こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。
タイにあるビーチリゾートといえば「プーケット」や「サムイ島」「パンガン島」「ピピ島」などが有名ですね。どれも素晴らしいロケーションで、日本のTV番組やガイドブックなどでも人気の観光地として紹介されています。
しかし、場所が遠いんですよね。現在日本からの直行便は無く、バンコクに着いてからタイ国内線に乗り換えて移動する必要があり、2泊や3泊の日程だと結構ハードルが高い気がします。また航空代などの旅費がかかるのでそれなりの予算が必要となります。
じゃあ、バンコクから気軽に行けるビーチリゾートって無いの?
あります!
バンコクから約150キロ、タイ東部チョンブリー県パタヤ沖にはいくつかの島が浮かんでいます。
その中の一つ「ラン島」という島が設備も整っていて、アクセスも良く、オススメなんです。
今回はこの「ラン島」について行き方や、オススメの理由まで詳しく紹介したいと思います。
スポンサーリンク
バンコクから一番近いビーチリゾート
ラン島をオススメする5つの理由
1.バンコクから近く、気軽に行ける!
バンコクを拠点に滞在していても、例えば朝起きて、ホテルで朝食中に思い立ったらすぐ行けちゃう距離にあるのがラン島です。ちょっと頑張れば日帰りだって可能なのが魅力。
2.アクセス方法が豊富でわかりやすい!
パタヤのフェリー埠頭からフェリーで行く方法の他に、ツーリストボートで行く方法、乗り合いのスピードボートで行く方法、パタヤビーチからスピードボートをチャーターして行く方法など、数多くの移動手段があります。また、ほんの少しの英語がわかればそこまで苦労することなくたどり着けます。
3.綺麗なビーチを満喫できる!
首都バンコクからすぐ近くとは思えないくらい、青く澄んだ海が目の前に広がります。また島内には7つのビーチがあり、それぞれまた違った特徴を持っています。
4.島内の移動手段も心配なし!
島内には、トラックの荷台に乗る「ソンテウ」という乗り物のほか、小回りのきくバイクタクシーもあり、移動には困りません。またはレンタルバイクもあり、1日300B(約1000円)でスクーターを借りることができます。道も一本道なので簡単で迷う心配はありません。バイクの免許証などは不要で、パスポートがあれば借りられます。
5.何と言っても「格安」!
タイには数え切れないほどのビーチリゾートがありますが、どれも南部エリアに集中しており、アクセスするだけで航空代などが数万円とかかってしまいます。でも、このラン島なら予算の心配は不要!バンコクからバス代400円、埠頭までのバス代150円、フェリー代100円。。なんと片道約650円という安さで、手軽に綺麗なビーチで遊べてしまいます!
位置関係と地図
まずは位置関係から。
バンコクからパタヤシティーまではこちらの記事を参照してください。
目的地のラン島は、パタヤから約10キロ沖にあります。フェリーに乗ったら約45分で到着します。
ラン島への行き方
まずはバリハイ埠頭を目指せ!
バスでバンコクからパタヤに到着した場合、終点はバスターミナルとなるはずです。バスを降りたら、トラックの荷台に座席が付いている「ソンテウ」という乗り物を探しましょう。
付近に何台か止まっているはずで、運転手か係員に「バリハイ」または「ウォッキン」「ゴーラン」のどれかを言えば埠頭の方向まで運んでくれます。乗り合いなので座席が満席になるまで待ちます。運賃は約40B程度で、降りる時に支払います。
バスターミナルからは約6キロくらい離れていて、空いていれば約20分くらいでウォーキングストリートの入り口に到着。「バリハイ」と伝えてあった場合はここで降ろされます。ここから埠頭までは約10分程度、徒歩での移動となります。
荷物が多いなど、徒歩での移動がつらい場合、人数が多い場合などは、ソンテウを貸し切ってしまうかタクシーを交渉しても良いでしょう。埠頭の真ん前まで行ってくれます。料金の相場は一台で約300Bです。
フェリー乗り場へ
バリハイ埠頭は2017年12月時点で一部工事中となっていて、今まではチケット窓口があったのが無くなってしまいました。確認したところ、しばらくの間は、乗船口の手前にいる係員からチケットを直接買うシステムになったようです。
建物にある「チケット」と英語で書いてある売り場は、ホアヒン行きの客船のチケットなので間違えないように!
ということで、そのまま乗船口のある方へテクテク歩いていきます。
手前に見える乗り場は、乗り合いスピードボート専用です。定員になったら出航するシステムで、料金は一人400Bとのこと。約15分で到着するようです。
そのまま奥の方にまっすぐ歩くと「Koh Lan」と書いてある看板があり、その横には小さな窓口があります。ここがラン島行きのフェリーチケット販売所です。
料金は、一人片道30B。
フェリーの行き先は2種類あり、「ナーバーン桟橋」行きと「ターウェンビーチ」行きがあります。「ナーバーン」行きの方が本数が多いですが、ラン島に到着後、ビーチに行くためにはバイクやソンテウなどで移動が必要になります。「ターウェンビーチ」行きの場合、到着後すぐにビーチにアクセスできます。
オススメは、まず「ナーバーン」に行き、バイクをレンタルしてビーチめぐりをするコースです!
