知らなかった〜ではもう遅い!覚えておきたいタイのマナーとNG事項11選

タイのトゥクトゥク

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

タイを紹介するガイドブックによく掲載されているタイでのNG事項として、「子供の頭を撫でてはいけない」とか「女性は僧侶に触れてはいけない」などが多く書かれていますよね。

確かにそれは事実ですので、タイに旅行の際にはぜひ守っていただきたい事項なのですが、ガイドブックでは紹介しきれていない、知っておくと役に立つタイでのマナーはまだまだたくさんあります。

タイ人から見た日本人像は「マナーがある」「教養がある」「慈悲深い」「真面目」など、良い印象のものが非常に多いですが、もしタイでマナー違反になる行為を知らずにやってしまったとしたら、せっかく良い印象を持ってくれていた日本人像を崩してしまうことになります。

日本で「よそ様の家」にお邪魔するのと同様、海外旅行は「よそ様の国」にお邪魔するわけですから、現地の最低限のマナーは知っておく必要があります。

今回は、一般的なマナーをはじめ、在住者の日本人から見た、さらに踏み込んだタイでのマナーを一つずつ解説しながらお伝えしていきたいと思います。

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2018-05-02

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タイ旅行で気をつけたいマナー

NG事項

1.子供の頭を「むやみ」に触らない

ガイドブックに載っている定番の文句ですね。タイでは子供の頭部には精霊が宿り、天につながると言われているので、可愛いからといって撫でてはいけないと書かれていることが多いですね。

しかし、タイ在住者の私は、タイ人が子供の頭を撫でているのをよく目にします。これは一体どういうことでしょう。

タイ人に聞きました。

「親しい間柄なら大丈夫なのよ」

つまり、親御さんの気分の問題のようですね。確かに、子供の頭部に精霊が宿るというのは言われていますが、タイ人が言うには、「撫でたくらいでは逃げていかない」とのことです。

しかし、もし自分がその子の親だったら、見ず知らずの外国人がいきなり我が子の頭を撫でてきたら、何されるのだろうと心配になりますし、あまり気分が良いものではないですよね。またこれはタイ人の中でも個人差があると思います。

普段は穏やかなタイ人ですが、子供の頭を触ったら怒る親もいるかもしれませんし、逆に喜んでくれるかもしれません。

ここでいう「親しい」のランクは、親族や親友、普通の友達でも信頼はおける人などを指しますので、旅先で知り合った程度の間柄で、子供の頭を撫でるのはあまりお勧めしません。

また、大人であっても「頭」を触られるのは嫌な人が多いですが、これは日本人でも一緒ですね。ただし日本との違いはタイで「頭」に関しては「冗談」が一切通じないと思った方が良いでしょう。

タイ人は楽しいことが好きなので、一緒に遊んでたり、飲んでたりするとよく「ボケ」をかましてくれることが多いです。しかしお笑いの「ツッコミ」的なノリでタイ人の頭を叩いたりしたら、冗談では済まなくなります。

旅先でタイの現地人と仲良くなったとしたら、特にこのあたりは気をつけた方が良いです。

2.女性は僧侶に触ってはいけない

タイの寺院に置いてある仏像

これもガイドブックに載っている定番の文句ですね。タイの小乗仏教では、僧侶が女性に触れてしまうと今まで苦労して修行してきたことにより貯まった「徳」が一瞬で消えて、振り出しに戻ってしまうというもの。

これもタイ人に聞いてみました。

「絶対ダメよ!!!どんな理由があろうと、触ったらダメ!!」

と厳しいお言葉が。

タイ人は仏教のことと、王室のことになると、一瞬で顔つきが変わります。

タイは国の宗教が仏教なわけですから、訪問者である私たちはそれをリスペクトする必要があります。

女性は絶対に僧侶に触れないようにするのは当然、万一の間違いに備えて近寄るのも気をつけたほうが良いでしょう。

3.王室のことを悪く言うのはタブー

タイのバンパインにある寺院

タイには「不敬罪」というのがあり、王室を誹謗中傷するだけで逮捕されてしまいます。これは外国人でも例外はありません。言論の自由が保障されている日本では考えられない法律ですが、タイでは王室は絶対的な存在です。

