バンコクのタイ人富裕層の傾向と、その性格などをまとめてみた

車のトランクの中で遊ぶタイ人

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

一般的にタイ人の性格は「おおらか」で「優しい」「楽しいことが好き」などと言われることが多いですね。旅行でタイを訪れた時に接するタイ人はだいたいこれが当てはまると思います。

例えばマッサージのおばちゃんや、お土産物屋さんのお姉さん、トゥクトゥクの兄ちゃん、バーのお姉さん、みんな気さくでフレンドリーな人が多いと思いませんか?

だいたい旅行の時に出会うタイの人たちは、ビール片手に踊り出すようなノリの良い、ラテン気質な人達が多いですね。

一方日本では、毎日多くのタイ人旅行者を受け入れています。東京の上野や浅草、新宿、大阪の道頓堀は、韓国人や中国人に並んで、タイ人旅行者にとっても人気のスポットです。

現時点では、日本を訪れるタイ人は富裕層か、最近お金に余裕ができてきた中間層の人がほとんどです。日本人がタイに旅行に行った際に現地で出会うようなタイ人は、所得の関係もあり日本にはなかなか来れません。

では、日本人がタイを旅行した時にはなかなか出会うことのない、タイ社会の上層部にいる富裕層の人たちは一体どんな人で、どんな性格なのでしょうか。

タイ旅行の時に街中で出会うような庶民タイ人とはどう違うのでしょうか?

今回は、私が今まで仕事やプライベートでお付き合いした経験をもとに「富裕層タイ人」の傾向と性格についてお話ししたいと思います。

(この記事を書いた時点でタイ在住7年目の私が、今までの経験と実体験に基づいて書いた記事ですが、私の主観も含まれているのでご了承ください。)

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タイ人の富裕層

今から挙げるお話はあくまで「傾向」の話しであって、みんながみんなに当てはまるわけではありません。当然個人によって性格は違いますので、きちんとその相手と向き合って、内面を知ることが大切だと思います。

バンコク出身富裕層の傾向と性格

先代からバンコクに住んでいる人たちの多くに、華人(中華系)の血が流れています。いわゆる昔からの富裕層ですね。または現代タイにおいて成功し財をなし、裕福に暮らす人が多いです。

昔からの富裕層は主に人脈と資産を生かして、様々な利権関係で立ち回っています。

王室関係が最上層で、次に政府関係、軍関係、警察関係、税関や労働局など役所関係など。そして大手通信系、建設系、流通系、交通系、食材系や飲料系、医療系、不動産系など、大小合わせたら数えたらきりがないほど利権が渦巻いています(笑)

タイは東南アジアのハブとしても機能していますから、おいしい案件がたくさんあるようです。

また横の人脈を生かして、利権ではなくて実業で成功した人たちも数多くいます。

ただし日本のように、何もないところから実力だけでのし上がったような人はごく少数派で、そこには親族の力や土地や資本などか絡んでいることがほとんどです。タイは階級社会なので、横に高階級のつながりがない人が成功することはかなり困難なのが現状です。

この階級の人たちは人間関係の構築には保守的で、まずは一線引いていることが多いです。よって誰でもウェルカムな状態ではありません。仲間だと認識してもらうまでは、むしろかなり冷たく対応されます。(こちらが日本人なら一応人として普通には対応してもらえますが)

相手の階級を探るためによく観察しています。タイ社会ではある程度の人になると、自分と付き合うのにふさわしい相手かどうかきちんと見極めないといけません。付き合う相手を間違えると自分どころか、一族まとめて足元をすくわれることになりかねないためです。

タイ社会では自分を守るために必要な措置です。

この辺りは日本も似たような部分もありますが、タイの場合はこれが結構シビアなので露骨に感じます。

またこういう社会なので、タイにおいて見栄を張るというのは理にかなっていますね。

年配者や40代くらい以上の人は、基本的に穏やかな人柄で争いを好まない人が多いです。ただ一度火がつくと徹底的に相手を叩きます。それが通らないとなると「裏」の手段で攻撃します。

