エメラルド色のビーチ、赤紫色に染まる西の空、ヤシの木陰でフルーツカクテルなんて南国バケーションの定番で憧れますよね。
ここタイには数多くの綺麗なビーチ、小さい魚が泳ぐサンゴ礁の島が点在していて、そのほとんどは有名な観光地プーケットの近辺、タイ南部に集中しています。
今回は、その有名なプーケットとは一体どんなところなのか、どうやって行けば良いのかなどを紹介したいと思います。
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プーケットに行こう
プーケットでの過ごし方
タイ南部を代表するリゾート地プーケットでは、「何もしない贅沢」派、「がっちりアクティビティー」派、どちらのタイプの方も楽しめます。
私はその時によって両方好きなのですが、気分次第でどちらも楽しめるというのは非常に魅力的ですね。
日本出発の時点では、あえてスケジュールを詰め込まずにプーケットに行っても全然問題ありません。
1.海で遊ぶ
プーケットといえばやっぱり海!
せっかくビーチリゾートに来たのですから、綺麗な海でがっつり遊びたいですよね。ここプーケットには大小様々なビーチが点在しています。それぞれのビーチに個性があるので、それに合わせて宿泊地を決めると良いでしょう。
中にはプライベートビーチを設けているホテルも多いので、要チェック!
2.離島へクルージング
プーケットから至近距離にある多くの島は、自然豊かでサンゴ礁が広がるエメラルド色の海が自慢です。
現地のオプショナルツアーに申し込むことにより、ホテルまでの送迎付きで参加できます。レオナルド・ディカプリオ主演の映画「The Beach」のロケ地になった「ピーピー島」もこの海域にあり、ツアーで訪れることができます。
ツアーの申し込みは中級以上のホテルなら大体フロントで受付しているほか、街中にも数多くのツアー案内所があるので心配無用です。ただし、英語での対応となるので日本語のツアーに申し込みたい人は、出発前に日本の旅行代理店を通して予約しましょう。
ツアーの種類は多岐にわたり、島巡りツアーや、隣県のパンガー湾めぐりなど豊富に揃っていますので、どれにしようか迷ってしまいそうですね。
3.ビーチサイドやオーシャンビューのバーで昼間からまったり
これは最高に贅沢です。
海に面した絶景のバーが多数あるので、気に入った店を選びましょう。飲めない人や、レンタカーの人でも、トロピカルジュースやフルーツシェイクなどで気分を盛り上げましょう。
4.ホテルのプールでまったり
中級以上のホテルには大体プールがついていますので、到着したら早速水着に着替えて遊びましょう。
プールサイドにはバーが併設されている所が多いです。また、ヴィラなどに宿泊する人は、個室に専用のプールがついているところもあります。せっかくリゾート地に行くのであれば、ホテルを奮発して普段よりもアップグレードするのもいいですね。
5.夕方は西向きの海が見えるバーで乾杯
私は、ビーチリゾート地を訪れる時は、ホテルやレストランの方角はかなり重要だと思うんですよね。
なぜなら!
せっかく綺麗なリゾート地に来たのですから、夕日が沈む方角を向いて、綺麗なサンセットを見たいじゃないですか!ちなみに、私は朝が弱い方なので、サンライズ側はあまり重要視していません・・・。
もし起きられたら、車を出してサンライズを見に行くくらいで考えていますので、いつもサンセットの綺麗な西側に位置するホテルやレストランを一生懸命探しています。
プーケットで雨が降らない日の夕方、西の空はものすごく綺麗な色に染まり、旅の気分と雰囲気は最高潮に達します。
なので、方角もホテル選びの参考にしてくださいね!
余談ですが、この写真の撮影中に、今夜夕食で何を食べるかという非常にくっだらない内容で嫁さんと大ゲンカしたのを今でも覚えています・・。
(→私はプーケットの名物料理、嫁さんはバンコクでも食べられるタイラーメンを食べたくてケンカになりました!)
嫁さんは相当お腹空いていたんでしょうね。
まさにこの写真です。これを見るたびに思い出しますが、今ではいい思い出です。
6.歴史あるプーケットタウンを散策
プーケットの行政・経済の中心地です。東南アジアと中国、そしてマレーシアを経由して入ったヨーロッパ文化が見事に融合した街並みは、一日中散策しても飽きません。特に女子旅には嬉しいおしゃれなスポットやインスタ映え間違いない被写体も多数あり。
各ビーチからは少し距離があるので、プーケットタウンまで往復の交通手段が必要ですが、街に着いてしまえばそんなに広くはないので、徒歩で十分回れます。
古民家を改装したカフェでまったりするのも良いですね。
7.タイ南部料理を満喫
タイに詳しくない方でも、グリーンカレーは有名料理なので、みなさん知っていると思います。そしてこのグリーンカレーを含むタイカレーの発祥の地は、ここプーケット近辺のタイ南部エリアなのです。
タイは南北に細長い形をしていて、ここプーケットはマレー半島のちょうど真ん中に位置します。
タイ中部地方のタイ料理と、マレーシアからのカレー文化が見事に融合して生み出されたタイカレーの本場で、思う存分堪能しましょう。
ちなみに、タイカレーの種類は有名なグリーン・イエロー・レッドの他に約100種類以上あると言われています。TVで話題になったマッサマンカレーもタイ南部の発祥ですね。
また、タイ南部地方はカレー以外の料理もとても美味しく、独特のスパイスをふんだんに使っていて食欲をそそります。また、ターメリックも使用していて健康志向!
