プーケットには、名物料理でもある「福建麺(ホッケンミー)」を提供している店が数多くあります。
元は、この地に移住した華人が広めた料理で、庶民的な食堂や屋台から始まり、今では富裕層が訪れるような高級なレストランのメニューにも載っているくらい、プーケットの食文化にしっかりと浸透しています。
その中でも、ひときわ有名な専門店「ミートンポー」。
1946年に開業以来、ずっとプーケット人に親しまれてきた老舗の名店です。
今回は、そのミートンポー本店に実際に行き、噂の福建麺を食べてきたのでレポートしたいと思います。
スポンサーリンク
■目次
「ミートンポー」は地元プーケット人に親しまれている名店
プーケットの名物でもある「福建麺」。
私たちは、今まで何度か食べたことがありましたが、それは一般のレストランでのはなし。美味しいことは美味しかったのですが、今ひとつ決め手に欠ける味。
そこで、せっかくなので「プーケットで一番美味しい店」を探してみることにしました!
事前にネットである程度の情報収集は済ませており、そこに浮上したのが今回ご紹介する「ミートンポー」。
もう自分の中では、この店にチャレンジすることは既に決めていたのですが、タイ人の嫁さんが独自に聞き込み調査をはじめました。
ミニバスの運ちゃん「それならミートンポーに行ってみなよ!ここら辺じゃ一番人気店だよ!」
ホテルの女性スタッフ「プーケットタウンではミートンポーが有名で、私もよく行きますよ」
ほう、地元のタイ人にも人気の店なら期待できるな・・。
どれどれ、そこまでオススメされるなら、調べる必要があるな。
・・・というわけで、期待を込めて「ミートンポー本店」があるスリン時計台までやってきました。
「ミートンポー」本店のメニュー
さて、プーケット・オールドタウンから、近くにある「スリン時計台」まで、徒歩で10分ほどかけて到着。
この時計台からお店までは目と鼻の先。
もしタクシーなどでアクセスするなら目印になるので、頭に入れておくと良いでしょう。
詳しい場所や地図などは、記事の最後にまとめておくので、そちらを参照ください。
この赤い「林」マークがお店の目印なので、こちらも覚えておくと良いと思います。
それでは中に入りましょう!
庶民的な食堂にしては、小ぎれいにしていますね。
老舗と聞いていたので、もっと雑多なイメージを勝手にしていたのですが、全体的に清潔で好感が持てます。
以前は、ごく普通の町食堂だったらしいのですが、どうやら数年前にリニューアルしたようです。
この日お店に着いたのは、日が傾きはじめた夕方5時ごろ。
間もなく閉店なので、店内は閑散としています。
それでは、メニューの一部を抜粋したので見ていきましょう!(メニューは許可を得て撮影しています。)
まず、左上にあるのが噂の「ミートンポー・カイ」。
このお店が「元祖福建麺」と呼ばれる人気ナンバーワンのメニューですね!
コシのある太麺を、豚肉・魚・イカと一緒に、魚介ダシのタレで一気に炒めた焼きそばです。
他にはタイ式焼きそばのパッタイ、トムヤム焼きそば、グリーンカレー麺など。
ピリ辛のチャーハン。
どれも数十バーツ〜と安い!観光向けの店ではないので、価格も庶民的ですね。
サテー(豚の串焼き)は10本60B〜。
メニューには全て写真と英語が併記されているので、とても見やすいのもポイント。これなら食べたいものを指差しでもオーダーできますね。
今回は、福建麺の「ミートンポー・カイ(卵入り)」と「ミートンポー・卵なし」、そしてサテーをオーダーしました!
スポンサーリンク
「ミートンポー」の卵あり・卵なしを食べ比べ
オーダーしてから10分ほどで、お待ちかねの福建麺が運ばれてきました。
魚介の香ばしい香りが鼻をくすぐります。
それではいただきまーす!
「・・・」
「・・・・」
「うっ、とろとろの卵が、秘伝のタレの香ばしさを引き立てる!」
今まで食べてきたプーケット他店の福建麺とは、全くもって別次元の食べ物!