タイは横のつながりを重視しているので、このような人たちには必ず相応のバックがついています。警察や軍などの関係者で仲が良い人が必ず数人はいますし、何か新しいビジネスをするときは現職の警察官や軍人、官僚などを法人の役員に招いたりします。

またタイの法律はこの人たちを守るために存在しているようなものなので、当然裁判官や優秀な弁護士も仲間に抱え込んでいます。

この記事では詳細を書きませんが、レッドブルの孫事件などがいい例ですね。

大きな声や音、がさつな動作が嫌いな人が多いです。

例えば、大声で話す声や、クラクションの音などは極端に嫌がりますね。また食事マナーに厳しい人が多く、スープの器を持って飲むとか、麺類をすすって音を出すとかは、怒り出す人もいるくらいです。(こちらが接待を受ける側なら怒られませんが、その後のお付き合いに影響します)

また、注意散漫なことも嫌いです。よく見ずに立ち上がりぶつかる、食器にスプーンなどを落とす、食べこぼす、グラスを倒すなどは特に嫌がります。

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富裕層2世の傾向と性格

いわゆる2世と言われる若者で30代までの人は、一見穏やかでフレンドリーに見えますが、実は好戦的だったりします。かなりプライドが高いので、相手をすぐにライバル視する傾向もあります。ただ本人に実力がついていないパターンが多いので、何か揉め事があるとだいたい親同士の話し合いになります。

何についてライバル視するかといえば、乗っているクルマがベンツだBMWだとか、俺の女の方が可愛いとか、預金だとか資産だとか、自分の彼氏のステータスとか、親の肩書きだとか。。。

仕事の業績や、能力ではないんですね(笑)

日本人が聞くと、いやらしいような内容ばっかりです(笑)

こういう人がたまにインターンのような感じで、親の関連会社や知り合いの会社で1年くらい働いたりするんですが、ちゃんと仕事をする人は数少ないですね。今まで仕事でそういう人と何人か会って話をしましたが、やっぱりまともな仕事にはならないんですよね(笑)

(ただし、こういう人ばかりではありません!きちんとした立派な人ももちろんいます。)

タイバンコクの渋滞

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富裕層の若者がバンコクで遊ぶとしたら、相変わらずクラブ遊び一本です。週末になると、バンコクのトンローやエカマイあたりの高級なクラブ(踊る方)やクラブ(一緒に座るお姉さんがいる方)、コヨーテなどに高級車で乗り付け、そのあとは自分が所有するコンドミニアムの最上階の部屋でパーティーなんてことをやっています。

だいぶ昔バブルの頃の日本みたいですね(笑)

和気あいあいと飲んでいるうちはいいのですが、誰かが相手のプライドを傷つけるような発言をしたら、一瞬で修羅場と化します。ここはタイ人、富裕層も庶民も一緒です。一度火がついたら止められません。ただし喧嘩の仕方が庶民とは少し異なります。

庶民は殴り合いやグループ同士の乱闘が主ですが、富裕層はあまり殴ったりしません。その場で罵って言いたいことを言う感じです。喧嘩相手は至って冷静なことが多いです。罵って気が済んだら、捨てゼリフを吐いて一人で帰っちゃいます。(笑)

ここが、後先を考えないで行きつくとこまで行く庶民の喧嘩とは違います。

富裕層2世の性格としては、普段は比較的静かな人が多いですね。そしてさすが富裕層、全般的にマナーは良いほうです(タイ式ですが)。郷に入ったら郷に従えという感覚も持っていますし、それを楽しむ感性も持ち合わせています。

また、留学や海外支社での勤務経験があったりして、国際的感覚を持ち合わせている人も多いですね。英語はかなり流暢なイギリス式です。タイ式英語(発音がタイ式)の人も少ないというか、ちゃんと使い分けています。富裕層で英語が話せないという人には今まで会ったことないですね。