また、朝8時と夕方6時にスピーカーから国歌が流れ、通行人は立ち止まり、国家が終わるまで直立不動で立ってなくてはいけません。

たまに気にしないで立ち止まらないタイ人もいますが、それらの人たちを政府としては「反逆分子」として捉えている節があります。たまに捕まる人もいるようです。

また外国人は目立ちますので、捕まって賄賂を要求される可能性もあることを頭に入れておいた方が良いでしょう。

それらしい音楽が流れたら、周りのタイ人に合わせて終わるまで立ち止まるようにしましょう。

ーーー

ここら辺までは、ガイドブックなどでよく紹介されているので、もう知っているよ!っていう方も多いのではないでしょうか。

では、ここからはガイドブックではあまり紹介されていないマナーとNG事項を紹介していきますね。

4.電車の中で席を譲る対象は、お年寄り、体の不自由な人、だけではない

まず、私はタイ滞在初期の頃、この事でひどく感心しました。

日本では、混雑した電車内、目の前にお年寄りが立っていても、寝たふりをする人、気づかないふりをする人が多いように感じますが、ここタイでは「譲るのが当然でしょ」という考えが浸透しています。

これもタイ人に聞きました。

「だって、自分の歳だって立ってたら疲れるのに、お年寄りならなおさらでしょ」

とのことです。

この辺りの感覚については、タイ人はとても優しくて立派であると感心せざるをえません。

その後に、「(マナーの国である)日本人ならわかるでしょ?」と続けられて、耳が痛い思いをしました。タイ人は、日本はマナーの国だと考えているので、このくらい当然だと思っているようです。

また、体が不自由な人に関しても同様で、車内で様子を見ていると、そのような人がドアから乗り込んでくるや否や、座っている数人が席を譲るために半立ちでスタンバイしているんですよね。

そして、妊婦さん。

「立っていたら辛いでしょ。」とタイ人

日本では残念ながら賛否両論のようですが、ここタイでは議論の余地もありません。

それから、座っていた男性が、後から乗ってきた普通の女性に譲る!!これはびっくりしましたね。地下鉄やBTS車内で、席に座っているタイ人男性はあまりいなくて、席には女性ばかりということもしばしば見かけます。

「レディーファーストでしょ、あの人は男でしょ」とタイ人

それから、子供!

立っていたら危ないから、子供に席を譲るのがタイのマナーなんです。

「若い大人は立っていても平気でしょ」というのがタイ人の答え。

これらのことは、席を譲ることによって、一つ徳を積めるという仏教の考えも影響しているようですね。

最後に「僧侶(お坊さん)」

これはマナーというよりは、そういう決まりになっているようです。僧侶が乗車してきたら席を譲りましょう。また、もしあなたが女性の場合、僧侶の隣に座ることは絶対にしてはいけません。もし隣に僧侶が座ろうとしていたら、すぐに席を立ちましょう。

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5.麺類、スープ類は音を立ててはいけない

タイで食べたタイラーメン

日本人ならやってしまいがちなのがこれ。私は最近は、ズルズル音を出して麺をすするのは家の中だけにしています。しかし、嫁に毎回怒られます。

「豚と同じだ」

「その音を聞くと運気が下がる」

「無教養のバカ野郎」

こんな感じで嫁さんに毎回罵られます。

もしあなたが街のタイラーメン店や屋台でこれをやってしまうと、周囲の人たちは口には出しませんが、きっとこれと同じように思っていることでしょう。

6.足の向きに注意

アディダスを鍋で煮る

タイでは、足の裏は不浄なものとされています。よって、電車の中や飛行機の中などでは、足の向きに気を配るようにしてください。絶対に人に向けてはいけません。また、人や人の持ち物をまたぐ行為も厳禁です。

よく見かけるのが、タクシーや貸切バンなどで長距離移動の際、靴を脱いでダッシュボードや運転席の後ろのスペースに足を上げる行為ですが、これも絶対にしてはいけません。行儀が悪いだけでなく、仏に対する冒涜とみなされます。タイは車のダッシュボードに仏像やお札などが置かれていることが多いです。また定期的に車をお寺に持ち込み、お坊さんが車のハンドルやフロントガラスに魂を吹き込みます。

