メーサロンには、中国雲南省から流れてきた華人が多く暮らしています。
町のいたるところには中国語の看板が出ていて、古き良き中国の田舎町のような風景を見ることができます。
・・・ん?
華人が多いということは、中華料理を出す店も多いのでは・・?
その通りです!
メーサロンには、雲南風味の中華を提供する店が数多くありまして、逆にタイ料理店はほとんど営業していません。
今回は、その中でも気軽に入れる食堂タイプの店。雲南麺と餃子専門の名店「雲南麺餃館」をご紹介します。
2020.2.5アップデート
再訪したので、記事の追記と写真を一部貼り換えました。
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■目次
メーサロンの名店食堂「雲南麺餃館」
お店は、町の中心地である「セブンイレブン」から徒歩3分ほどの場所にあります。
詳しい場所は、記事の最後にまとめましたので、そちらをご覧ください。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1406-review-yunnanmen-thai.jpg)
セブンの前から坂をてくてくと降りて行くと、右側に漢字で書かれた看板が目に入ります。
「雲南麺餃館」!!
このお店は、華人の家族が経営する食堂です。しかし小さな店にも関わらず、メーサロンにある他の中華料理店と比べても、ひときわ存在感を放ちます。
それは何でしょう・・。
「老舗」
この言葉がパッと思い当たりました。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1410-review-yunnanmen-thai.jpg)
小さいながらも、実に堂々とした佇まいが、この店の歴史を物語っています。
決して小綺麗な店ではありませんが、非常に風格がありますね。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1409-review-yunnanmen-thai.jpg)
古くて、長いこと使い込まれた調度品が並ぶお店ですが、清掃はきちんとされているようです。(朝の時点では綺麗・・・夕方近くになるとだんだん散らかって来ます(笑))
店主が店を大事にしていることの証ですね。
店内には4人前後で座れるテーブルが8卓程度。
それでは入店しましょう!
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メーサロンの「雲南麺餃館」でオーダーしよう
店に入ったら、空いている席に勝手に座って大丈夫です。
ここには「メニュー」などというものは存在しません。
最近になって、写真メニューが柱に貼り付けられましたので、指差し注文ができるようになりました。
![雲南麺餃館](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_4213-yunnanmen-maesalong.jpg)
![雲南麺餃館](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_4214-yunnanmen-maesalong.jpg)
選べるものはこちらのみ。
「米麺」40Bーー「センレック」
「たまご麺」40Bーー「バミー」
「焼餃子10個」40Bーー「ギョーサー」
「焼餃子20個」80Bーー「ギョーサー」
麺は大盛りにすることができます。プラス10Bです。「バミー」か「センレック」の後に「ピセー」とつければ通じます。
基本はワンタン入りになります。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1407-review-yunnanmen-thai.jpg)
調理台のガラスケースに麺が入っているので、オーダー前に見ることができます。
麺を茹でるのはおばちゃんの仕事。注文が済むと、大きな寸胴に麺をパラパラと入れて茹で始めます。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1408-review-yunnanmen-thai.jpg)
私がオーダーしたのは、バミー。嫁さんはセンレック。そして餃子。
・・・全種類じゃん!(笑)
おばちゃんが、途中で「辛くするか?」と聞いてくるので、そこはお好みで。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1439-review-yunnanmen-maesalong.jpg)
この真っ赤な辣醬を入れてくれます。結構辛いのですが、スープに溶くとまたいい味をプラスしてくれるんです。
横にいた白人さんには「スパイシー?」と聞いていました。
私は、辛くする前の「ノーマル」の味をチェックしたかったので、今回は「ノースパイシー」でオーダーしました。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1411-review-yunnanmen-thai.jpg)
餃子は注文が入ってから焼き始めるので、10分くらいかかります。
左の調理台でおじさんが焼き始めます。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1436-review-yunnanmen-maesalong.jpg)
他の中華店だと水餃子の方がメインなんですが、この店では「焼餃子」しかありません。
水餃子と焼餃子では、使う皮が違うからでしょうね。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1437-review-yunnanmen-maesalong.jpg)
お店で手作りです。暇な時間にコツコツと包んでいきます。
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「雲南麺餃館」の麺を食らう
待つこと5分。
麺が運ばれてきました!
