プーケットにある「パトン」はプーケット島内で一番栄えているエリアです。
多国籍なレストランはもちろん、バー・クラブなどのナイトスポットも多数あり、夜遊びをした後に徒歩で帰れるようなホテルも繁華街の中に数多くあります。
しかし、景色が良い、部屋が広いなど、昼間もゆったり過ごせるような、いわゆる「リゾートホテル」の多くはパトンから離れた静かなエリアに点在していまして、夜は繁華街に飲みに出かけるようなスタイルの人にはやや不向き。
そんな中、ネットでホテルの情報を探っていると、パトンから比較的近い距離にあり、部屋が広くて快適そうなリゾートホテルWyndham Sea Pearl Resortを発見!
そして実際に3泊ほど、タイ人の嫁さんを連れて滞在して来たので、その様子をご紹介したいと思います。
今回の記事では
「Wyndham Sea Pearl Resort」ってどんなホテル?
どんな人に向いているホテル?
交通の足がない人でも使える?
ホテルへの交通手段は?
といった内容についてお話ししたいと思います。
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■目次
パトンから比較的近いリゾートホテル「Wyndham Sea Pearl」
プーケットで一番賑わっているパトンビーチから約3キロほど内陸にある丘の上に「Wyndham Sea Pearl(ウィンダム・シーパール)」はそびえています。
パトンから徒歩でアクセスするのはさすがに無理ですが、車やレンタルバイクだったら5分もあれば到着できる好立地。
この規模のリゾートホテルでパトンから至近距離というと、他にはなかなか見当たらないのではないでしょうか。
今回は嫁さんと一緒に3泊ほど滞在してみて、なかなか快適だったのでご紹介したいと思います。
ホテル入り口からは送迎車で
今回私たちは、空港からミニバスでホテルまでアクセスしました。
詳しい交通手段は記事の最後に載せますが、パトン行きのミニバスのルート上にホテルがあるため、ホテル前で途中下車することができます。
入り口の並木道は上り坂になっていて、ホテルのフロントまでは徒歩5分ほどでしょうか。
歩いたら結構距離がありますが、警備員に言えばすぐに送迎車を呼んでくれます。
これなら荷物がたくさんある人でも安心ですね!
チェックイン後も、部屋までこの車で案内してくれました。助かります。
こちらがフロントがあるメイン棟。2階には朝食会場のレストランがあります。
5スターだけあって、なかなか豪華な雰囲気のエントランスです。
こちらでチェックイン。スタッフさんは基本的に英語が通じる(かなり流暢)ので安心です。
通常は日本語での対応はできませんが、本当に困った時があれば日本語ができる中国人スタッフが在籍していますので、呼んでもらえます。
本来は14時からチェックイン可能なのですが、部屋は空いているとのことで、少し早めにチェックインしてもらえました。
この時、ホテルグループのメンバー勧誘があり、メンバーに加入してもしなくても特典がもらえるというキャンペーンをやっていました。この時は特に深く考えず「OK」を出してしまたのですが・・・。
この件についてはこちらの記事をご覧ください!
さて、それでは早速部屋を見てみましょう!
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Wyndham Sea Pearlの部屋
チェックアウトが終わると、さっきホテル入り口まで迎えにきてくれた車が玄関で待機していました。
フロントから部屋までは徒歩で3分程度と、歩けない距離ではありませんが、荷物があるので助かります。
こちらの坂道を登ったあたりに客室棟が立ち並び、スイミングプールと客室があります。
それでは部屋に入りましょう!
今回私たちが予約したのは「DELUX ROOM with JET TUB」という部屋で、100㎡ほどある広いタイプの部屋です。
リビングがあり、バルコニーにはジャグジーがついている部屋になります。
他には50㎡くらいの通常の部屋や、ベッドルームが2つある部屋、部屋にプライベートプールがついている部屋などがラインナップされているようです。
ドアを開けると、まずは広いリビングが・・。
「おおっ、これは快適そうだ!」
飲む人は、ここでワインなんか開けてくつろぐのでしょうか。
私は飲まないので、嫁さんが一人でチビチビとやることになりそうです(笑)
隣には広い寝室。
ブラインドから漏れる光が綺麗です。(直射日光は暑いですが・・)
ベッドはキングサイズで、2名で寝ても十分な広さがあります。マットレスは硬すぎず、柔らかすぎずちょうど良い!