なるほど、「元祖」を名乗るだけのことはあります。
これでたったの80B(約290円)ですから、コスパ良すぎます。
量的には、日本のラーメン屋より3割くらい少ないと思います。なので普段から大盛りを食べる人は2杯くらいでちょうどいいかも。
ということで、2杯目!
今度は卵なしです。
生卵が心配な人は、指差しとジェスチャーで「ノー・エッグ」とか言えば大丈夫です。タイ語でいうなら「マイトン・サイ・カイ」です。
とは言っても、今まで多くの日本人観光客も食べてきて、特に「当たった」口コミなどは聞かないので大丈夫だと思いますが・・。もちろん私も大丈夫でした!
卵なしだと、魚介の香ばしいタレの味がダイレクトに伝わってきて、「麺を食らう」感が倍増します。卵ありの方がコクも出て、マイルドで優しい味になります。
やっぱり卵ありの方が美味しい!
ちなみに、全く辛くないので、日本人にも食べやすい・・むしろ日本人が好む味のような気がします。やはり中華ルーツの食べ物と日本人は相性が良いのかな・・?
ミートンポーは福建麺以外の料理も美味しい!
こちらは嫁さんが食べた、魚のタイカレー。
他の店と比較すると、全体的にパリッと引き締まった味付けです。それでいて、思ったよりもまろやかなので、もし本場のタイ料理が初めての方でも食べやすいかと。
ただし、結構な辛口なので要注意!
こちらは「ポークサテー」。タイ語では「ムーテ(ムーサテ)」と呼びます。
豚肉の串焼きに、甘いカレー味のタレをつけて食べる、東南アジア各地で見かける名物料理です。
サテーってなんだ?という方は、こちらの記事 >>>バンコク中華街で食べ歩き!屋台で豚の串焼き「ムーテ(サテー)」を食べよう<<< もお読みください。
炭火焼きでじっくりと焼き上げた豚串と、カレー味のタレの風味が、南国由来のエキゾチックな気分にさせてくれ、旅の気分を盛り上げること間違いなし!
サテーは別会計になるようで、焼き係のおじさんが集金に来ます。
オーダーは10本から。
こちらは嫁さんが頼んだ「ホーモック」。
笹の葉で蒸した魚介のタイカレーです。
開けると中身はこのようになっています。
これはうまい!
なんというか、旨味が凝縮された「一番美味しい部分」がぎっしり詰まっている感じです。
こちらも、タイ南部名物料理なので、辛いものが好きな方はご賞味あれ。
1個15B(約55円)〜。
スポンサーリンク
ミートンポーの場所・行き方・アクセス
まずはGoogleマップをご覧ください。
プーケット・オールドタウンのハイライト、カラフルな街並みがある区画からの距離は約500m、ゆっくり歩いて10分程度になります。
また、パトンやカタビーチからのソンテウ(乗合バス)が到着する「スリヤデッ・サークル」からの距離は約800mなので、徒歩でも十分アクセス可能です。
パトンからソンテウでアクセスする方法はこちらの記事 >>>パトンビーチからプーケットタウンまではソンテウで格安移動!気軽にローカル体験できるよ<<< をご覧ください。
また、オールドタウンの詳しい情報はこちらの記事 >>>プーケットタウンは街歩きが楽しい!おすすめポイントは?オールドタウンってどんな街?<<< にまとめました。
合わせてご参照ください。
店舗情報
ミートンポー Mee Ton Poe หมี่ต้นโพธิ์
場所 プーケットタウン・スリンサークル近く
電話番号 076 216 293
日本から +66 76 216 293
営業時間 9:00〜18:30(要確認、売り切れたら閉店)
まとめ
プーケット名物の福建麺専門店「ミートンポー」。
「絶品」は口コミ通りで、名店の称号に恥じない味でした。
リニューアルされたこともあり、店は全体的に清潔な印象なので、「庶民的な食堂や料理に興味はあるけど、衛生面が心配・・」という方にも一度足を運んでみて欲しいです。
プーケットタウン散策時のランチにいかがでしょう?
旅のプランニングの参考になれば幸いです。
プーケットタウンから空港まで公共バスで行く方法
プーケットタウンにあるワンランク上のマッサージスパならここ!
コメントを残す