ただし、南部料理はタイの中でも一番辛いと言われているので要注意です。見た目からは想像つかないくらい辛かったりしますので、注文前に店員さんに聞いてみましょう。
ビーチ沿いの店はほとんどが外国人向けに作られているので、辛さは比較的控えめですし、注文時に調節もできます。また南部料理以外も多数揃えている店が多いです。
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プーケットへの行き方
まずは地図を見てみましょう。
1.空路
バンコクから直線距離で約800キロ、飛行機で約1時間20分の距離にあります。
現在日本からの直行便は飛んでいないため、バンコクでタイ国内線に乗り換えとなります。また、プーケット空港へはアジア各国から国際線も飛んでいるため、必ずしもバンコク経由が便利とは限りません。日本の地方空港から飛ぶ場合は、香港や中国経由という手もあります。
どちらにしても乗り継ぎが必要なので、自分の出発空港から都合の良い経由地を選ぶのが良いでしょう。
バンコクからプーケット間は、タイ航空のほか、バンコクエアウェイズ、タイスマイル航空、LCCのノックエア、エアアジア、ライオンエアなどが早朝から深夜近くまで飛んでいます。
バンコクの出発空港は、LCCとそれ以外で異なるので注意が必要です。
ノックエア、エアアジア、ライオンエアは基本的にバンコクドンムアン空港から出発します。日本からエアアジアやスクートでバンコク入りした場合はドンムアン空港に到着するので、そのまま乗り継ぎが出来ます。
タイ航空やJAL、ANA、乗り継ぎ便のレガシーキャリアなどでバンコク入りした場合はスワンナプーム空港に到着するので、プーケット行きもタイ航空かバンコクエアウェイズを選ぶ必要があります。
なお沖縄からピーチに搭乗してバンコク入りした場合は、LCCなのにスワンナプーム到着になります。注意が必要です。
ドンムアンとスワンナプームは距離が相当離れているので、間違えて予約したら大変なことになってしまいます。
乗り継ぎ便利用の場合、日本の空港で荷物をプーケットまでスルーで預けたたあと、日本の免税店で酒などの液体物を購入してしまうと、乗り継ぎ時2度目の荷物検査で廃棄されてしまいます。これは結構みんなやらかすので気を付けましょう!
2.バス
バンコクの南バスターミナルから公営の夜行バスが発着しています。所要時間は約10時間〜12時間。料金はバスの等級によって違いますが、概ね片道1000B以内です。またカオサン通りを発着する私営のバスもありますが、荷物室での盗難が多い為あまりお勧めしません。
3.鉄道
プーケットには鉄道が走っていない為、南部の都市スラータニーまで夜行列車で行き、そこからバスに乗り換えていくことになります。スラータニー駅からバスターミナルまでの経路がわかりづらい上、時間も不正確で所要時間も非常に長い為、お勧めしません。
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プーケットでの移動手段
1.タクシー
バンコクと違い、流しのタクシーは今の所走っていないようです。空港ではタクシー乗り場に多数待機しているので安心ですが、それ以外の場所から乗る場合は、ホテルやレストランで呼んでもらうか、ホテルや繁華街、ビーチで待機しているタクシーに乗るか、ビーチボーイに呼んでもらうかのどれかになります。
料金はメーター制ではなく交渉制です。一応金額の相場は決まっているそうですが、固定というわけではありません。トラブル防止のため、乗車前に必ず交渉しましょう。
例えば空港から乗車して、一番賑わっているビーチのパトンまで行く場合は約800〜1000B程度、パトンからプーケットタウンまでは約500B程度となります。
深夜はタクシーが少なくなる分、これより少し値上げされます。
くまなく観光して回りたい方で、英語やタイ語に自信がある方、逆にレンタカーの運転に自信がない方は、タクシーを滞在日数分交渉してチャーターするのも良いでしょう。たとえば空港から乗車して、運転手の人柄や運転技術をチェックした上でホテル到着後に決めても大丈夫です。また必要日数分だけでも大丈夫で、1日からチャーターできます。
相場は行き先にもよって1日3000〜5000B程度、燃料代は誰が負担するか、拘束時間はどれくらいかなどをまとめて交渉する必要があります。
2.トゥクトゥク
バンコクのトゥクトゥクとは形が少し異なり、軽トラを改造した4輪タイプがほとんどのようです。スーツケースのような大きな荷物がなく、比較的近距離の場合に利用します。こちらも交渉制となり、その金額は協定で決まっているので、値切るのは難しいです。
