成都最大の繁華街といえば「春熙路」。
東京で例えれば銀座や渋谷、大阪なら心斎橋のような位置付けの街で、高級ブランドのショップやレストランから始まり、デパート、ショッピングモール、カフェなどのほか、若者に人気の最新ファストファッションやコスメなどが手頃な価格で手に入る、成都最先端の商業街になっています。
日系のモールでは「伊勢丹」や「イトーヨーカドー」がこの「春熙路」にあり、特にヨーカドーは食料品が充実しているので、お菓子や調味料のお土産を買うのにぴったりです。
今回は、この「春熙路」を散策したあと、ヨーカドーで買い物してきた時の様子をお伝えしたいと思います。
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「春熙路」への行き方・アクセス・場所
まずはGoogleマップを見てみましょう。
中国ではGoogleの対応エリア外になるので、Googleマップが長いこと更新されておらず、GPSも迷い気味になります。なので中国の無料地図アプリ「百度地図」のダウンロードをオススメします。
地下鉄2号線と3号線でアクセスできます。
長距離バスターミナルがある新南門からは1駅、徒歩だと20分程度になります。周辺道路は混雑するので、なるべくならタクシーよりも地下鉄でアクセスするのがおすすめです。
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成都・春熙路で久しぶりの都会を満喫
数日前まで私たちは「東チベット」を回っていまして、実に1週間ぶりの「都会」!
ちょっとワクワクしながら地下鉄3号線に乗り、春熙路駅を目指しました。
駅に着き、よくわからないまま地上に出ようと改札を抜けると・・・
なんだこりゃ・・!
いきなり駅直結のショッピングセンター。中央が吹き抜けになっていて、最先端デザインのセンスが光っています。
田舎者丸出しの私たちには似合わないため、そそくさと外界を目指しました・・・(笑)
外に出てみると、思いっきり都会です!
ものすごい人で賑わっています。
中国の都市部は、私が住んでいるタイのバンコクより数段階も発展していて、とても綺麗。
それでは少し散策してみましょう。
噂のパンダビルです。
壁をよじ登る巨大パンダ。ユニクロとプラダなどが入るビルにあります。
横道に入ると、そこは歩行者天国(歩行街)。
数え切れないほどのお店があります。
とてもよく整備されていて歩きやすいですね。
立ち並ぶお店も、取り扱いの商品も、さすが洗練されている。
ここではスイーツの移動販売車や、串焼きが人気のようで、地元の若者たちが並んでいました。
飲食店もかなりたくさんあります。さすが成都最大級の繁華街!
四川料理はもちろん、火鍋店、イタリアン、日本食店からファーストフードまでなんでも揃っています。
さあ、左側には今回のお目当でもある「ヨーカドー」が見えて来ました!
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成都のヨーカドーで調味料を買おう!
中国まで行って、なんでわざわざヨーカドーに・・?って思うかもしれません。
答えは、ただ中国のヨーカドーがどんなものか見てみたかっただけです(笑)
ここは中国。看板は漢字で書かれています。
それでは中に入ってみましょう!
正面の入り口。
1階は服やカバン・雑貨など、地下に降りると食料品があるようです。
エスカレーターで地下に降りていきます。
日本と同じく、脇にカゴとカートが並べられていますね。
飲み物や乳製品。
これが安いのか高いのか分かりません・・。
火鍋の素!
これは底料と言いまして、鍋に入れて、お湯で溶かして使います。
固形タイプと、液体タイプの2種類がありまして、固形の方はバターのように切って使えば、残りは冷蔵庫で保存可能です。液体は使い切り。
さすが四川省!ものすごい数の底料が売られています。2種類ほどお買い上げ。
調味料の数々。
四川料理を作るのに欠かせない「花椒」も何種類かありました。もちろんお買い上げ!
成都の暮らしが垣間見えて、見ているだけでも面白いです。
ありました!
今回のメイン「陳麻婆豆腐」の素。
麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐」が作っている調味料で、フライパンで簡単に本格麻婆豆腐を作ることができます!
日本にも支店が何軒かあるようです。
家に帰ってから後日実際に使ってみましたが、しっかりと辛くて、ちゃんとお店の味が再現されていました!
お土産には箱入りパックがおすすめ!
お惣菜の種類も多く、試食できる!
お惣菜コーナーには本場の四川料理のおかずがたくさんあり、どれも美味しそう!
その中で、こんなものを発見しました。
「イカの香辣あえ」!
11元なので180円くらいですね。中国の物価からすると決して安いとは言えません。それでもどんどん売れて行きます。
お客さんの服装などから判断すると、成都のヨーカドーは「高級スーパー」の部類になるのでしょう。日本でいうデパ地下的なイメージですね。
ホテルに戻ってからいただきました。
食器がないので手づかみです(笑)
「・・・・辛い!!!」
当然ですが、四川のおかず「川菜」なので、火を吹くような辛さです!
しかしうまい。
絶妙なスパイスのバランスと、しっかりと聞いている花椒の香りとシビレ。
成都に住む都会人は、こういうのを買って帰り、部屋で晩酌でもするのでしょうか?
そんな時には、食後にヨーグルトで舌をいたわりましょう。
「成都老酸奶」
こちらのブログで紹介されていたヨーグルトで、管理人の大輔さんが大絶賛していたため、とても気になっていましたが、やっと見つけることができました。
http://3boshi-trip.com/sekaiissyu-honpen/asia/east-tibet/tibet-6/
この大輔さんは夫婦で世界一周されている方で、私が東チベット旅の計画を立てる際、記事を参考にさせていただきました。
うまい!!
とてもコクがあり、この上ないほどクリーミーな味わい!
これは確かに「絶品」のヨーグルトです。成都を訪れた際はぜひチャレンジしてみて欲しいです。
まとめ
今回は、成都最大級の繁華街「春熙路」に訪れた時の様子をお伝えしました。
古い街並みの繁華街「錦里」や「寛窄巷子」とは違い、ここ「春熙路」はまさに最先端の繁華街。観光スポットではありませんが、ふらりと散策してみれば成都の「今」を見ることができます。
そして注目なのが「ヨーカドー成都店」。
お惣菜や食料品が豊富で、成都人の家庭の食卓を垣間見ることができて面白い!
調味料系のお土産探しにもぴったりです。
成都旅行の締めに訪れてみてはいかがでしょうか?参考になれば幸いです。
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