プーケットの繁華街「パトンビーチ」から北側に1キロほど入ったところにある「カリムビーチ」。
多くの観光客が訪れるパトンから至近距離にありながら、静かで落ち着いたエリアとして近年注目されているエリアです。
いつも賑やかでアジアの喧騒を感じられるパトンとは一味違うカリムとは、一体どんなエリアなのでしょうか?
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オーシャンビューの高級レストランが軒を連ねる「カリムビーチ」
まずはじめに「カリムビーチってどんな所?」という疑問にお答えしたいと思います。
1.ご褒美旅行にぴったりの高級飲食店が多数!
カリムビーチは、パトンから小さな丘を1つ越えたところにあります。その途中には、見晴らしの良い西向きのレストランやバーが多数立ち並んでいて、どの店からもアンダマン海に沈みゆく夕日を眺めることができます。
日本人にも有名な「バーン・リム・パ」や、ステーキハウスの「エルガウチョ」、欧米人に人気のダイニングバー「Sea salt Lounge」などもこの区画に固まっています。
2.節約派にぴったりの屋台飲食街もオーシャンビュー!
高級レストランが立ち並ぶハイソなエリアかと思いきや、夕方になると地元のプーケット庶民に人気の屋台街も続々オープンします。
防波堤の上に並べられたゴザにあぐらをかいて、潮風に吹かれながら一杯やれば、あなたも地元民の仲間入り!気軽にローカル体験ができます。
魚介類の塩焼きや、チキンの串焼きなどが、掛値なしの地元価格で食べられるため、節約派の方や長期旅の方にもぴったりかと。
屋台はちょっと抵抗があるけど、リーズナブルにシーフードやタイ料理を楽しみたい!という方は、こちらのお店がオススメです。
3.海水浴にはあまり適さないけど・・
カリムビーチは岩場が多く、波が結構強めの日が多いので、海水浴にはあまり適しているとは言えません。またシャワー設備やトイレも見当たらないので、ここで体を濡らすとあとが大変かも知れません・・。
ただ夕方になると、晴れの日なら夕日で赤紫色に染まる空とビーチをバックに撮影できるスポットになるため、キレイに写真を撮りたい方には、比較的涼しくなる夕方から散策するのがおすすめ。(私が行くといつも曇りか雨です・・)
4.静かな高級リゾートエリア
さらに北へ数キロ進むと、高級リゾートホテルが立ち並ぶ区画があります。
こちらは、今回宿泊した「タボン・ビーチビレッジリゾート」。このエリアのリゾートに泊まると、専用のプライベートビーチで遊ぶこともできます。
繁華街パトンまで比較的近く、送迎バスもあるのでおすすめ。
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カリムビーチのピックアップポイント
それでは、実際にカリムビーチにあるスポットを、写真を添えてご紹介したいと思います。
出発はパトンビーチの北端から
地図を見てもらうと分かる通り、カリムとパトンは隣接しているため、パトンの北端から徒歩数分もあればたどり着けます。
こちらがパトン北端にある「PATONG BEACH」の看板。交差点はロータリーになっているので分かりやすいです。
宿泊しているホテルからここまでの距離によって移動手段を考えれば良いでしょう。カリムを散策する目的でトゥクトゥクに乗って移動するのであれば、この看板前で降りてしまうのがベスト。
なぜなら、カリムの景色の良い区画はこの先すぐに見つかるからです。
それでは一緒に見ていきましょう!
パトン北端にある看板のすぐ先は岩場になっています。
この辺りまで来ると人が少ないので、海水の濁りが少なくなってきます。また岩場が目立つようになり、欧米人が日光浴をする姿がチラホラ。
貸しパラソルがない区画なので、自分でゴザなどを用意すればこの付近は基本的に無料で利用できます!
すぐ横には、オーシャンビューのバーレストランがあり、カジュアルな雰囲気なので気軽に利用できます。お値段はパトンの中心に比べると比較的リーズナブルです。
また、その隣には日本人にも有名な高級レストラン「バーンリムパ」があり、週末の夕方は特に混雑する人気店です。
私は数年前に友人と利用したことがありますが、料理がとても美味しくて、雰囲気も良いため、特別な日やご褒美旅行などに最適!ただし1品300〜500B前後とちょっとお高め・・。(決して安くはありませんが、日本の給与水準で働いている旅行者であれば、問題なく支払える金額かと思うので、ぜひ1度は行ってみてください!)
他にも評判の良い飲食店が揃っているので、散策しながら自分好みのお店を見つけるのが良いでしょう。
そのまま少し歩くと、飲食店が途切れて再びビーチが広がります。ここから先がカリムビーチです。
岩場が多いのですが、特に魚が見られるという訳ではありません・・。海水浴やシュノーケリングにはあまり適さないので、カリムでは散策にとどめておくのが良いかと思います。
節約派の強い味方!カリム屋台街は夕方から
雰囲気の良いちょっとハイソな飲食店が並ぶ区画が終わり、真横に海が広がるエリアに出ました。
ここから先は、リーズナブルな飲食店や食堂、そして庶民に人気の屋台街が続く区画になります。
屋台街はだいたい夕方5時ごろからの営業がほとんどなので、昼間に行っても閑散としているのでご注意!
フルーツ屋台もあります。
これは南国の定番マンゴスチンですね。価格はキロあたりの金額で計算します。相場が分からないとぼられる(交渉で負ける)可能性もあるので、先に価格表示されているスーパーなどに行き、おおよその価格を把握してからチャレンジするのが良いかと。
早くから賑わいを見せる屋台街。
串焼きやシーフード焼きなどが多い印象。
特にテーブルも椅子もない屋台街ですが、防波堤にゴザが敷いてあり、地元プーケット庶民の憩いの場となっています。
潮風に吹かれながら、タイ人に混じって屋台料理をつまんでみるのも思い出の1つ。
庶民向け屋台なので非常に安いため、節約派の方におすすめのスポットです!だいたい1品20〜40B程度のものが多いです。
先ほども紹介しましたが、屋台にちょっと抵抗がある方は、こちらのレストランがおすすめです!
この店はパトン中心地と違い観光向けではないので、比較的リーズナブルな価格でシーフードやタイ料理を楽しめます。店内もカフェのようにおしゃれで、厨房も衛生的なので、女性や家族連れでも安心です。
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まとめ
ハイソな高級レストラン街と、庶民的な屋台街、2つの顔をもつカリムビーチ。
夕暮れ時は綺麗なサンセットを見ることができるので、だいたい夕方5時ごろから散策するのがおすすめです。人気レストランは席が埋まってしまう可能性があるので、事前予約をお忘れなく!
パトン北端からであれば徒歩でもアクセス可能なので、パトンに滞在中、繁華街の喧騒に疲れた時など、ふらっと立ち寄ってみるのも良いでしょう。
プーケット旅行の参考になれば幸いです。
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