2018年タイ・バンコクの治安は?危険な場所は?起こり得るトラブル事例

タイのトラブル事例

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

皆さんは、東南アジアと聞くと「治安」についてどう感じますか?テレビを見ていると、東南アジアの一部の地域で「テロ」だとか「強盗」や「誘拐」なんて言葉をニュースで聞くこともあります。

私が現在住んでいるタイのバンコクでも、数年前には政治がらみのデモがエスカレートして、爆弾騒ぎにまで発展しました。その後陸軍によるクーデターが起こり、2018年現在は軍事政権による統治が続いています。

こんなことを聞くと、恐い紛争地域のように誤解されることもあるのですが、実際の状況はどうなのでしょう。

今回は、2018年のタイ・バンコクの治安について、実際の現地の様子も含めてお話ししたいと思います。

旅行前にあまりこのような記事を読むと、テンションが下がってしまうかもしれませんが、注意喚起の意味もありきっと役立つと思います。

どうぞお付き合いください。

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2018年版!タイの治安と安全情報について

まずタイの深南部、マレーシアとの国境付近「ヤラー」「ナラティワート」「パッターニー」の3県。このエリアはタイ政府と独立派とが対立して、爆弾テロなどが相次いでいますので、論外です。ただ観光で行くようなエリアではないので、一般の観光客が行くことはなでしょうが、念のため・・・。

バンコクは危ない街なのか

結論から言います。

日本と比較したら危ないです!

でも、危ない場所やパターンを事前に理解した上で、ここは外国だということをきちんと意識して危険に近寄らないようにしたら、ある意味日本より平和です!

つまり、こういうことです。

日本は世界中で見ても犯罪の発生件数が低く、治安が良好な国として知られていますね。

これと比較して、日本の治安よりも良い国を探す方が大変です。

またタイは東南アジアの中でも比較的治安は良好な方です。普段から穏やかな国民性のタイ人は、基本的に争いを好みません。

自分から争いごとに首を突っ込まなければ、凶悪犯罪に巻き込まれる可能性は低いでしょう。私はタイに住んでから7年目になりますが、強盗など凶悪事件に巻き込まれたことはありませんし、物を盗まれたことも今の所ありません。(タイ人とケンカは何度かありましたが、これは自分から火に飛び込んだようなものです)

しかしながら、ちょっと油断するとスリやひったくりを始めとする、窃盗などの被害に遭うケースもあります。

このくらいの事件であれば、海外旅行でのトラブルに対する最低限の知識と、万が一に備えた準備があれば十分対応できるかと思います。

テロに関して言えば、全世界がこのような情勢なので、こればかりは運としか言いようがありません。ただ、タイ国内でテロ組織に狙われるような状況は、諸外国と比較したら少ないように思われますが・・。

2018年現在の情勢

2014年5月にクーデターが発生し、軍政に移管されてから早くも4年が経過しました。

それ以降、大きなデモや紛争は起きていません。

簡潔に言えば、タイ国内では昔から「既得権益争い」が続いていましたが、それが武器を伴う過激なものにエスカレートしたため、軍が乗り出して政権もろとも押さえ込んだ経緯があります。

クーデターがいいか悪いかは別問題であり、軍政になってからは過激なデモは起きていないということが事実です。

今年に入ってから、タイ政府はバンコクの治安維持に特に力を入れています。定期的に繁華街の抜き打ち検問や職務質問を行い、街中の主要ポイントでは軍人さんが警備巡回していて、観光客の保護を専門に扱う「ツーリストポリス」の人員も以前より増えています。

日本とは違う安全対策

絶対安全というのは、世の中には存在しません。治安が世界トップクラスの日本でさえ、強盗や無差別事件が発生してしまうのが現状です。

日本には日本特有の危険があり、タイにはタイ特有の危険が存在します。

また日本とタイでは「安全」「危険」に対する概念が違います。

ひとつ大事なことを理解していただきたいのですが、東南アジアのタイは先進国ではありません!

自分の安全は自分で守る必要があります。これは日本以外の国ではどこも似たようなものなので、海外旅行に慣れている人は百も承知かと思います。

外国人観光客とタイ人低所得層の間にある「経済的格差」もまた、窃盗など犯罪の引き金になってしまう場合もあります。そしてバンコクには、タイ人の低所得層よりも更に所得が低い、ミャンマーやカンボジアからの出稼ぎ労働者が多数あふれています。

この中には、例えば病気に苦しんでいる親を本国に残して、治療代を稼ぐためにタイに来ているような、切羽詰まっている人も少なからずいて「隙あらば」というケースもあります。

