。
屋台はどの店も美味しそうで、メニューや価格はだいたい同じで相場が決まっています。そうなると、これだけ店が多いとどの店に入ろうか迷ってしまうほどです。
しかし、せっかく遠くまで旅行に来たのに、料理が美味しくなかったらガッカリしてしまいますよね？
今回は、私が数年前から行きつけで、バンコクの中華街・ヤワラートにある屋台の中でも特におすすめの店「盛鱼翅」をご紹介したいと思います。
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バンコク中華街のおすすめ屋台「盛鱼翅」（センフーチャラーム）
この店をおすすめするポイント
１．厨房が清潔
屋台の厨房は路上に設置されていて、通行人から丸見えです。
多くの店では、調理台やコンロに油汚れや調理カスが散らかっているのが普通ですが、この店では営業終了後に「毎日」ピカピカになるまで磨いていてとても綺麗です。
やはり食べるものですから、清潔な場所で調理されたのが分かれば安心ですよね！
２．とにかく味付けがおいしい
この店で出される料理を全て試したわけではありませんが、今まで注文した料理でハズレだったものはありませんでした！
お目あてのフカヒレスープは、ダシがよく出ていてコクがあります。また強火でサッと調理されたカニ炒飯との相性も抜群です。
３．リーズナブルで明朗会計
屋台なので品数は多くありませんが、どれもリーズナブルな値段設定です。全てのメニューにはサイズ別に金額がしっかり明示されていて明朗会計。
だいたいのメニューが１００B（約３５０円）です。サイズによって２００B、３００Bと変わります。
逆にこの店で価格が高いものは、フカヒレの姿炒めとアワビくらいで一品の最高額は１５００Bです。
４．深夜遅くまで営業
営業時間は夜７時〜翌２時までと遅くまで開いているので、王宮やパフラット市場、中華街付近を散策した後や、軽く飲んだ後にサクッと食べるにも便利です。注意点は、お客さんの入り次第で１時ごろ閉める時もあるようです。
５．料理が早い
混んでいると、料理が出てくるまで１０分２０分と待たされるのがタイ式ですが、この店は違います。
シェフの手際と、仕込みがうまいので、混雑時でも最初の料理が出てくるまで５分程度です。まあ、これはタイミング次第だとは思いますが、今まで何度も来ていて、長く待たされたことは一度もありません。
１０名ほどの団体で訪れた時、テーブルごとに４人ずつ、３卓に分かれて座りましたが、各テーブルに遅滞なくスムーズに料理が出されて、驚いたほどです。
６．バカみたいに混んでいない
宣伝をガンガンやっている屋台はテキサス通りあたりに何軒かあります。そこは中国人観光客で溢れかえっていて、常に待ちが発生するほどの混雑です。
この「盛鱼翅」は観光向けではなく、昔馴染みの常連さんや、味にうるさい華僑の住人相手に商売をやっているお店なので、そのような混雑はしていません。
味勝負で、知る人ぞ知る店なのです。
おすすめ屋台「盛鱼翅」までの行き方・アクセス
最寄駅は地下鉄MRTホワランポーン駅
中華街ヤワラートへの行き方は、地下鉄MRTのホアランポーン駅からタクシーかトゥクトゥクが早くて便利です。バスもありますが、案内がほとんど出ていないので慣れない人には少しハードルが高いです。
歩いても１５分ほどで到着できるので、タクシー嫌いな私はいつも歩いていました！
お店のタイ語表記は เส็งหูฉลาม&เง็กรังนก です。日本語での読み方は「セン フーチャラーム」。漢字表記は「盛鱼翅」
中華街に入って右側に「ホテルロイヤルバンコク＠チャイナタウン」があるので目印になります。タクシーやトゥクトゥク利用の場合は、このホテルを目指すと運転手も分かりやすいです。
１階にはドラッグストアの「watson」があり、目の前で営業していますので、店を探す際にこれも目印となります。
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それでは注文しましょう！
メニューはシンプルにこれだけ！
メインの料理はフカヒレスープ。サイズ別に小３００B、中５００B、大１０００Bとなっています。