リビングがないタイプの部屋は、この寝室と同サイズになります。
枕元のサイドテーブル裏には電源があるので、寝ながらスマホの充電ができます。
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バスタブで熱いお湯につかりリラックス
このデラックスタイプの部屋にはバスタブがついています。
このホテルは熱いお湯が勢いよく出るのがポイント!
タイではバスタブに浸かる文化がないため、通常は熱いお湯を必要としません。そのため多くのホテルではお湯がぬるい、または出てもチョロっとしか流れないことが多いのです。
ここウィンダムのバスルームでは、水で薄めないとやけどしてしまうほど熱いお湯が出るので、日本人としては嬉しいですね!
広いパウダースペースとミラー。
アメニティーは一般的なホテルと同様の内容で、歯ブラシやシャンプー、ボディーソープなどが揃っています。使い捨て歯磨きは小さいので、気になる人は日本から持って来るか、コンビニで買ってきた方が良いでしょう。
一番奥にはシャワールーム。
こちらも熱いお湯が勢いよく出ます。
バルコニーにはジャグジーがあるものの・・・
デラックスタイプの部屋には広いバルコニーがついています。
室内は禁煙なので、タバコを吸う人はバルコニーで。煙が中に入らないように、ドアはしっかりと閉めてから!(室内にタバコのにおいが入ると、屋外で吸ったとしても違約金と言われるホテルもあるので注意が必要です。)
そしてジャグジー!
・・・と言いたいところですが、こちらはお湯ではなくて「水」!
また、目の前では増築工事中のため眺望がよくありません。
なのであまり利用価値を感じず・・。
その代わり、部屋の真下にあるプールでひと泳ぎしました!
デッキチェアが並ぶ細長いプール。
ここで1時間ほど泳ぎ、チェアでのんびりと過ごしました!
うん、ジャグジーよりこっちの方が開放的で気分が良いですね。日差しが強く、水温はそれほど冷たくありません。
深さは160センチ。ちょうど足が付くくらいです。
プールの端は子供用の深さになっていて、大人の膝くらいの水深になります。
パトンビーチへは無料送迎バスでアクセス!
パトンの中心地からは3〜4キロほど離れているので、徒歩でのアクセスは不可能です。
しかし、このホテルには・・
嬉しい「無料送迎バス」が走っています!
ホテルを出て、ジャンクセイロン、ビーチ前を経てホテルまで戻って来る循環線です。
基本は1時間に1本。ホテル発は定員制なので、内線電話で予約をしてくださいとのことです。
フロントロビー前が発着所になり、バスの時間になると事前予約した乗客たちが集まって来ます。
逆にジャンクセイロン・パトンビーチ発は予約なしで乗車できます。
ビーチサイドの通りで「バスを降りた場所」が乗車場所になります。多少ずれていても止まってくれます。
運行時間はホテル発が10時〜20時。ホテル行きの最終はパトンビーチ発20時20分で、これを逃すとタクシー移動になってしまうので注意が必要です。
ジャンクセイロンはパトンで一番大きなショッピングモール。お土産物の購入から、お食事、デザート、喫茶まで一通り揃っています。滞在中にふらっと立ち寄ってみたら楽しいですよ!
送迎バスの注意点としては「荷物がある人は乗車できない」こと!
ということは、チェックアウトした後に送迎バスでパトンに向かうことはできないので、タクシーかソンテウ(乗合バス)を使う必要があります。
「Wyndham Sea Pearl」はこんな人に向いている!