これらの犯罪や事故から、自分の身を守るためにはどうしたら良いか、またバンコクにはどんな危険が潜んでいるのか。

順番に説明していきましょう。

1.夜道に注意

昼間は人通りもあり、観光客であふれていたオシャレなショッピング通りや旧市街。これが夜になるとピタッと人通りがなくなる場所も多いです。街灯が無い区画もあるので、夜はこんな場所を歩かない方が良いです。

大通りから一本入った細道(ソイ)にも危険が潜んでいます。

犯罪やトラブル例と対策

ひったくりー車道側に荷物を持たない、バイクが後ろから来たら用心する

スリー人とすれ違う時ぶつからないようにする、ポケットに貴重品を入れない・持ち歩かない

喧嘩ー人をまじまじと見ない、怪しい人がたむろしていたら近寄らない

2.クルマやバイク事故に注意

日本と違って、歩行者優先ではありません。道路を横断中でも突っ込んでくることがあるので、十分に注意が必要です。また、車が止まってくれた時や、渋滞の隙間を横断するときは、バイクのすり抜けに注意!

トラブル例と対策

左右をよく見るだけではなくて、渡るタイミングも非常に大事です。ポイントは、運転手にわかるようにきちんと意思表示をすること!横断中はダラダラ歩かないで、小走りで渡りきること!最後歩道に入る前には、すり抜けバイクの有無も確認すること!

3.デモ活動に近寄るな

たまに政治的な集会が行われることがありますが、このような場所には近寄らないこと!デモ制圧のために軍が放水したり、催涙弾を投げ込むこともあります。また反対組織から攻撃されることも考えられるので、近寄ってはいけません。

逆に、旅行中に街中でデモが発生したとしても、近寄らなければほとんど危害は無いと言っても良いでしょう。

クーデターの時でさえ、近くで陸軍の掃討作戦が繰り広げられているのに、少し離れたところではその煙を見ながら、飯食って楽しそうに酒飲んでるのがタイ人ですから・・(笑)

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バンコク夜の繁華街は危険?

日本でもそうですが、観光地と歓楽街を比べて、どっちが犯罪やトラブルに巻き込まれる率が高いかって言ったら皆さん分かりますよね。

バンコクの歓楽街における治安は比較的良好で、暴力を伴うような悪質なぼったくりや、強盗、傷害事件などはほとんど発生していません。初めてのタイ旅行でも、皆さん安心して利用することができます。

それでも、ちょっとした油断や気の緩みからトラブルに発展することもあります。

1.喧嘩

旅行先で理由もなく、わざわざ自分から喧嘩を売る人はいないでしょう。

しかし、相手のタイ人がきっかけを作るパターンは多くあると思います。例えばぼったくりなど、不正行為に遭った時。残念ながら、タクシーの料金や土産物店での買い物、バーのお会計などでインチキされることはたまにあります。

また店員の態度が悪い、気にくわないなど。

ついつい熱くなってしまい、タイ人相手に「きつめに」注意したり咎めたりしたら大変!

タイ人には「クレーム」や「お客様」という概念がほとんど浸透していないので、タイで店員などにクレームつけるという行為は喧嘩を売るのと同意語だと思った方が良いでしょう。

このような場合、こちらの主張をすることは問題ありませんし、相手が間違っているならきちんと伝えた方が良いでしょう。ただし相手を逆ギレさせないように「冷静」に、ゆっくりと伝えることが大事です。

最初から会計をインチキするようなヤツは、客が気付かなければラッキーくらいで軽く考えてるパターンがほとんどです。「間違ってるよー」って丁寧に指摘したら、だいたいバツが悪そうに、舌を出しながら訂正してくることが多いです(笑)

2.夜遊び

バンコクやパタヤにはナイトスポットが数多くあることでも知られています。治安はまあまあ良い方ですが、人混みでのスリ、置き引きなどがたびたび発生しています。これらは基本的なことを守り、油断さえしなければほとんど防げるでしょう。

また、酔ってタイ人と喧嘩なんかもダメですよ(笑)特にバーのボーイなど男性店員。彼ら普段は笑顔で接客していますが、羽振りの良い日本人の男性に対しコンプレックスを持っている人も実際に多いです。本音と建前はタイ人も使い分けています。その辺りは刺激しないようにスマートに遊ぶ方が良いでしょう。

そしてマナーの違い。日本人とタイ人は似ているようでも文化が違うので、たとえ酔っていたとしても相手の頭を気安く触らない、足に関するギャグは避けるなど、タイの基本的なマナーは守る必要があります。

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3.違法なこと

クスリ系の件ですね・・・。恥ずかしいことに、たまに日本人がタイ警察に捕まっています。まあ、警察と売人がグルになっていることが多いんで、路地とかで声かけられても、知人から誘われても絶対近寄らない方がイイですよ。買ったらすぐに警察が現れて、その場で持ち物検査されたりします。

そのあと、どうなるかは想像つきますよね?

