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詳細はこちらの記事「【隔離なし】タイ入国の必要書類と条件まとめ2021.11最新
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バンコクでバイクを自分で運転するメリットとデメリット

バンコクでバイク移動

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

バンコクでの移動に付きものである「渋滞」。

クルマに乗っている時にはまってしまうと、時間帯によっては1時間以上も動かないことがざらにあります。

こんな時に威力を発揮するのが「バイク」です。渋滞しているクルマを横目にスイスイ抜けられて、あっという間に目的地に到着!

今回は、バンコクに移住した人が、バイクを自分で運転するメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。

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バンコクでバイクを運転するメリット・デメリット

メリット

1.時間を短縮できる

2.交通費を節約できる

3.アジア気分に浸れる

4.行きたい所に行ける

5.駐車場所に困らない

6.目的地の真ん前まで行ける

デメリット

1.危ない!

2.排ガスがくさい

3.雨を気にしなくてはいけない

4.荷物が多いと乗れない

5.髪の毛がつぶれる

6.暑くて汗だくになる

7.遠くまで行けない

それでは一つ一つ見ていきましょう。

バンコクでバイクを運転するメリット

1.時間を短縮できる

バンコクの街は朝から晩までどこに行ってもクルマだらけ。一度渋滞にはまると抜け出すにはとても時間がかかります。

夕方のピーク時だと、1キロ先のショッピングモールに行くだけで1時間以上かかることも。

タクシーや自家用車で移動するなら、時間の余裕をかなり多めに見なくてはなりません。

自分でバイクを運転した場合、目的地まであっという間に到着できます。たとえ渋滞していても、クルマの隙間を縫ってすり抜けできるので、時間帯によってはクルマ移動だと1時間かかる所でも、ものの5分で到着することも可能です。

2.交通費を節約できる

バンコクのタクシーは初乗りが約120円と非常に安く、10キロほど乗っても400円程度で済んでしまいます。

しかし、タクシーがいくら安いとはいえ、ちょっと食事や買い物、ちょっとカフェに行くのに毎度毎度利用していたら、月単位で考えると結構な額に達してしまいます。

自分でバイクを運転した場合、たとえば2キロ先のレストランに行くとして、タクシーなら往復約100Bですが、バイクならたったの4B。(バイクの燃費がリッター30キロ、1リットル30Bと仮定して計算しています。)

仮に月に10回行くなら、これだけですでに960Bの差が出てしまいますよね。

3.アジア気分に浸れる

私がタイに住み始めた頃、これが一番楽しかったんです。「アジア気分」

東南アジアの喧騒と混沌とした街をバイクで流しているだけで、「自分は今、この街の一員として生きているんだ」という実感が湧いてきます。

移住初期の人には結構おすすめです!

4.行きたいところに行ける

タクシーでも行きたいところに行くことはできますが、運転手に場所や道順をきちんと説明しなくては行けません。これが結構大変で、自分では分かっていても、人に説明するのって難しくないですか?

それなら「自分で運転した方が楽だ!」という人もけっこういるのではないかと思います。

また、運転している時に、自分が気に入った場所を見つけることがよくあります。

雰囲気がいい場所とか、気になるお店があったとか、そういう時に、サッと寄り道をできるのがバイク移動の魅力ですね。

タクシーだと、目的地も無く、なんとなく走ってもらうことはできません(笑)

5.駐車場所に困らない

自家用車で移動すると、駐車場を探すのに一苦労することがあります。バンコク都心部の場合、目的のお店に駐車場がないことも多いので、近所の有料パーキングを探す必要があります。

バイクなら、駐車スペースはどこにでもたくさんあるので、停める場所に困ることはありません。

6.目的地の真ん前まで行ける

これぞ神移動!

自家用車だと駐車場から歩く必要がありますし、BTSやMRTなど電車移動の場合、駅から目的地までは暑い中歩くことになります。

バイクなら、目的地の真ん前まで乗り入れることができて、用事が済んだら自宅の真ん前まで乗り付けられますね。

こんな良いことだらけのバイク移動ですが、当然デメリットもたくさんあります。

では、どんなデメリットが待っているのか、一つずつ見ていきましょう。

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バンコクでバイクを運転するデメリット

1.危ない!

