バンコクにある、カオマンガイの有名店「クワンヘン」。
日本人の間でも有名なお店で「緑のカオマンガイ」と言う別名で親しまれています。
数軒隣には「ピンクのカオマンガイ」もあり、バンコクのカオマンガイ2強として知られています。
今回はちょうどプラトゥーナムに用事があり、ちょうどお昼時だったので、嫁さんと「何食べようか?」と話していました。
プラトゥーナムに来たら、やっぱりカオマンガイでしょ!ということで、久しぶりに「クワンヘン」に行くことに決まり!
今回の記事では
「緑のカオマンガイ・クワンヘン」ってどこにあるの?
クワンヘンってどんなお店?
クワンヘンのメニューは?
他店のカオマンガイとどう違うの?
といった内容についてお話ししたいと思います。
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■目次
緑のカオマンガイはプラトゥーナムのど真ん中!伊勢丹からも近いよ
まずは「クワンヘン」の場所、アクセス方法、行き方などをお伝えします。
緑のカオマンガイとして知られる「クワンヘン」は、プラトゥーナムという街にあります。
ここは、衣類の卸売市場「プラトゥーナム市場」があり、アパレルのバイヤーが世界中から集まる街です。近くには日本人女子にも人気の「プラチナム・ファッションモール」があるので、どこかで聞いたことがある人もいるかも知れませんね。
さらに「伊勢丹」「セントラルワールド」などのデパートからは徒歩5〜10分と至近距離にあり、買い物の合間に立ち寄るにも都合の良い立地になります。
高レートで有名な両替店「スーパーリッチ」からも徒歩5分ほど。
タイで一番高いビル「バイヨークタワー」から徒歩8分程度。
なので、この辺りを1日かけて集中的に回るのも良いかも知れません。
最寄駅はエアポートリンクの「ラチャプラロップ駅」またはBTSの「チットロム駅」。それぞれ徒歩10分程度になります。ただしBTSからはちょっと遠いですね。
バンコクに慣れている人なら、センセーブ運河のボート(水上バス)でアクセスするのが一番近いです。
オススメできないのは「タクシー」でのアクセス。
一日中渋滞が酷い「ペチャブリー通り」に面している上、途中区間が時間によって一方通行になったり、強制的に左折させられたりとなかなかの曲者。
ただ渋滞で時間はかかりますが、座ってるだけで楽なことは確かなので、それでもいい!という人はタクシーでもいいと思います。(運転手はみんなこのエリアに行きたがらないので、乗車拒否率・メーターを使ってくれない率は高いです。)
なので効率よく動くために、お土産購入やショッピングの日を作り、その買い物をする前に行くことをオススメします。(店が狭いので、買い物後で荷物がいっぱいだと入れないかも知れません。)
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緑のカオマンガイ「クワンヘン」に行こう!
それでは、実際にお店に行ってきた様子を写真付きでお伝えします。
もしタクシーに乗るのであれば、「プラトゥーナーム・タノン・ペッブリー・ソーイ・サームスィップ(プラトゥーナムの、ペッブリー通り30番路地)」と伝えるのが分かりやすいです。
運転手はお店の名前までは知らないこともあります。
このすぐ近くには「ピンクのカオマンガイ・ガイトーン」や、おいしい麺類のお店も多数あり、いわゆる庶民グルメのエリアです。もともと衣類の卸売街として発展したエリアなので、アジア的な下町の雰囲気も出ていて街歩きも面白いと思います。
カオマンガイってそもそも何?という方はこちらの記事をご覧ください。
さて、ここから大きい交差点の方に少し歩くと・・・
お店の前に数組のお客さんが並んでいるのが見えてきます。
ここが今回ご紹介する「緑のカオマンガイ・クワンヘン」です!
ここは私も以前から通っているお店ですが、他の店と比較して「お肉が柔らかくてジューシー」「米がパラパラしてうまい」といったこだわりがポイント。
有名店になっても、変わらず守り続ける姿勢は素敵だなと思います。
この屋台の奥に客席があります。
鶏がぶら下がっていて、緑の看板が出ているのですぐにわかると思います!
