南タイにあるプーケットは世界的に有名なリゾート地ということもあり、景色が良い海沿いのエリアには大小様々なホテルやリゾート施設が林立しています。
せっかくの海外旅行ですし、どうせビーチリゾートに行くのなら、ちょっと奮発して「オーシャンビュー」の部屋に泊まりたい!なんて方も多いのではないでしょうか?
そんな中、いつものようにアゴダでホテルをチェックしていたところ・・・
古き良き高級リゾートホテル、海が見下ろせる絶景オーシャンビューの部屋、バルコニーには露天ジャグジー付き、それなのに1泊1万円前後!
というとんでもない物件を見つけてしまったため、つい予約してしまいまして・・。
実際に泊まってみたところ、これがまた居心地も良く、コスパ的に考えてもお得感満載で、これならまた泊まりたい!と思えるホテルだったためご紹介したいと思います。
オーシャンビューなんて簡単に言うけれど、うちにはそんな余裕はない!
プーケットってホテル高いイメージだからなぁ・・。
海が見える部屋風呂だと!?そんな贅沢は許さんぞ!
など、プーケットでオーシャンビューの部屋に泊まってみたいけれど、ちょっと予算が心配・・とお考えの方にぴったりな記事かと思います!
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■目次
プーケットのリゾート「タボン・ビーチビレッジ」ってどんなホテル?
まずは実際に泊まってみて感じたことからお伝えしたいと思います!
1.古き良き高級リゾート
開業から年数が経っているので、最近建てられたリゾートと比較すると設備は若干見劣りします。
それでも、往年の高級リゾートと言うだけあり、古くはありますが清掃もしっかりされており、汚いということはありません。
南国にいるということを感じさせるオープンエアのエントランスは重厚感があり、スタッフもフレンドリーでありながら丁寧。
2.色々な部屋のバリエーションがある
旅のスタイルや好み・予算に合わせて選べる、様々な部屋のタイプがあります。
広大なプールにそのまま出られるプールアクセスの部屋や、プライベートビーチに面したヴィラタイプの部屋、そして今回私たちが泊まった眺望重視の「ヒルサイド」などがあります。
3.目の前に広がるプライベートビーチ
プーケットの繁華街・パトンビーチから程よく離れた「カリムビーチ」エリアの北側に位置するので、海の透明度もそれなりに良好。
ここは公共ビーチとは違い、基本的にはホテル・レストランの客のみが利用できるプライベートビーチになっているので、安心感もあります。
4.海を見下ろせる露天風呂つき客室
今回私がこのホテルを選んだ1番の理由は、この「オーシャンビューのお風呂」!!
眺望の良い「ヒルサイド」の部屋は、ケーブルカーに乗る必要があるため少々面倒ではありますが、それをデメリットと感じさせないだけの満足感がありました。
晴れの日は遠くまで見渡せる蒼い海が眼下に広がり、雨の日は一面森の香りに包まれそれもまた良し。
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おすすめは「ヒルサイド」のテラスバスタブ(露天風呂)つきルーム!
私たちが泊まった部屋のタイプは、崖に寄り添うように建てられた「ヒルサイド」。
アジアンリゾートの雰囲気が出ていていい感じですね。
当然ですが、上に行けば行くほど遮るものがなくなるため、部屋からの眺望が良くなります。
ちょうどこんな感じの景色が広がります!
バルコニーにはコーヒーテーブルが用意されていたので、海風に当たりながらお茶をしたり、パソコン作業をしたりと、とても快適な時間を過ごすことができました。
また、今回の目玉でもある「お風呂」!!
設備が古いので、お湯の熱さと量を心配していたのですが、それは杞憂に終わりました。
出し始めはややぬるいのですが、1分もしたらそれなりに熱い湯が出てきて、その後は日本人でも十分満足できる温度に。
部屋自体は約40㎡と、この規模のリゾートとしてはまずまずの広さ。
設備・調度品も含めてやはり古いのですが、値段を考えれば想定内!
洗面所は室内にあり、アメニティーは歯ブラシ、シャンプー類などが一通り揃っています。ドライヤーも備え付け。
バスタブは室内にもあるため、バルコニーでの入浴に抵抗がある方はこちらで。
トイレとバスタブ、そしてシャワーブースが分かれているので、広々と使うことができます。
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「ヒルサイド」に宿泊するデメリット
ヒルサイドは崖に沿うようにして建てられているため、アクセスするにはフロントがある階からケーブルカーに乗って上がる必要があります。
この1アクションを面倒と感じるかどうかがポイントになります。
とは言え、チェックイン時の大荷物はベルボーイが後から部屋まで運んでくれますし、チェックアウト時やケーブルカーの運行時間外はクルマで部屋まで送迎してもらえます。
なので出かける際、部屋に忘れ物とかしてしまうと取りに戻るのが非常に面倒ですが、そのようなミスをしなければ、そこまで問題にならないのでは・・と感じました。
また、この時に乗り合わせた欧米人の子供がケーブルカーに興味津々だったので、子供づれなどファミリー層の利用もアリかと思います!