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1412-review-yunnanmen-thai.jpg)
まずは嫁さんの「センレック」
米でできた中細麺ですね。
上にはねぎ、そして細切りの豚肉とワンタンが乗っています。
ねぎは言えば大盛りにしてくれます。ちなみに、トッピング料を取られる時と、取られない時があり、店によっても違います。取られたとしても5〜10Bの話です。
他に「揚げニンニク」を追加でもらうこともできます。
「ガティアム・チアオ」と言いながら、指差せば別皿に入れて持ってきてもらえるので、欲しい人はチャレンジしてみてくださいね。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1413-review-yunnanmen-thai.jpg)
それではいただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・さっぱりしたスープに、米麺がよく合う!」
麺は意外とコシがあるので、米麺でも食べた気になりますよ。
とても優しい味なので、日本人なら誰でも好きな味だと思います。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1435-review-yunnanmen-maesalong.jpg)
こちらはバミー。
スープはセンレックと一緒です。
さっぱりした優しい味のクリアなスープ。
麺は日本のように「硬茹で」ではありませんが、コシはあります。
スープと一緒にズルズルと行きたいところですが、タイでその食べかたはマナー違反。
音を立てないように、レンゲを使いながらゆっくりとすすります。
「うまい!」
麺のボリュームも結構ありますので、それなりにお腹いっぱいになります。
2020.2.5 再訪しました!
![雲南麺餃館](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_4215-yunnanmen-maesalong.jpg)
味は変わらず美味しい!日本でいう「昭和の中華そば」といった感じでしょうか。昭和生まれの方なら懐かしく感じ、平成以降生まれの方には新鮮に感じるでしょう。
「雲南麺餃館」の絶品餃子
麺を半分くらい食べ終わったころ、餃子が到着です!
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1414-review-yunnanmen-thai.jpg)
綺麗に焼きあがっていますね!
10個で40B(140円くらい)!?
これはコスパ良すぎる・・。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1415-review-yunnanmen-thai.jpg)
それではいただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・肉と野菜のバランスが良い!ジューシー!」
良い味出してますね〜。タイで食べた餃子の中では、かなり上位ランクに入るかも。
味的にも、見た目的にも、日本で食べる餃子に近いですね。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1438-review-yunnanmen-maesalong.jpg)
タレは付属の醤油に辣醬を加えて。
辣醬をつけて食べたい人は、言えば小皿に盛ってくれます。伝わらない場合はこの写真を見せればOK!
2020.2.5 再訪しました!
![雲南麺餃館](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_4217-yunnanmen-maesalong.jpg)
今回は友人も一緒だったので、20個入りをオーダー。
やはり美味しい。3人で奪い合うようにして平らげました。
奥には中国調味料の売店も
こんなものを発見!
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1416-review-yunnanmen-thai.jpg)
麻辣の素ですね。
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1417-review-yunnanmen-thai.jpg)
これは重慶風味の串焼の素。
私は「麻辣」が大好きなので、即買い!
バンコクに帰ったら試してみます。
麻辣についての記事はこちら!
チップは必要?
この店でチップは特に必要ありません。
「雲南麺餃館」への行き方・アクセス・場所
町の中心セブンイレブンから徒歩1〜2分です。
セブンイレブンを背にして、メイン通りを右方向に坂を下ると、すぐ看板が見えてきます。
チェンライからメーサロンまでの行き方は、 北タイ「メーサロン」はレンタカーでアクセスするのがおすすめ・行き方 を参照ください。
店には駐車スペースが1台分だけあります。満車の場合は、セブンの裏あたりに駐車して徒歩でアクセスします。
2020.2.5追記 セブンの向かい側に3台分の駐車スペースができました。近所に用がある方は誰でも駐車できるそうです。
(それ以外の場所で、門の前や出入り口、邪魔になる場所は駐車禁止です。レッカーはされませんが、近所の人に怒られます。当たり前か・・)
バイクならお店の敷地内に適当に駐車して大丈夫です。
まとめ
雲南麺が気軽に食べられる食堂「雲南麺餃館」
さっぱりしたスープなので、軽い昼食にぴったりです!
朝から営業中なので朝食にも。
北タイ山あいの町にある老舗の名店。メーサロンを訪れた際には、ぜひ一度試してみてくださいね!
メーサロンってどこ?という人はこちらをご覧ください。
メーサロンまでレンタカーでの道のりはこちら!
食後のお茶ならこの店!
店舗情報
「雲南麺餃館」
![メーサロンの名店「雲南麺餃館」で雲南麺と餃子](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/09/pic_1420-review-yunnanmen-thai.jpg)
住所 ตำบล แม่สลองนอก อำเภอ แม่ฟ้าหลวง เชียงราย 57110
電話 053-765-185
日本から +66 53 765 185
営業時間
07:00〜17:30(だいたい17時には店をたたみます。)
年中無休(タイの祝日や年末年始・中国旧正月などは要確認)
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