こんにちは!最近バンコクのチャイナタウン巡りにはまっています。Asia-Jin(あじあ人)です。
古くからチャイナタウンとして栄える、この「ヤワラート通り」には、名店と呼ぶにふさわしいお店が数多くあります。
それぞれのお店には秘伝のレシピがあり、同じ料理1つをとってみても、店主のこだわりが感じられるのです。
今回はそんな人気店の1つ「ヘンディー(興利)」というお店をご紹介したいと思います。
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■目次
チャイナタウン・ヤワラートは雨が似合う?
この日バンコク・チャイナタウンのヤワラート通りに着いたのは、夜の7時を回ったところ。
自宅の近くで火災があり、道が封鎖されていて周辺はいつも以上に大渋滞。仕方なく車は使わずバイクで移動。
しかし、この時期のバンコクは「雨季」の真っ最中!
案の定、ラマ4通り・シーロム付近を走行中に雨に降られてしまいまして・・。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1223-review-hendifukahire-thailand.jpg)
チャイナタウンには雨が似合うなんて、呑気なことを言っている場合ではありません。
タクシーが跳ねた泥水がシャツに飛んでしまい、走行中に嫁さんと大声で喧嘩しながらようやく到着したのですから・・。
実は、この前日のことです。ホイクワンにあるハッピースキで麻辣火鍋を食べていた時、白いシャツに麻辣の赤いタレを飛ばしてしまいまして。
嫁さんに「だらしない」と言われて、怒られたばかりなんですよ。(帰宅後ハイターで綺麗に落ちました!)
今日シャツを汚してしまったのは、雨の日にバイクで移動したので仕方ないことだと思うのですが・・。
さて今回訪れる「ヘンディー(興利)」の料理は、果たしてうちの嫁さんの機嫌を治すことができるのでしょうか!?
ヤワラートの名店「ヘンディー(興利)」に入店しよう!
バイクなので、お店の前にサッと停めさせてもらえました。
詳しい場所などは、後ほど地図付きでご紹介します!
先日 バンコク中華街おすすめ夜屋台「盛鱼翅」で絶品フカヒレスープ で紹介した人気屋台は、目と鼻の先にありまして。
また バンコク中華街・ヤワラートの人気屋台「XIE Shark Fin」でフカヒレとカニ炒飯を食べよう で紹介した屋台も通りを渡った向かいにあります。
つまり、この付近が人気店が集まる「激戦区」となっているわけであります。
さあ、人気店「ヘンディー(興利)」の料理は一体どんな味なのでしょうか?
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1224-review-hendifukahire-thailand.jpg)
看板は漢字で書かれているので、タイ語が読めなくても大丈夫です!
この「ヘンディー(興利)」は、屋台ではなくて食堂タイプのお店。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1225-review-hendifukahire-thailand.jpg)
店内はすでに満席です!
運よくちょうど会計中の席があり、5分ほど待ったら席に案内されました。
古き良き中華食堂の雰囲気が出ていますね。
ではメニューをみていきましょう。
ヤワラート「ヘンディー(興利)」のメニューはシンプル
この付近にある屋台や食堂は、金額もメニューの種類もだいたいは一緒になります。
フカヒレスープが300B〜(約1000円〜)、その他のメニューは100B〜と明朗会計。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1226-review-hendifukahire-thailand.jpg)
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1227-review-hendifukahire-thailand.jpg)
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1228-review-hendifukahire-thailand.jpg)
それぞれ食材やサイズによって金額が変わります。
アワビなどの高級食材を頼めば当然高くなりますが、いくらなのかきちんと明示されているので、ボッタクリの心配は不要です。安心ですね!
またメニューには写真が載っているので、言葉が分からず「指差し注文」でもなんの問題もありません。
今回は「いつもの」フカヒレスープ小(300B)、カニチャーハン小(100B)、香港炒麺(100B)の計3品をオーダーです!
前の記事でも述べましたが、このヤワラート通りは「カニチャーハン」の激戦区でもあるのです。
どのお店でも提供していて、味付けや炒め方が各店によって微妙に異なりまして。
それを食べ歩きするのが最近のマイブームなのです(笑)
オーダーから約3分。
まずはフカヒレスープが運ばれてきました!
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「ヘンディー(興利)」の絶品フカヒレスープ
ヤワラートにあるお店で「料理が来るまで長いこと待たされたと」いう記憶は今までありません。
店が混んでいても、オーダーしたらすぐに作ってくれるのが良い点でもあります。
なので、嫁さんの機嫌は徐々に治ってきている模様・・(笑)
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1230-review-hendifukahire-thailand.jpg)
どーん!
おなじみの持ち手付き鍋でグツグツと煮立っているスープ。
そして例によって・・
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1231-review-hendifukahire-thailand.jpg)
生もやしを煮立っているスープに入れて・・・
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1232-review-hendifukahire-thailand.jpg)
いただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・」
「・・フカヒレがたっぷり!そしてスープにコクがあって旨い!」
コマ切れではありますが、高級食材であるフカヒレが惜しみなく投入されていますね。
そしてカニ肉としいたけの旨味。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1233-review-hendifukahire-thailand.jpg)
このお店には「マスタード」が備え付けられています。
これを少々、そして黒酢も少々足すと、味に深みが増して「まろやか」に仕上がるのです。
お好みでどうぞ。
それにしても、フカヒレの量がすごい・・。先日訪れた、向かいにあるお店「XIE Shark Fin」よりも、この「ヘンディー(興利)」の方がいっぱい入っています。
よけて食べるのは不可能なくらいいっぱい入っています!