これにより安全が守られていると考えている運転手が多いため、それを冒涜するような行為はしてはいけないのです。

7.立ちションは厳禁

タイで見た禁止看板

男性だけだと思いますが、日本人はよく立ちションしますね(笑)日本で暮らしている頃、夜遅くの繁華街から駅に続く道で、毎日のようにしょっちゅう見かけていました。

タイでは、土地には精霊が宿っていると考えられていますので、尿をそこらへんに垂れ流すなんて。。。ということです。また、屋外で(一部だけでも)脱ぐということを恥ずかしい行為とされていますし、そういうものを人前に晒す行為は日本よりも忌み嫌われています。

「犬と一緒だね」とタイ人

確かにタイ人でもたまに立ちションする人を見かけますが、日本ほどではありません。また、ある程度の教養がある人なら絶対にそんなことしないようです。

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8.服を脱ぐのはNG

ついでに脱衣についてです。

「日本人は酒の席で脱ぐのが好きですね」と、あるタイ人に言われたことがあります。その人はタイにある日系企業に勤務する女性で、半分呆れた顔で苦笑いでした。

確かに私が日本で仕事をしている頃、打ち上げなどの酒の席になると「自ら」脱ぎたがる人、脱がせたがる先輩や上司がいました。

日本の場合だったら、酒の席ですしよほど変な場所で脱がない限りは笑って許されることだと思います。またそれで盛り上がって楽しい酒が飲めるなら良しとする文化もあると思います。

しかしタイでは事情が全く違います。

もしタイ女性も同席している席でこれをやってしまったら悲惨です。

「キチガイ」

「セクハラ」

などと冷ややかな目で見られるでしょう。

かなり親しい間柄ならその人は大丈夫かもしれませんが、周りにいるタイ人たちはどう見るかわかりません。

飲み屋のお姉さんならキャッキャ言って喜んでくれるかもしれませんが。。。

現実に、去年タイのビーチで全裸になって宴会をしていた日本人グループが逮捕されて、日本でもニュースで報道されていましたね。会社の旅行かなんかだったようですが、どうなんでしょうね。日本では警察官に注意されて終わりかもしれませんが、タイでは日本以上に「人前で晒すことは厳禁」なのです。

9.喧嘩はNG

タイのバンコクにいる、じゃれ合う犬たち

ダメですよ〜!腕に自信がある人、数々の修羅場をくぐってきた人、いるかもしれません。

しかし日本とは「喧嘩の美学」が全く異なります。

タイの喧嘩は「いかにして勝つか」が重要なので、手段は選びません。集団リンチもアリですし、刃物や銃など武器の使用も辞さない構えです。またある程度で終わりという概念がなく、下手したら相手の命を奪うまで続けることもあります。これは徹底的に相手を潰さないと後日報復されるという事情からですね。

また、もしあなたがその場では喧嘩に勝って、相手が謝罪してきたとしても、これで終わらないのがタイです。こちらが油断したところで、タイ人が仲間を連れてきて第二ラウンドがスタートすることも多いです。

そして最終的に警察沙汰になった時、あなたが一発でも手を出した事実があれば、あなたが悪いです。タイ人は一切悪くない被害者扱いになります。

こんな理不尽を受ける外国人が後を絶ちません。

ぼったくりやらなんやらで、イライラすることもあるでしょうが、ここはぐっと我慢しておきましょう!