ちなみに、私はタイ語が話せるのですが、富裕層の人(特に若い人)と初対面の時はタイ語で話してもだいたい英語で返されます。理由は、こちらの英語力を試してるんですね。

富裕層の若い男性は、女性を口説くことにものすごく慣れています(笑)また女性も口説かれ慣れている人も多いです。きっと「またかよ」って感じね。(ここからは、私のタイ人男友達の実話)

ただし、タイ人は付き合うまでは結構固い女性が多いので、そう簡単には許しませんよ。

男性は基本的なレディーファーストの精神は身についています。むしろ行き過ぎっていうくらい。

ドアを開けてあげる、荷物を持ってあげるなんかは当たり前。徒歩1〜2分くらいの距離でも車で送りますし、食事を取李分けてあげるとか、ね(笑)

その女性が慣れてきたら、ケーキを食べさせてあげるとか、靴を脱がせてあげるとか、なんなのそれ!お姫様みたい!見ててこっちが恥ずかしくなりました。

そのうち女性もだんだん本気になってくるんですよ。女性が恋に落ちた後は、そんなの知りません(笑)

お互いに愛し合って結婚することを願いましょう。

追記;その1週間後に、こいつは違う女性を自慢のベンツに乗せているところを発見(笑)エカマイ通りで発見!

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バンコクのタイ人富裕層の趣味

趣味はだいたい決まっていて、ゴルフ、海外旅行(特にヨーロッパと日本)、カメラ、クラブ、クルマなどが多いです。クルーザーなどのマリン系は意外と少数派です。理由は、海は労働者のイメージが強いからというのと、日焼けしやすいからだそうです。

海が綺麗なプーケットに行っても、海には行かずに高級リゾートホテルの中でまったりしているようです。そして日が落ちてから現地のクラブに飲みに行きます。

タイ人は色が黒くなることを極端に嫌います。男女問わず、白い肌こそ正義みたいな感じです。暑くても長袖を着ているのはこのためです。

これも階級社会が影響していますね。黒い肌は、外で働く低所得層の肉体労働者のイメージだそうです。

タイにはゴルフ場が沢山あるので、毎日のようにゴルフ三昧な人も結構多く、自慢のベンツのトランクには常にゴルフ道具が入れてある人に何人も会いました。

そして顔と腕には日焼け止めをべったり塗りたくります。

タイのゴルフ場でのマナーは、日本のマナーとは違い、みな勝手にポコポコ打つような感じですね。例えば4人で回っていてもあまり順番を気にせずどんどん打ちますし、最後のパターも遅い人を待たずに打って、さっさとカートに戻る人が多いです。タイ人と初めてゴルフ回ると戸惑う人も多いと思います。

海外旅行も人気で、一番の人気は日本やヨーロッパ。近場では香港とシンガポール。

タイ人の好み全般としては、その国の歴史とか美術館とか博物館にはあまり興味がないようで、綺麗な景色をバックに写真を撮ったら満足しちゃう人が多いですね。

しかし、聞いてみたら意外と体験系は好きみたいです。例えば、日本で着物を着るとか、料理体験とか、和菓子作り体験とか。そういう系ですね。

あとは買い物

日本を訪れるタイ人富裕層は、ドンキホーテで爆買いします。都内では上野あたりのドラッグストアや多慶屋、新宿あたりによく出没します。

そのあと御殿場アウトレットでブランド物を買いながら、富士山を見る流れが定番のようです。

ドラッグストアやドンキで買うものは、お菓子や化粧品が一番人気ですね。私の知り合いでは、日本のグミを300個とか、日本のスキンケア製品を1000個とか買う人もいました(笑)