パトン圏にありますが、中心地からは少し離れているので、静かさと部屋の広さ、利便性のバランスが良いホテルです。
逆に「海が見えるリゾート」を希望、「繁華街には行かない」人なら、パトン以外の場所を探せば、交通は不便ですが似たようなリゾートはたくさんあります。
1.静かにゆっくり過ごしたい人
繁華街から3キロほど離れているので、いつでも静かな環境でゆっくり過ごせます。
2.でもパトンの繁華街にも気軽に行きたい人
繁華街から程よい距離なので、送迎バスで気軽に繁華街へ繰り出せます。帰りの送迎バスが無くなっても大丈夫。タクシーで300〜400Bあれば10分以内で帰って来れます。(それでもバンコクと比べたら高いですが・・繁華街重視ならパトン中心地のホテルが良いでしょう)
3.家族づれでゆったり過ごしたい人
デラックス以上の部屋(100㎡〜)を選べば、リビングやバルコニーがつくので、家族づれでも広々快適に過ごすことができます。
4.一般的な5星ホテルのサービス水準を求めない人
スタッフはそれなりに教育されていて、対応は決して悪くありませんが、一般的な外資系高級ホテルのサービスには及びません。
ホテルのサービスと、リゾートホテル・ヴィラのサービスとでは根本的な概念が異なります。
この辺りのバランスを考えて、ホテル選びの参考になればと思います。
プーケット空港から「Wyndham Sea Pearl」への交通手段
空港からホテルまではタクシー利用が便利です。
普通車1台800B〜になります。ホテルロビー前で降りることができるのが利点。
こちらの記事に詳しく載せました。
節約派のあなたにはミニバスをお勧めします。
空港からパトン行きのミニバスに乗車すれば、ホテル前で途中下車することができます。料金は一人180B。この場合、通りの反対側で降ろされるので、道を横断する必要があります。
ミニバスの利用方法はこちらの記事!
逆に、チェックアウト後に空港まで行くには、ミニバスが使えないためタクシーしか交通手段がなくなってしまいます。
他にはレンタカーという手段もあり、普段から運転に慣れている人にはオススメです!自分の足があれば、プーケットの観光にも便利ですし、荷物があってもなんの心配もいりません。帰りもそのまま空港まで直行できます。
プーケットタウンから「Wyndham Sea Pearl」への交通手段
プーケットの市街地「プーケットタウン」からホテルにアクセスするには、タクシーで約500Bかかります。公共交通機関のソンテウ(乗合バス)がホテル前の道を通るので、節約派の人はソンテウ利用がオススメです。
プーケットタウンからのソンテウは19時ごろが最終になるので、注意が必要です。
交通の足がない人でも使えるか?
パトン中心地から少し離れているため、足がないと若干不便ではあります
時間の制約がありますが、送迎バスを使えばパトンーホテルの往復は可能です。またホテル前はソンテウが通るルートなので、プーケットタウンに行くことも可能です。
しかし、公共機関や送迎で行ける範囲はこれだけ。(プーケットタウンまで行けば、各ビーチへのソンテウに乗り継げますが、大回りだしかなり不便。パトンからは空港〜各ビーチを結ぶスマートバスも走っていますが、本数が少なく時間の制約もつきます)
ツアーに申し込むか、車をチャーターすれば解決しますが、それなりのコストがかかります。
なのでプーケットの魅力をコスパよく、自由に、最大限楽しむならば、やはりレンタカーやレンタルバイクなど足を確保する方がベター。
レンタルバイクの記事はこちらをご覧ください!
レンタカーは1日約1000B。事前予約すれば700B程度から探すことができます。
(私は滞在3日目にレンタルバイクを借りて、プーケット一周してきました!ホテルから徒歩5分のところに良心的なレンタルショップがあります。1日たったの250B!)
もしパトンの中心地で便利なホテルを希望する方には、こちらがオススメです。
パトンから離れますが、古き良きリゾートが好みならばこちらも良いかも。
空港から比較的近めの名門リゾートならばこちら!
>>>デュシタニ ラグーナ プーケット ホテル (Dusit Thani Laguna Phuket Hotel)<<<
まとめ
パトンから比較的近くに位置する大規模リゾートホテル「Wyndham Sea Pearl」。
中心地にあるショッピングモールの「ジャンクセイロン」やビーチまでは送迎バスが出ているので、街へも気軽にアクセス!
繁華街からは程よい距離なので、静かにゆったり過ごしたいけど、繁華街にも行きたい!という人にも便利!
プーケットにあるリゾートホテルは1泊2万円を超えるところが多い中、この価格でこの広さ・立地に泊まれるのはお値打ちなのでは?と思います。
シーズンによって価格が変動するため、まずは宿泊費をチェックすることをおすすめします。
Wyndham Sea Pearl Resort の価格をチェック
プーケットでの過ごし方についてはこちらの記事をチェック!
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