こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。
今回は、タイでは一年に一回巡ってくる「雨季」というシーズンと、雨の日の楽しみ方についてお話ししたいと思います。
タイの雨季
雨季なんていう言葉を聞いたら、日本の梅雨の時期を思い浮かべ、「あー、なんか一日中ジメジメした感じで、旅行に行っても楽しめそうもないや」なんてイメージしませんか?
確かに、旅行中の天気は晴れていてほしいものですよね。荷物もいっぱいあるし、お気に入りの服を着て出かけたいし、写真も撮りたいし・・。
「もうチケット取ってしまった!しかもちょうど雨季だ。。。やっちゃった。。」という皆さん。
。。ちょっと待って下さい!
実は、旅行のプランによっては雨季でも十分楽しむことができるんです!
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いつ頃が雨季?
タイは南北に細長いので、地域によって多少のズレはありますが、だいたい6月〜10月ごろが雨季と言われています。
バンコクを例にとると、例年6月〜7月ごろから雨の日が多くなり、10月末ごろからだんだん雨の降らない日が増え始める具合ですね。
また、リゾート地として世界中から観光客が集まる「プーケット」や「サムイ島」などのタイ南部は、東と西で気候が変わるため、中部地方と比べて雨季の時期が大きくずれるようです。
例えば、リゾートで有名なサムイ島は10月〜1月が雨季の本番のようですね。
雨季の雨の降りかた
そもそも、雨季の雨ってどんな感じなの?
はい、一言で言えば、日本のゲリラ豪雨を倍くらい強力にして、短時間(2時間以内くらい)にまとめて降らせたような感じですね。
それが1日数回にわたり繰り返されるのです。
数日間しとしと降り続けるようなことはあまりなく(もちろん例外はありますが)、だいたい昼間は太陽が猛烈に照りつけて、午後3時ごろから入道雲がもくもく湧いてきて、突然台風並みの強風が吹いたと思ったら雷とともにいきなり降り始める毎日です。
いわゆるスコールってやつですね。
しかし、スコールが降るのは雨季に限ったことではなく、4月〜6月の「暑季」でも降るんですよ。
暑季の場合は、だいたい3日に1回くらいですね、夕方からドカッと降る感じで。
そもそも、タイ(バンコク)では「ほとんど雨が降らないシーズン」は12月〜2月の「乾季」くらいですから、乾季以外は結局いつ行っても雨に降られるリスクはあります。
雨が降るとどうなる
バンコクは排水の設備が追いつかず、道路が冠水しやすいです。一度に大量の雨が降ると、主要道路も含め足首くらいまでは冠水する場合があります。
こうなると、交通が麻痺してしまい、タクシーが拾えない、渋滞がひどくなり道路が進まない、電車が止まるなどのアクシデントに見舞われるでしょうね。
お気に入りの靴は泥だらけ、ズボンにもシミが跳ねて、到着日や帰国日だとスーツケースにも水が入り。。など、嫌なことしか思い浮かびませんね。
雨季のタイでの遊び方
そんな雨季とは知らずに、もうチケットをとってしまったあなたへ。
安心してください。雨季でも楽しめるとっておきの遊び方をご紹介します。
また、このシーズンは観光客が減少するので、航空券やホテル代が若干安くなる傾向にあります。あえて観光客の少なくなる雨季を選んで訪タイする方もいるくらいですから。
まずは、割り切ること!
夕方以降の道路は、おそらくあちこちに水たまりができて泥だらけだと思ってください。この際お洒落な靴は日本に置いてきましょう!
滑りにくい、濡れても良いサンダルを履いてくるのがオススメです。ただし、バンコクでビーサンを履くのは、滑りやすいのと、段差が多く危ないので微妙かな。
次に、白っぽい服はやめて、濡れてもすぐ乾く服を着て出かけましょう。
行き先は。。。
大型ショッピングモール「MBK」「ターミナル21」などでお買い物!
タイマッサージを贅沢に3時間!
スパやエステで全身4時間コース!
美味しいスイーツ屋さんで南国フルーツの食べ尽くし!
リゾート型ホテルで贅沢にステイ!
レンタカーでバンコク郊外を散策!
などなど。。
最近増えてきた、バンコクのオシャレなカフェ巡りなんかも楽しいですよ。
屋内施設で過ごすなど、目的がはっきりしていれば雨季でも関係なく楽しめませんか?
しかも、他にすることが無いので、いつもよりも一つのことに時間を多めに取れますし、普段なら思いつかないようなことにもチャレンジできますね!
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雨季にバンコクを訪れる際、気をつけるべき5つのポイント
これは十分に頭に入れて、気をつけてくださいね。
1、滑りやすい!
タイの建物内や歩道の一部は、床材が「大理石」の場合が。雨の日に油断してると。。。一発でつるっとやります。以前、私はこれで右の肘を負傷して、iPhoneの液晶割りました・・。
2、ホテルの立地に注意!
冠水してしまった場合、ホテルが細道(タイ語でソイと呼ぶ)の奥にあると、メイン通りに出るまで大変ですね。格安ホテルにこの傾向があります。この理由により、雨季の旅行の際は、荷物はスーツケースよりもリュックタイプの方がいいかもですね。
予約の際は、簡単にでも良いので地図を見てから決めましょう!
3、電気製品に注意!
携帯、スマフォ、デジカメなどは濡れないようにビニールに入れるなどしましょう!ボタンの隙間から水滴が入ると、それが乾いた時に内部に湿気がたまり、基盤を腐食させる原因になります。
デジカメ、特に一眼レフは要注意です!雨に濡れて、レンズの内部に湿気がたまるとカビが生えてしまい、使い物にならなくなります。
4、車のしぶきに注意!
バンコクの雨上がりは、車道も歩道も水たまりが多いです。歩くとき、車にシャーーーっとやられて、しぶきを頭からかぶったら楽しい気分が台無しですね。
5、冠水の中を歩いたあとは、足を石鹸で洗う!
冠水しているところは油やらゴミやら浮いていて汚いですからね。。想像つきますよね?ちょっとした傷口がある場合、破傷風の心配があります。
匂いが取れなくなるので、スニーカーとかを履いて入ったらダメですよ!以前私は、そこまで汚いとは知らずにスニーカーを履いたまま入ってしまい、残念ながら洗っても匂いが取れなくなってしまいました。結果買ったばかりのアディダスを捨てる羽目になりました・・。
冠水区間を抜けたら、足もサンダルも石鹸をつけて綺麗に洗いましょう。
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旅行の楽しみ方は人それぞれです。
雨だからこそできる自分なりの楽しみ方を見つけて、せっかくのタイ旅行を晴れの日以上に楽しんでください!
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