私はいつも小サイズを頼みますが、２〜３人で取り分け、一人お椀一杯ずつ飲むには十分な量です。
グツグツと煮えるスープの中に生もやしを放り込み、３分くらい待てばちょうど良い加減になります。パクチーとネギはお好みで入れましょう。
取り分けてから卓上にある黒酢を少々たらすと、さっぱりして美味しいです。私は少しだけ入れる派ですね。
ぜひ試してみてください。
この店のメニューの中で特におすすめするのが「炒麺香港」「蟹炒飯」「炒空芯菜」の３点！
シンプルな炒麺ですが、クセになります・・。カニ肉が結構入っていていいダシになっているんです。
黒く見えるのは干し椎茸ですね。
お好みで黒酢をかけて食べても、さっぱりして美味しくいただけます。
今回は１００Bサイズを注文です。
いつも頼んでいる蟹炒飯です！
炒め加減・塩加減ともに、いつ来てもちょうど良く、タイの店でありがちな「日によって味が変わる」ということが今までありません。
こちらも、カニ肉がたっぷり使われていて、じわっと風味が広がります。
今回は２００B分注文しましたが、普通の人だと２〜３人でシェアしてちょうど良い量です。
タイ米は炒めるとパラパラして非常に美味しいんです。炒飯の場合、日本米よりもタイ米の方が相性がいいのでは。
ニンニクの香りが香ばしい空芯菜炒め。
通常は「唐辛子」がたっぷり入っていて非常に辛いので、注文時に唐辛子を入れないように伝えた方が良いです。
タイ語で「マイトンサイ プリック カップ（女性はカー）」といえばOK！
辛さ控えめに注文するときは「ペッ ノーイ」で通じます。
先に頼んだ蟹炒飯と一緒に食べると、さらに美味しいですよ！
今回は１００B分注文しました。
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ビール、酒類はメニューにないけど飲めるぞ
この店で通常販売している飲み物は、水とコーラだけになります。
でも、安心してください。
ビールやお酒を飲みたい人は、頼めば従業員が買ってきてくれます！
その場合、購入代金を先に渡すか、伝票につけるのか確認しましょう。先渡しの場合はお店に利益が入らないので、買ってきてくれたスタッフにチップを差し上げます。
ビール２〜３本なら２０〜４０Bも渡せば良いと思います。
ただ元々この店は屋台なので、酒を飲んで長居するお店ではありません。酒類は１〜２杯にとどめて、食べ終わったら早めに出るのがマナーです。
ちなみに、氷を頼んだらその分は請求されます。数十円の話ですが・・。
月曜日はおやすみ
タイでは、毎週月曜日が「屋台休業日」と決められています。
このお店も屋台なので、毎週月曜日が定休日となりますのでご注意！それ以外の日は基本的に休みなく営業しています。
夜の１９時から翌１時半〜２時ごろまでが営業時間です！
屋台にしては清潔で衛生的な厨房
営業終了後に「毎日」調理台を磨いているので、厨房はピカピカです。まめにゴミも掃除しているようで、他の店のように散らかった印象はありません。
衛生に敏感な日本人でも、これなら安心して食べられますね！
まとめ
バンコクの中華街に数多くある屋台。その中でも一押しにおすすめのお店がここ「盛鱼翅（センフーチャラーム）」！
リーズナブルなのに、味付けはトップクラス。
実際に私が、今まで何人も日本人のお客さんや友人を連れて行っていますが、この店で外れたことは一度たりともありません。
自信を持っておすすめできる屋台です。
夜のチャイナタウンを訪れた時には、ぜひ一度試してみてくださいね！
店舗情報
盛鱼翅（センフーチャラーム）
住所 423 Yaowarat 3 Alley, Khwaeng Samphanthawong, Khet Samphanthawong, Bangkok 10100
電話 085 622 2989
日本から +6685 622 2989
営業時間
１９：００ — 翌０２：００（要確認）
月曜定休日（たまに店休日あり、要確認）
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