もちろん事故や転倒などのリスクはありますが、島内の交通量はほとんど無く、そもそもスピードを出せるような道路がないのでそこまで心配は要りません。
ラン島のビーチは全部で7か所あり、それぞれのビーチで雰囲気が異なります。それにフェリーが発着するターウェンはアクセスが良い分人が多く、静かなビーチリゾートという感じではありません。
もちろんターウェンにもバイクのレンタルはありますので、初めからバイクでの島巡りをする予定の方は、どちらでも先に出航する方に乗船したら良いと思います。
荷物が多いなど、到着後は移動をしたくない方は、初めからターウェン行きに乗船しましょう。
ナーバーン行きの最新版時刻表です。
ラン島発の最終は夕方6時なので、乗り遅れないように気をつけましょう。もし乗り遅れてしまった場合は、スピードボートに乗るしかパタヤに帰る手段はありません。
ターウェン行きの最新時刻表です。
セームビーチ行きのツーリストボート。往復で150B。
ラン島のビーチ
ティエンビーチ
セームビーチからも近いティエンビーチ。
ここは団体ツアー客がいないので、静かでゆっくりできるビーチです。水もきれい!
私の一番お気に入りのビーチ、ぜひ一度行ってみてください!
少し沖に出ると、海中には「ウニ」が転がっていて、刺さると大変です。引き潮の時は遠浅になるのでシュノーケルの時は注意しましょう。
ヌアンビーチ
一番南の端にあるビーチです。比較的波が弱いので、お子様連れの時などは良いと思います。スピードボートが発着しているため、それなりに賑わっていますが、団体客がいないので喧騒はなく落ち着いています。
セームビーチほどではありませんが、水も透き通っていて結構綺麗な方だと思います。
トータルでのバランスは良いのではと思います。
また、写真はありませんが一番賑わっているのは、フェリーの発着するターウェンビーチです。マリンアクティビティーが目的なら初めからここを目指すのが良いでしょう。しかし、団体観光客が次から次へとせわしなく出たり入ったりするので、落ち着いた感じはありません。
ビーチの設備
チェア
それぞれのビーチには、チェアとパラソルを貸し出ししています。有料ですが、そこまで高くはありません。一人100B程度が相場です。ビーチ自体は無料で利用できますが、業者がそれぞれ区画で営業しているので、チェアの近くでは、持ち込みでシートやゴザを敷いて、無料で利用するのはやめたほうが良いでしょう。
レストラン
ビーチにはレストランやバーが営業しています。ビールやジュースはもちろん、店によってはカクテルも出しています。チェアを借りたらメニューを持ってくるはずなので、すぐに注文できます。
トイレ、シャワー
基本有料となります。トイレは10B程度、シャワーは50B程度かかります。シャワーは温水が出るところはなく基本的に水ですが、外の気温が暑いので、すでにぬるま湯になっています。
スポンサーリンク
本土から持ってきたほうが良いもの
小銭
100B札、20B札はよく使います。お釣りがない場合もあるので、本土のコンビニなどで崩してきましょう。また、日本円や数万円単位の大金は必要ありません。ホテルの金庫に預けてきましょう。
小型ワイヤーロック
カバンやカメラのストラップなどをチェアの脚にロックできます。これだけでも盗難防止に効果があります。
喫煙者はタバコ
ビーチではタバコの値段が高いです。本土のコンビニで予備を調達してから乗船しましょう。
タオル、シャンプー類
シャワーでの備え付けバスタオルはありません。自分で用意する必要があります。また、シャンプーなどは買えますが、使い慣れたシャンプーやソープがあれば小分けにして持ってきたほうが良いでしょう。
モバイルバッテリー
チェアには電源がついていません。頼めば併設のレストランで充電してくれますが、チェアに寝そべってスマホをいじりたい人は持ってきましょう。電波が弱いので、ポケットwi-fiのバッテリーも減りが早いです。
パスポート
忘れがちなのがパスポート。ホテルの金庫に入れっぱなしにせず、ちゃんと持ってきましょう。バイクを借りる時に必要です。また、万が一の事故の際、その場で必要になります。
島内で気をつけること
盗難に注意
美しいビーチに夢中になって、チェアに戻ってきたら貴重品がなかった!なんてことになったらシャレになりません。荷物、特に貴重品は管理に気をつけましょう。できれば不要な荷物や貴重品は持ってこない方が良いです。
アクティビティーの金額に注意
最近は定価が決まっているので、悪質なぼったくりは減りましたが、アクティビティーを申し込む時には初めにきちんと金額を確認しましょう。そして自分が納得したら申し込むことが重要です。
ジェットスキー詐欺に注意
また、ジェットスキー詐欺はいまだに発生しているようです。これは、返す時にスタッフから「傷が付いている」と言われ、修理代を騙し取られるパターンです。「最初からあった傷」の箇所を始めにスタッフと一緒に確認することでほぼ防げます。バイクレンタルも同じことです。
事故に注意
遊泳エリアはブイで区切られています。ブイの外側は、スピードボートやジェットスキーが発着する区画ですので、絶対に立ち入らないようにしましょう。例えばレンタルのジェットスキーは、操縦に不慣れな人も多いので、遊泳禁止エリアで頭だけ出して潜ったりしたら本当に危険です!相手はおそらく避けてくれないでしょう。
ここは日本ではないため、事故の場合の責任を相手に追及できないパターンも多いです。
ーーーーー
いかがでしたか?
バンコクから日帰りも可能な「ラン島」。手軽に楽しめるビーチリゾートということで、最近では日本人の旅行者も増えつつある人気スポットです。
次の旅行の計画の際は、ぜひスケジュールに加えてみてくださいね!
パタヤ本土に戻ってきたら、マンゴースムージーはいかが?
パタヤの海が見渡せるフードコートはこちら↓↓
コメントを残す