タイの道路上における、バイクの地位は「限りなく低い」です。

階級社会が道路上にも影響していて、タイ人からしたら「バイク」はあくまで低所得層の足という認識だからです。クルマに幅寄せされたり、後ろにぴったり付かれて煽られたりは当たり前。空いている幹線道路では生きた心地がしません!

バイク同士の事故も多いです。

後方確認をしないでホイホイ車線変更するので、すり抜け中のバイク同士が接触する事故が多発しています。

バンコクでバイク

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2018-05-16

2.排ガスがくさい

バスや大型トラックの近くにいると、排気ガスを頭からかぶることになります。大型車は古いクルマが多いので、黒煙を巻き上げながら走ります。渋滞中の排ガスもひどく、顔が真っ黒になります。

家に帰ると、すぐにシャワーを浴びたくなります。

3.雨を気にしなくてはいけない

乾季や暑季は良いのですが、雨季は毎日のようにスコールが降ります。

雨を気にしながら、出発時間や走る場所を考えなくてはなりません。雨が降り出したら、止むまで約1時間はどこかで雨宿りをする必要があります。

また、雨上がりの道路は「非常に」滑りやすいです!日本の雨上がりとは比較できないくらい。

ツルッツル滑ります。

油分や粉塵を含んだ黒い「しぶき」も気になりますね。周りを走る車が巻き上げるしぶきが汚い!浴びると服が黒くなります。

4.荷物が多いと乗れない

これはもう仕方ありませんね!荷物があるときは諦めてタクシーを使うしかありません。私は袋やカバンをハンドルやミラーに引っ掛けて、かなり無理して乗っていましたが、危ないのであまりおすすめできません(笑)

先日はバイクで出かけたのを忘れて、うっかり新しい液晶テレビを買ってしまいました!32型だったので何とか嫁さんに抱っこして運んでもらいました。

でも落としたら一巻の終わりですからね・・。

5.髪の毛がつぶれる

これも仕方ありませんね。ヘルメットをかぶるので、どうしても髪がぺちゃんこに潰れてしまいます。

私は、ただでさえ少ない髪の毛(!)がつぶれて、生え際の地肌が目立ってしまいます・・。仕方ないのでトイレに行き、水で濡らして整えますがなかなか元に戻りません。

整髪料をつけている人や、髪の長い女性にはけっこう深刻な問題ですね。

6.暑くて汗だくになる

バンコクの日中の気温は30度を超えます。それに車の熱気やアスファルトの蒸し返しがあり、体がむき出しのバイク運転手はとんでもない状況になります。

ヘルメットの中は汗でベトベトになってしまい、とても気持ち悪いです。

シャツも汗でベトベトになるので、一枚は着替えのTシャツが欲しいですね!

7.遠くまで行けない

こんなデメリットもいっぱいあるバイクなので、遠くまで行くなら自家用車や電車、タクシーなどを利用する方が良いでしょう。

距離でいうと、15キロを超えるならバイク以外の交通手段が望ましいですね。

ちなみに、私の場合は昔からバイクが好きなので、ツーリングと称してタイの色々なところへ出かけました。しかし日本とは事情が違うので、幹線道路の走行は特に、結構なリスクでもあります。

また、タイは長距離バスや飛行機の運賃が安いので、バイクのガソリン代の方が高いというオマケつき(笑)

昔チェンマイまでバイクで往復したことがあります。

走行距離は片道約800キロ。ガソリン代は約700Bかかりましたが、この区間のバス運賃は安いクラスで約500B!飛行機のノックエアを利用した場合、プロモーション運賃だと599B・・・。

まあ、私の場合はバイクで「走る」のが好きなんで、結果楽しい思い出になりましたが。

もし今行くとしたら、大人しく飛行機でチェンマイまでアクセスして、現地でバイクをレンタルした方がいいですね・・!

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まとめ

バイクを自分で運転するにはメリットとデメリットがあります。

それをしっかり理解した上で、移動手段の一つとして使い分けたら、渋滞が多いバンコクでは特に便利だと思います!

また、自分で運転することによって「新しい発見」や「新しい出会い」があることは間違いありません。

夜風に吹かれながら王宮や旧市街、リバーサイドエリアなどを流すのもとても楽しいですよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
現地・バンコクより、タイ旅行や移住のお役立ち情報を発信中!