高齢の方などケーブルカーの利用に不安がある方は、プール前の部屋や、ビーチフロントのヴィラもあるので、合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
それぞれ部屋のタイプによって価格帯が少しずつ異なります。またシーズンや曜日によっても価格変動するので、まずは価格のチェックをしてみることをオススメします。
下のリンクから、全ての部屋の写真や価格などを見ることができます。
「タボン・ビーチビレッジリゾート」の最低価格をチェックする!
「タボン・ビーチビレッジリゾート」が向いていない人
今回このホテルに実際に泊まってみたところ、人によっては「合わない」「向いていない」だろうなと感じた部分があるのでお伝えしたいと思います。
1.綺麗で新しいホテルやリゾートに泊まり慣れた人
「往年の高級リゾート」なので、一言で言えば「古い」です。清掃はきちんとされているので決して汚いわけではありませんが、各所に経年劣化が見受けられます。
なので、予算にたっぷりと余裕があり、普段から新しいホテルに泊まっている人は避けたほうが無難でしょう。
2.朝食のクオリティーを期待している人
朝食ブッフェが付属するプランがほとんどです。品数はそれなりに豊富ですが、クオリティー自体はそこまで高くありません。また朝食会場が混雑してガヤガヤしているので、静かに食べたい人には不向きかと感じました。
3.ホテル近所を散策したい人
レンタカーやレンタルバイクなどの「足」がある人は特に問題ありませんが、ホテルの徒歩圏内には店1つありません。
高級リゾートなので、基本的にはホテル内で済ませるか、街までクルマで移動することになります。
なので、ホテルから徒歩で出て、食事処やマッサージ、コンビニなどに行きたい人は、パトンビーチ周辺のホテルをオススメします。
(時間が決められていますが、パトンまでの送迎バスがあります。)
このように、他にある新築リゾートが1泊2〜3万円以上なのに対し、ここは1泊1万円前後で泊まれるよ〜、でもその分ちょっと古いから我慢してね〜という立ち位置と理解していただければ問題ないでしょう。
また私のように、「古くて汚いのは嫌だけど、古いけど清潔ならば気にしない!」という人にとってはかなりお値打ちに感じるかと。
コスパの目安的には、ヒルサイド・テラス風呂付き又はビーチフロントで1泊12000円以内ならば「買い」、13000円を越えるなら他も検討といったところでしょうか。ちなみにタイのホテルでは、基本1室あたりの金額なので、2名分の料金です。
時期や曜日によって価格が変わるので、チェックしてみてください。
オーシャンビューにこだわりが無ければ、予算10000円〜12000円もあれば、他のホテルやリゾートでも選択肢がかなり広がります。
以前に泊まったこちらも快適でした。
「ウィンダム シー パール リゾート プーケット (Wyndham Sea Pearl Resort Phuket)」
1泊3万円強!予算が許すのであれば、こちらは文句なくオススメ!
「ザ ナカ プーケット ヴィラ (The Naka Phuket Villa)」
「タボン・ビーチビレッジリゾート」の場所・アクセス
「タボン」は、プーケット内に2ヶ所あるので、予約する際、また到着後タクシーに乗る際などには注意が必要です。
プーケット空港からホテルまでタクシーで約40分、運賃はおおむね800B(約2800円)程度になります。またホテルから繁華街でもあるパトンビーチへはタクシーで約15分、300〜500B程度です。
ホテルの送迎有料サービスを使うこともできますが、一般タクシーより若干ですが高くなります。
ホテルからパトンビーチまでは、シャトルバスが走っているので、こちらを利用することも可能です。
まとめ
プーケットにあるオーシャンビューの高級リゾートの中でも、比較的割安感がある「タボン・ビーチビレッジリゾート」。
ヒルサイドの部屋には、テラス風呂が付いているものもあり、青い海を見下ろしながらバスタイムを楽しむことができてオススメです!
ただしケーブルカーで崖の上に昇る必要があるため、高所が苦手な人は「ビーチフロント」や「プールアクセス」の部屋も検討してみてください。
プーケットでホテル選びをする参考になれば幸いです。
プーケット空港に着いてからの移動手段はこちらにまとめました。
国際免許があるならレンタルバイクでの散策も面白い!
エキゾチックな街・プーケットタウンに行こう!
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