また、タイでは賭博は違法です。トランプ賭博詐欺の注意喚起がたまに大使館から回ってきたりしますが、いまだにこんなん引っかかるやついるんだ・・・。というのが私の正直な感想です(笑)

4.タクシー

夜の歓楽街からタクシーに乗るとして、すぐ近くで客待ちしている車両はだいたい法外な金額をふっかけてきます。また不良率が高いので、何かとトラブルになることが多いです。少し離れたところから流しのタクシーに乗る方が安全です。

また女性一人の場合、夜間のタクシー利用は絶対おすすめできません

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ホテルでのトラブル

1.窃盗の被害

ありがちなパターンとして、宿泊者が外出している間に、掃除の担当者が荷物を盗む、というのがあります。セーフティーボックスはマスターキーで開けることができるため、完全ではありません。

大事なのは、見えないように保管すること。

間違っても、ベッドの上や机の上に貴重品を放置して出かけてはダメですよ!

例えば日本円にして10万円、旅行者からしたら一般的な所持金額ですよね。

しかし、清掃スタッフからしたら3〜4ヵ月分の給料に相当する大金なんです。日本人の立場としての価値に置き換えると、3〜4ヵ月分の給料として考えたら約100万円にもなりますね。

これが物価の差であり、格差とも言います。

この場合、少ない賃金で頑張っている清掃スタッフに、ちょっとした出来心を与えてしまった、悪魔の囁きを聞かせてしまった「あなた」の罪は大きいと、私は思います。

また、中級以下のホテルで働いている清掃担当者は、近隣国からの出稼ぎ労働者が多く、もし大金を盗むことに成功したらその場で仕事場から逃亡し、手配される前に本国に帰ってしまいます。なので、ホテル側も積極的に解決してくれるとは思えませんし、だいたいのケースが宿泊者の自己責任として終わらせてしまいます。

考えてみれば、これは治安の良い日本でさえ起こり得る事案ですね。例えば漫画喫茶などで席を立った隙に、財布から金を抜かれるとか、置き引きに遭うこともありますよね?

これについての防犯対策はこちらの記事にまとめました!

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2.外部からの侵入

パターンとして、ドアがきちんと閉まらずに半ドアの状態だった場合、フロントで間違えてカードキーを渡してしまった場合、侵入者が部屋の合鍵を持っていた場合などです。

ドアがきちんと閉まらないケースはよくあります。ちゃんと「ガチャン」と音がするまで閉めましょう。

また古いホテルの場合、安い鍵だと合鍵を簡単に作れてしまうので、あまり信用できません。カードキーは滞在期日を過ぎるとデータを自動でリセットできるのでその点安全なのですが、フロントの係が部屋をきちんと確認せずに、他の宿泊客の申し出だけでスペアを渡してしまうことがたまにあります。

これに関してはごく稀なケースですが、なるべく古いホテルは避ける、予約前に口コミをチェックする、高級品は持ってこないくらいしか思いつきません。

部屋で寝るとき、シャワーの時などは、U字ロックやチェーンなど2重ロックを忘れずに

番外編

知らない人、またはよく知らない知人から荷物を預かる

まず中身が何か分かりませんよね?これはかなり危険なことです。

預かっている時に、もし警察に荷物検査され何か違法なものが発見された場合、「人から預かった」と言ってもそれを自分で立証しなくてはなりません。

薬物がらみの時はアウト!量が少なくても良くて数十年から無期懲役、量が多ければ極刑もあります。タイでの薬物犯罪は日本よりも厳罰が待っています

「日本の知人に届けて欲しい」とか、「ちょっとトイレに行くから預かって欲しい」とか言われ、気安く引き受けると親切心がアダとなることもありますので注意が必要です。

荷物を預かるなら、信頼できる自分の直接の友人か身内だけにしましょう。

ーーー

いかがでしたか?

タイにおける2018年現在、最近の治安・安全情報と、実際に起こり得るトラブルの事例をまとめました。

東南アジアでは比較的治安の良いと言われるタイ・バンコクですが、訪れる場所や時間によっては危険に遭うケースも出てきます。またタイで実際に起こったトラブルの事例をあらかじめ知ることによって、より安全に旅を楽しむことができると思います。

かと言って、あまり警戒しすぎてしまうと旅がつまらなくなってしまいますよね。

今回は私が今までの滞在で感じた、必要最低限の治安・危険情報だけを厳選して記事にしました!

タイ旅行計画の参考にしてもらえれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
現地・バンコクより、タイ旅行や移住のお役立ち情報を発信中!