こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。
バンコクの旅行で絶対の避けて通れないのが「移動」ですね。
タクシーを使うにも、街は朝から大渋滞。やっと拾えたタクシーは乗車拒否。。さらにボラれた、遠回りされたなど不安が付きまといます。
そこでバンコクの移動で重宝するのが、地下鉄のMRTと高架電車のBTS。
渋滞知らずで、エアコンも効いていて、清潔な車両と見事に3拍子揃っていて実に快適です。さらに市内の主要エリアはほぼカバーされているので、利便性も抜群!
今回は、その地下鉄MRTの乗車をさらに簡単に、快適にする小技があるのでご紹介します。
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地下鉄MRT
経由地と接続駅
2017年11月現在、バンコクの地下鉄は1路線が運行されています。
中華街や王宮エリアの玄関口、ホアランポーン駅から、日本人街のシーロム、旅の拠点に最適なスクンビット、空港線接続のペチャブリー、庶民の町ホイクワン、ウィークエンドマーケットのチャトゥチャック(カンペーンペッ駅)、終点のタオプーン駅まで町をほぼ南北に貫いています。
始発のホアランポーン駅では、長距離列車のタイ国鉄線。途中シーロム駅では、BTS電車シーロム線のサラデーン駅。スクンビット駅ではBTS電車スクンビット線のアソーク駅。ペチャブリー駅では、空港線のマッカサン駅、バンスー駅ではタイ国鉄線、終点のタオプーン駅では、郊外へ続くパープルラインと接続。
バンコク北部にあるウィークエンドマーケットに行くのにもよく使われる路線ですね。
MRT唯一の難点とは
しかし、そんな便利な地下鉄にも一つだけ難点があります。
みなさん、何だと思います?
それは。。。。
これです。
写真のように、券売機が長蛇の列になり、切符(MRTの場合は乗車用コイン)を買うのに15分以上待ちます!
利用客が最近になって急増したため、ハードもソフトも追いついていない状況です。
これは高架電車BTSにしても同様のことが言えます。
混雑の要因
こんなになってしまった理由は幾つか考えられます。
最近、新路線のパープルラインを既存の路線に接続させるため、地下鉄がタオプーン駅まで延伸開業しました。それにより今まではタクシーかバスを利用していたバンコク郊外に住む人達が、中心地に来るための交通手段を地下鉄に切り替えた点が一つ。
そして、今までは地下鉄の運賃って、バンコク庶民にとっては結構高級な乗り物だったんですよ。ちょっと乗って往復したら彼らの日給の3分の1くらい飛んでしまいますからね。一般的な日本人で例えると、ちょっとそこまで買い物に出かけたら、4000円くらい電車賃で飛んじゃう感覚ですよ。
それが最近の好景気と中間所得層の急増で、これまでエアコンなし、炎天下の渋滞、排気ガス浴びまくりの無料バス(ある意味修行みたいなものです)を使っていた人たちが、涼しくて清潔な地下鉄に乗り換え始めたわけです。
その人たちは、まだ電車の乗り方に慣れていないため、順番が来たらすぐ買えるようにお金を準備していない。まずは財布をカバンから探すところから始まります。そして生まれて初めて「券売機」を使う人が多くて、買い方はおろか、お金を入れる場所すら分からないわけですよ。そしてさらに券売機の性能がこれまた悪くて、入れたお金が認識されず戻ってきたり、そうこうしているうちに時間切れになって、最初からやり直し。
これが券売機が混雑することに対する私の見解です。
大行列を全員飛ばせる、小ワザ
とは言っても、列に割り込みするわけではありません。
嘘をついて、順番を抜かさせてもらうこともしません。
そんな不道徳なこと、マナーの国・日本から来た日本人が紹介するわけないじゃないですか。
ちゃんと正規の小ワザがあるんです。
ドラえ□んの道具のように出てきたのがこちら!
地下鉄専用のプリペイドカード。いわゆるJRのスイカのような電子マネーですね。
これがあれば、券売機のプロセスをすっ飛ばせるので、すぐホームに降りられます!
なんだ、こんな簡単なこと。。って思うかもしれませんが、意外と知らない人も多くて、イライラしながら並んでいる日本人旅行者の方をよく見かけます。
それを見かけるたびに、何人にも教えてあげましたが、皆すごい喜んでくれますよ。また、カードがあるのは知っていたけど、買い方が分からない方、ここまで混んでいると思わなかった人などですね。
注意点は、このカードは「地下鉄MRT専用」です。BTSに乗るためには別のカードを買う必要がある点。ご注意下さい!
では、カードの買い方について説明しましょう。
地下鉄カードの買い方
券売機とは違う有人の「窓口」があります。
そこに並んで、順番が来たら一言。
「プリペイドカード プリーズ」
以上。
地下鉄の職員は、そのくらいの英語は通じますのでこれでOK。
万が一分からなければ、上に掲載した写真を見せれば大丈夫ですね。
何種類かあり、大人用が青、それ以外は子供用とタイ人シニア用の3種類があるようです。
もし子供連れで旅行の場合は、窓口で大人の人数と子供の人数を伝えればやってくれます。
大人の場合、販売金額は180B。うち50B分はデポジット(保証金)カード返却時に返してくれるようです。そして手数料30Bが償却されて、残りの100B分がプリペイド運賃に適用されます。
有効期限は最終利用日から2年とのことでした。
改札を出るときに、残額が表示されますので、残り少なくなったらチャージ(トップアップ)しましょう。同じく窓口で対応です。一言「トップアップ プリーズ」で100Bか200B渡せばやってくれます。金額は、滞在中使いそうな分を計算してみましょう。
コツは、朝や夕方の時間帯にチャージしなくても良いように残額を管理することです。この時間帯は窓口も長蛇の列になることが多いので、空いてる時間帯または利用者が少ないマイナーな駅でチャージするのをお勧めします。
シーロム、スクンビットの両駅は一番混雑が激しいので気をつけてください。
今後タイに来る機会がある人は、払い戻しせずに持ち帰っても良いと思いますし、デポジットもたった50B(約170円)程度なので、払い戻しが面倒であれば記念に持ち帰っちゃいましょう。
効率的に観光するためには、少しでも時間のロスを防ぎたいものですよね。便利な地下鉄がさらに便利になる乗車カード、ぜひ入手してみてください。
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