コリコリした食感が楽しいですね!
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「ヘンディー(興利)」の香港炒麺がおすすめ!
フカヒレスープに舌鼓を打っていると、香港炒麺が到着しました。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1234-review-hendifukahire-thailand.jpg)
小サイズですが、意外とボリュームがあります。
それではいただきましょう!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・カニ肉の旨味が出てて旨い!」
そうです。
カニ肉がいっぱい入っていて、しっかりダシが出ているんですよ。
さすが人気店というだけのことはあります。
サイアムなどの繁華街にある、芸能人の広告で人気になった店とは違い「一般のお客さんが自ら選んだ人気店」というのが納得できる味ですね。
(タイにはこの手の「芸能人がらみ」の飲食店がたくさんあります。そしてほとぼりが冷めると客足がピタッと止まり、腕のいいシェフが転職してしまい、廃業に至るのです)
そしてうちの嫁さんは、さっきまで怒っていたことはすっかり忘れ、終始ニコニコ笑顔で食べています。
次回から嫁さんを怒らせてしまった時は、すぐにこの店に連れてこようかな(笑)
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1235-review-hendifukahire-thailand.jpg)
カニチャーハンが到着しました!
このお店のチャーハンは、ヤワラートにしては珍しく「プリックナンプラー」が付きます。
お皿の右上に乗っている小皿に入っている液体でして、ナンプラー(魚醤)のなかに唐辛子を切って入れたものです。
タイ料理店でチャーハンを頼むと必ず付いてくるアレです。
手にこぼすと、ものすごく「臭い」です(笑)
「・・・・・・・」
「・・・・・」
「・・・パラパラしたコメに、味がしっかり付いていて旨い!」
これなら「プリックナンプラー」をかけずにそのまま食べても美味しいですよ。
また、先に注文した「フカヒレスープ」との相性も良いので、チャーハンも頼んだ人は、スープを少し残しておくと良いでしょう。
このチャーハンもカニ肉がたっぷりです。旨味がジワっと口の中に広がり、クセになる味ですね。
お代わりしたい・・・。
「ヘンディー(興利)」の厨房を拝見
屋外に厨房があり、店の前でシェフが忙しく動き回っているのがヤワラートの特徴です。
フカヒレスープを作っている風景を撮らせてもらいました。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1222-review-hendifukahire-thailand.jpg)
注文があってから1つ1つ鍋ごとコンロにかけるんですね。
![バンコクチャイナタウンの人気食堂「ヘンディー」](https://tripmaster-asia.com/wp-content/uploads/2018/07/pic_1229-review-hendifukahire-thailand.jpg)
下ごしらえを終えたフカヒレを、調理台のカゴに収めるシェフ。
厨房はきちんと整頓されていて、毎日清掃しているので比較的綺麗ですね。
ヤワラートにあるお店は、厨房内や調理風景がお客さんから丸見えになるところが多いので、安心感があります。
全部オープンなので、他人が残したものや、下に落とした食材なんて使いません!
まとめ
ヤワラートにある人気食堂「ヘンディー(興利)」。
屋台ではなくちゃんと店を構えているので、「屋台はちょっと・・」という人にもおすすめできます!
メニューは写真付きで金額も明示されていて、安心できます。
地元民も選ぶ人気店というだけあって、味は◎
このあたりに人気店が固まっているので、味比べしてみても良いかもしれませんね!
ヤワラートのナンバーワン人気屋台はこちら↓↓
ホテル直営のテイクアウト専門ダック屋台はこちら↓↓
もう1つの人気屋台はこちら↓↓
ヤワラートはタイ国鉄始発ホアランポーン駅のすぐ近く↓↓
「ヘンディー(興利)」への行き方・アクセス・場所
最寄駅は地下鉄MRTのホアランポーン駅。
出口案内には「China Town」と書かれているので、その通りに進みます。
地上に出てから徒歩でアクセスすると、ゆっくり歩いたら約15分ほどかかります。このお店だけを目指していくなら、タクシーかバイクタクシーなどでアクセスするのも良いでしょう。
チャイナタウンの観光も兼ねているのなら、駅からぷらぷらと歩いて行っても良いと思います。
チャイナタウンの入り口「中華街門」までは、駅から徒歩5〜6分といったところ。ここから先は、街の雰囲気がガラッと変わりまして、ぷらぷら歩きも楽しいです。
その場合、とても暑くて汗だくになりますので水分補給は忘れずに!
また、道が濡れていたり、ゴツゴツしている箇所もあるので、歩きやすい靴(汚れてもいいスニーカーが良い)を履いてくる方が良いです。
店舗情報
เฮงดี หูฉลาม「ヘンディー(興利)」(タイ語の読みはヘンディー フーチャラーム)
住所 431 Yaowarat Rd, Khwaeng Samphanthawong, Khet Samphanthawong, Bangkok 10100
電話番号 089 081 5900
日本から +66 89 081 5900
営業時間
16:30〜27:00(翌03:00)終了時間は変更の可能性あり
年中無休(月曜日は要確認)
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