パトンのエリア内だと200B程度、徒歩10分程度の距離なら100Bくらいになります。
言葉が不安な人は、紙とボールペンは常に持ち歩きましょう。
3.ソンテウ
トラックを改造して、荷台に客席を作った乗り合いバスです。パトンからプーケットタウンまで運行していて、片道30B〜と格安で移動できます。
ただし、最終バスが18時までと早く終わってしまうので、注意が必要です。バスが終わった後のタクシー代は通常より跳ね上がります。
プーケットタウンを中心に、カタビーチ、カロンビーチなどへ運行しているソンテウもあります。運賃は40B〜です。
4.レンタカー
空港にカウンターがあり、到着後いきなり出発できるので利便性が非常に高いです。日本と同じ左通行の右ハンドルで、日本車が多く、またプーケット内の道は市街地を除き単純なので、比較的走りやすいと思います。
コスパで言うならレンタカーが最高ですね。
特に、プーケット内をくまなく観光したい人、ちょこちょこビーチ巡りをしたい人は車がないと始まりません。金額で言えば、空港からビーチまでの料金と、レンタカー1日分が同じくらいの場合もあります。それだけプーケットのタクシーは割高なので、すぐに元は取れると思いますよ。
プーケットタウンに散策に行く時は、市街地で道が狭い上、一方通行が多くてわかりにくく、駐車ルールも複雑なので、その時だけホテルに停めてソンテウ利用で出かけるのが良いでしょう。
プーケットタウンで18時以降まで散策するなら、レンタカーで乗り付けて、有料駐車場に停めるのが良いでしょう。ソンテウの運行は18時で終了。それ以降はタクシー利用になります。
南部の人はバンコクの人より運転が荒いので、周りの車には十分気をつけて安全運転を心がけましょう!
ネットで事前予約すれば、小型車ですが1日800B程度のプロモーションをしていることもあります。
また、日本の自動二輪免許がある人は、国際免許を取得してレンタルバイクも選択肢の1つです。1日200B〜と安い上、小回りが利くのでちょこちょこと動き回る予定なら便利です。気になった方はこちらをお読みください。
旅のスタイル別移動手段
プーケットはセレブが集う観光リゾート地ということもあり、他のタイ国内各地と比較して交通費が割高です。日本のタクシー代と比べたらまだ安いですが、ちょっとずつの移動を繰り返すとトータルで結構な金額になってしまいます。
自分がどんなスタイルで過ごすか、宿泊エリアはどこか、これを基準に移動手段を選びましょう。
1.ホテルでまったり、夜はちょっと近所のバーで一杯やる
→特に周遊観光をしないのであれば、空港とホテルの往復はタクシー、近所の移動はトゥクトゥクが最適です。
2.ツアーやマリンアクティビティーがメイン
→特に周遊観光をしないのであれば、空港とホテルの往復はタクシー、近所の移動はトゥクトゥクが最適です。ツアーはホテル送迎付きがほとんどですので、足が無くても安心です。
3.写真大好き、プーケットの各地を撮影したい
→空港とホテルの往復はタクシー、撮影に行く時はホテルの近所でレンタルバイクを借りるのが最適です。(要自動二輪免許の国際免許証)駐車場が無くても、停めたいところですぐ駐車できるので便利です。
4.観光メイン、プーケットの各地を回りたい
→空港で初めからレンタカーを借りるのが最適です。
5.ホテル近所の海遊びのみ
→空港とホテルの往復はタクシー、それ以外はトゥクトゥクが最適です。
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今回は、世界中から観光客が集まる人気のリゾート地「プーケット」での過ごし方や交通手段について紹介しました。
綺麗な海だけでなく、プーケットタウンには東洋と西洋の文化が融合した歴史を感じさせる街並みや建築物もあり、ぷらぷらと街歩きするだけでもワクワクしますね。
インドネシア・バリ島に並ぶ、東南アジアNo.1のリゾート地と言われるのも納得できます。
タイの中では抜群に治安が良く、また綺麗なアジアンスタイルのスパやオシャレなカフェなど、まったりできるスポットも非常に多く、女子旅や家族連れ、子供連れの方に特におすすめしたいエリアでもあります。
次の旅行は、ビーチサイドで夕日を眺めながら、ゆっくりと流れる「南国時間」を探しにプーケットを訪れてみてはいかがでしょう。
プーケットのオススメホテルは >>こちらのカテゴリー<< を参照ください!
プーケット・オールドタウンについてはこちら!
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