お昼時を外れた午後3時すぎなのに、この混み具合はさすがですね。
金ショップを挟んで、1軒先にあるのも実は同じ「クワンヘン」。
以前クチコミサイトに「ニセモノ」と書かれているのを見かけましたが、そんなことはありません。
正真正銘、本物の「クワンヘン」ですし、味もメニューも経営者も一緒です!
こちらの方が空いていることが多く、だいたい並ばずに入店できますので、私はいつもこちらに来ています。
(カオマンガイをオーダーすると、店員さんは並んでいる店の方から持ってきます(笑))
それではメニューを見ていきましょう。
緑のカオマンガイ「クワンヘン」のメニュー
まずは看板メニューのカオマンガイ!
ご飯の上に鶏が載っているシンプルな料理です。
シンガポールなど中華圏では「海南鶏飯」などと呼ばれています。地域によってタレが変わったりして、実は奥の深い飯なのです。
ここでは中国語で「水門鶏肉飯」と書かれています。「水門」とは、プラトゥーナムのこと。タイ語でプラトゥーが「門」、ナムが「水」という意味です。
なので「プラトゥーナム式カオマンガイ」とでもいうところでしょうか。
「札幌ラーメン」「讃岐うどん」のような感じですね。
現に「カオマンガイといえばプラトゥーナム」というイメージは、地元タイ人の中でも出来つつあります。
こちらは揚げ鶏のカオマンガイ「カオマンガイ・トーッ」、
サクッとした食感が美味しい!
「ガポッパー(グラポッ・プラー)」
あんかけスープ。ちょっと甘みのあるスープで、鶏、たけのこなどを煮込んでいます。
サテー!
東南アジア全域で食べられる串焼きで、タイでは豚が「ムーテ(ムーサテ)」、鶏が「ガイテ(ガイサテ)」と呼ばれています。
こんな感じで、お兄ちゃんが炭火で焼いてくれます。
こちらもクワンヘンの人気料理。
それでは中に入りましょう!
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「クワンヘン」でのオーダー方法は?
食べたいものをメニュー指差しでOKです。
「カオマンガイ」などと言えば伝わります。
混雑時は事前に食べたいものを決めて、オーダーしてから着席するなど、臨機応変に!
「クワンヘン」はジューシーなカオマンガイが魅力的
オーダーしてから5分ほどで運ばれてきたカオマンガイ!
この店のチキンは、とにかく柔らかいのがオススメポイント。
他の店だとパサパサした肉のところもあるのです。カオマンガイオタクの私としては見逃せない重要ポイント。
付属のタレはピリッと辛いので、かける量にはご注意ください。とは言っても、辛すぎるということはないので、日本人でも充分食べられます。
ムーテ(サテー)です。
甘めのカレー味ソースをつけて食べます。
お好みで付属のサラダと一緒に食べましょう。
ガポッパーです。
こちらは「いかにもタイっぽい味」がするので好みが分かれると思いますが、私は好きな味です。
「クワンヘン」は24時間営業!
このお店は「いつ行っても食べられる」という安心感があります。
夜中でも開いているので、以前近くに住んでいた時は仕事帰りや、作業の合間の夜食などによく利用していました。
夜中に行くとたまに水掃除していたりしますが、その間も外で良ければ食べられます。
夜中もお客さんの回転が良いので、使用している鶏はいつも新鮮!
美味しさの秘訣ですね。
注意点としては、古い建物なのでトイレがちょっと。。。入店前にデパートやモールで済ませてくることをオススメします!
まとめ
有名店「緑のカオマンガイ・クワンヘン」は、柔らかくてジューシーな鶏肉が人気の秘訣!
サイドメニューのサテーも香ばしくて美味しいのでオススメです。
それでお値段はリーズナブル。人気店になったのに、今まで支えてきてくれた「地元の庶民」を置き去りにしない姿勢が素晴らしいですね。
タイ庶民のフードに興味があるけど、屋台はちょっと・・・という人にもオススメの食堂です。
バンコクに旅行の際は、ぜひチャレンジしてみてください!
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