10.大声を出す、乱雑な動作はダメよ

タイのレストランで食べこぼしのテーブル

タイ、特にバンコクでは、大声を出す人は「田舎者」とみなされ、馬鹿にされているのが現状です。また、周りを見ずに何かにぶつかる、グラスを倒す、食べ物をこぼす、食器の音を立てて食べる、ドアを強く締めるなど、乱雑な動作は「教養がない人」とみなされてしまいます。

バンコクの中流以上の人たちはこのような行為をとても嫌います。

11.クレームを出す時は相手次第で、言い方も考えて

例えば、店で買い物や食事をするとき、ぼったくられた、いやな対応をされた等、店側に何らかの不手際があり、それを指摘しても相手からの謝罪が得られない場合なんか、つい大声を出したくなることがあるかもしれません。しかし、タイでは売る側と買う側はあくまでも対等という考えが古くから根付いていますので、クレーム=喧嘩と捉えられてしまいます。(最近のバンコク都市部で、それなりの店ではだいぶ良くなりましたが)

特にナイトクラブや外国人男性向けの店なんかでは、クレームをつけたら店員はすぐ殴ってきますよ。

もしあなたの主張がどう見ても正しかったとしても、大声を出してしまった時点で相手はあなたを軽蔑し、話すら聞いてもらえなくなります。

以前これをやって大失敗したことがあります。コンビニの店員がお釣をごまかしたので、それを指摘したところ相手が舌打ちをしてきたんですよ。それで頭にきて大声で怒鳴って、今すぐ店長を出せと言ったんです。そしたら相手がキレてしまい、その店員は私に掴みかかってくるではありませんか!その後お互いに店の中で大暴れです。最終的に警察が来て事態は収まったんですが、その時に破損したガラス代の負担と、床に落ちた商品を全て買い取れ、それを示談とする。と一方的に決められてしまいました。

後になってタイ人の知り合いに聞いたら、今回のことはタイ人からしたら、先に大声を出して喧嘩を始めたのはこの日本人だ!という認識のようです。

どうしてもクレームを言いたい場合は、相手を選んで、言葉も選んで、そしてそれ自体に意味がある時だけにしましょう。

また、タイは階級社会なので、コンビニのバイトや食堂の店員で教養がある人は少ない。ちゃんとしたレストランやショップの店員だったらそんなこと絶対しないぞ。と友人のタイ人は言っていました。

どこに行っても「人材」にある一定の教養や常識があるのは当然、というのはどうやら日本だけのようですね。

タイのトラブル事例

2018年タイ・バンコクの治安は?危険な場所は?起こり得るトラブル事例

2018-04-30

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今回は、ガイドブックに載っている定番のタイでのNG事項、そしてガイドブックにはあまり載っていない実用的なNG事項を解説付きでお伝えしました。

旅行でどこかの国を訪れたとき、その旅行者が相手の国のマナーを知っていて、それをさりげなく実践しただけで、その国の人たちは自然と嬉しい気持ちになるでしょう。

こんな人と人の一瞬の出会いが、いずれその国や国民に対する大きなイメージになります。そして、タイ人たちは日本人に対して「ああ、やっぱり日本人はマナーが良いね」と思い、日本とタイのさらなる友好につながるでしょう。

ぜひ今回の記事に目を通してもらい、タイを訪れる際には頭の片隅のどこかに置いておいてくださいね!

 

 

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2 件のコメント

  • […] 1.タイとはどんな国? タイは、南北に長い国で北、東、西の三方は隣接するラオス、カンボジア、ミャンマーなどの国と川や国境線などで境目が定められていて、南はマレーシアに接しています。 なお、諸データは次の通りとなります。<諸データ>・国の面積は、約51万4000㎢で日本の約1.4倍くらいの大きさです。・人口は、6,570万人(2015年現在)で大多数がタイ族。その他 華人, マレー族等の構成になります。・母国語は、タイ語ですが、英語で問題なく過ごせます。・宗教は、ほぼ仏教が信仰されています。・日本(羽田、成田)から約7時間のフライトで到着します。・時差は、約2時間です。(日本時間から2時間遅れ)・気温は、だいたい年間を通して30度前後・通貨はバーツで日本円だと約3.5円(本日でのレート)となります。・その他、宗教、風習により『子供の頭を撫でてはならない』とか 『女性は、僧侶に触ってはならない』など異国ならではの文化がありますのでその辺 は、以下をご参考に調べていかれたほうがいいです。https://tripmaster-asia.com/manners-thailand/知らなかった〜ではもう遅い!覚えておきたいタイのマナーとNG事項11選 より引用 […]

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    タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
    そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
    趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
    現地・バンコクより、タイ旅行や移住のお役立ち情報を発信中!