ここはタイ人富裕層の賢い部分ですね。いくら予算があっても、いくら金持ちでも、ちゃんと調べて計画的にコスパの良い方法で買い物をします。

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高ければ何でもいいという感覚はありません。タイ富裕層の人たちは味なく浪費するのは嫌いな人が多く、逆に庶民の方があまり考えずにバカバカと買いますよ。まあ、庶民の場合は知識や経験不足で、コスパの良い方法を知らないし、調べる術もないのだと思いますが。。。

日本のアウトレットモールが好きな理由もちゃんとあります。

偽物の心配なく、格安でブランド物を入手できるじゃないですか。タイのデパートでも正規品を買えますが、新作の発売が日本よりも遅れますし、関税がかかるため非常に割高になります。

それなら日本のアウトレットで半年や1年前の型落ち買ったほうが、旅行もできるしいいね、って話になりますよね。

海外旅行と相性の良い趣味としてカメラがあります。

一眼レフやミラーレスをぶら下げて、綺麗な景色を撮りに行くのがステータスにもなっています。

タイ人富裕層はキャノン製品を好むようで、一眼レフを見るとだいたいキャノンが多いですね。富裕層の女の子は小さめのミラーレスで撮って、Wi-Fiで接続し、フェイスブックやインスタに載せるために一生懸命です。これはどこの国でも同じですね!

だいたい、カメラを持って海外旅行して、日本で買い物して、タイに帰ってきたらゴルフに行って(これは男子ばかり)、クルマでクラブに乗り付けて。。といったスタイルが富裕層の若者に定着しています。

バンコクのタイ人富裕層が食べるもの

バンコクのタイ人富裕層が普段食べているものは、基本はタイ式中華です。中華料理が長い年月をかけてタイスタイルと融合したもので、味付けが普通の中華とは異なります。

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また、ショッピングモールやデパートにある少し高級なレストランでランチをとることも多く、中華をはじめとして、タイ料理や日本料理などの店に入ることが多いです。

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結婚記念日や誕生日などお祝いの時、客人をもてなす時は、さらに高級なレストランや、ホテルのレストランで食事をすることが多いです。蟹カレーのプーパッポンカリーで有名なソンブーンや、クワンシーフードなどもよく利用されます。

チャオプラヤ川沿いのレストランでも、それらしい人をよく見かけます。

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逆に、中間層以下の人が行くような飲食店にはまず行きませんし、屋台には絶対に行きません。もし富裕層と仲良くなって一緒に食事に行くとしたら、何を食べたいか答えるときに、この辺りを気をつけないと失礼にあたるので注意が必要です。

また、もしあなたが普段屋台で食べているとしても、そのような話はしないほうが無難です。外国人なので階級社会の外側にいるのは相手もわかっていますが、やっぱり抵抗感があるようです。

ちなみに、イタリアンなど西洋料理の店はあまり人気がないんです。タイ人でイタリアンが口に合う人は今まであまり会ったことがありません。聞いたらやはりタイ人の口には合わないようですね。

こちら側がタイ人の富裕層をもてなす側だとしたら、高級中華のレストランが一番良いでしょう。店探しに困ったら、5つ星ホテルの中にある中華レストランなら外すことはないと思います。

まとめ

タイ人の富裕層は、同じタイ人でありながら、庶民とは民族のルーツが違うことが多いんですね。ほとんどの富裕層は華人の血が流れているのもあり、仲間意識が非常に強く、仲間内で仕事を回しあう、お互いをうまく利用し合うなど、ビジネスのセンスはさすがですね!

かといって、親中というわけでもなく、中国語を話すわけでもなく、タイ人としてのアイデンティティーに誇りを持っています。政治は若干中国の方を向いていますが、個人としてはほとんどが日本の方を向いています(笑)

今回の記事では、タイ人の富裕層の傾向と性格などについて、私が今まで経験したことをベースにお話ししました。

あまりこの話題をまとめているブログやサイトがなかったため、この記事を読んで、ここ数年増え続けているインバウンド向けの仕事、タイでの仕事やビジネスなどに活用してもらえれば幸いです!

 

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