タイでレンタカーを借りる時の注意点と7つのチェックポイント

タイで車の修理

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

前回は、タイでレンタカーを利用して、公共機関で行きずらいエリアを散策してみよう!という方向けに、タイでレンタカーを借りるメリットとデメリットを紹介しました。

夕方から天気が崩れやすい暑季や雨季に旅行する場合、または地方でバス路線の本数が少ない、情報不足で事前に調べられないエリアに旅行する場合、子供連れの場合やグループでの旅行など、クルマが一台があるだけで随分と旅の選択肢が広がると思います。

タイでは日本と同じ左側通行で右ハンドル適用になるため、それなりに運転経験がある方でしたら違和感なく運転できるはずです。バンコク市内を除けば、比較的道も広く、構造も複雑ではないため、そこまで心配は不要です。

今回は、在住者の私が過去に経験した内容をまとめて、レンタカーの借り方と、借りる際の手続きに関する注意点をあげていきたいと思います。

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タイでレンタカーを借りる

まずはクルマを借りるには、レンタカー会社を探すことから始まります。おそらくバンコクにあるスワンナプーム空港か、ドンムアン空港からタイに入国する方が多いと思いますので、今回はそれを前提に記事にしていきますね。

タイのレンタカーの種類

タイのレンタカー業者は数多くありますが、大きく3パターンに分けられます。

1.自分で運転するレンタカー

タイに到着後、空港で手続きします。ネットで事前予約可能です。

日本で普通に借りるのと同様、借りた人が自分で運転するレンタカー。借りてから返却するまでの日数と時間で料金が計算されて、他にはナビやチャイルドシートなどのオプション料金などが加算されます。

通常、利用料金に保険は含まれていることが多いですが、万が一の事故の際には、休業補償が発生して、これは通常の保険では賄われません。また、免責制度があり、修理代の一部が自己負担になります。

また、窓ガラスやタイヤなど、車体以外の破損、シートや内装部品など車内の破損にも保険が適用されないことが多いです。

これらをすべてカバーする補償制度をオプションで付けられるので、後々トラブルになるのを防ぐために必ず加入しましょう。

また、事故を起こした場合の責任は、当然運転者にあります。

タイのトヨタカローラアルティス

2.運転手付きレンタカー

ネットで事前予約後、到着日と便名・時間を指定して、空港に迎えに来てもらいます。または、ホテルに迎えに来てもらうことも可能です。

これは、運転手付きの貸切車とは違い、あくまでもレンタカーとなります。時間制の基本料金が設定されていて、距離に応じて距離代が加算されるタイプと、距離に関係なく時間制となっているタイプ、そして燃料代の有無など、各社料金プランは様々です。

数時間〜日帰りの利用に適しています。通常のレンタカーと比べ高くつくため、長期の利用には向いていません

バンコク発のゴルフの送迎や、バンコクからパタヤまで、パタヤから空港までの片道利用など、バンコクエリアを含む送迎などの使い方がオススメです

また、日本語で利用出来る会社もあるので、言葉に不安がある方には安心ですね。

万が一の事故の際の責任は雇われたドライバーにあるため、利用者に責任は追及されません。また、通常は法人として営業しているため、事故による怪我などがあった場合、タイの物価基準に基づいた治療代の補償があります。

注意点としては、あくまでもレンタカーなので、公共交通機関やタクシー、ツアー車、送迎車、送迎バスには該当しません。日本で加入した旅行保険の補償条件に適合するかどうかの確認を事前にする必要があります。

3.貸切車、貸切バン

タイの知り合いに紹介してもらうことで予約できます。到着日と便名、時間を指定して、空港に迎えに来てもらうか、ホテルに来てもらいます。

運転手と車両がセットになって、1日単位でチャーターできます。基本的には個人営業になります。1日8時間とみなし、相場は2000〜3000Bで交渉制。車内の設備や、シーズン、サービス内容によって異なります。9人乗りの大型バンが標準です。

8時間を超えた分については1時間単位で加算されます。また、燃料代、高速代、運転手の食事代(1日200B程度)、チップなどは別途必要です。

2日以上にわたって利用して、バンコクを離れた場所に滞在する場合、運転手の宿泊代も負担する必要があります。(相場は500B〜1000B程度、滞在地の物価によって変動)

大人数で地方観光に行き、数日間滞在する場合は、この方法が一番安くて楽です。普通に運転手なしの大型バンをレンタルした場合の金額と比べ、貸切チャーターの金額のほうが確実に安いからです。

注意点として、知人の紹介以外で予約した場合、運転手が良い人とは限りません。また予約方法が直接交渉だけになるので、他の方法と比べて敷居が高いです。

事故の際の責任を、利用者に追及されることはありません。個人営業のため、事故による怪我の補償は最低限と考えたほうが良いでしょう。貸切車での移動なので、日本で加入した旅行保険の条件に適合するかどうか、事前に調べる必要があります。

ただし、運転手付きレンタカーの運転手は雇われドライバーですが、貸切車の運転手は「この道◯◯年の」オーナードライバーです。運転技術には明らかな差があり、貸切車のほうが確実に優れているため、事故を起こす可能性は低いと考えられます。また、自分の所有車両なので運転も比較的優しい人が多いように感じました。

タイのハイエースレンタカー

レンタカーの借り方

ここでは自分で運転するレンタカーの借り方について説明していきますね。

大手のAVISやHERTZ、SIXT、タイ企業のTHAI RENT A CARなどが、タイ国内各空港の敷地内で営業しています。カウンターで直接だと料金が高くなるのと、最近は旅行者の増加で車両不足傾向なので、ネットで事前に予約してからタイに来ることをお勧めします。

大手会社なら、料金や車両・サービスなどはどこでもほぼ一緒と考えてよいでしょう。

スワンナプーム空港の場合、税関を通った後、到着フロアの8番〜9番ドア付近にカウンターが並んでいます。

事前に予約してきた場合は、予約確認書を提示して、国際免許証・クレジットカード・パスポートも併せて提示します。確認書は、スマホなどの画面で見せるのではでなく、プリントしたものを渡したほうが無難です。理由は、万が一の電池切れの時に予約内容を確認できなくなるので、手続きに時間がかかってしまいます。

また、クレジットカードはレンタル料金支払いのほか、貸出時のデポジット(保証金)の預け入れでも使います。これらは現金不可のところが多いため、クレジットカードの持参は必須となります。

デポジットの相場は、会社や車種によって8000B〜30000Bほどとなり、万が一の事故やトラブルの際、賠償金や保険免責分などは、ここから自動的に引き落とされるシステムになります。

これらの理由から、メインで使っているカードとは別のカードを提示することをお勧めします。

レンタル書類にサインを求められたら、パスポートに記載されているものと同じサインを記入します。また、クレジットカード関係の書類は、カードの裏と同じサインになります。

ここまで完了したら、車両の傷をチェックします。

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レンタルする車両の確認

タイで車を借りる場合、ここが重要ポイントになります。担当者が書類をチェックしながらテキパキとこなしますが、利用者か適当に聞き流してしまうと後々トラブルになりますので、一緒にきちんとチェックしてくださいね。

1.ボディーの傷の確認

細かい傷がたくさん付いていることがあります。担当者が気付いていない場合は、傷の大小問わずその場で伝えましょう。へこみも同様です。

よくある傷は、前後バンパーの左右の角のところ、ドアの下の部分です。またよく見逃しがちなのが、ミラーのふちの部分に電柱に擦った傷がよくあります。そしてバンパーやドアの下の部分縁石に擦ったような傷が付いていることが多いです。担当者がよく見逃しますが、返却時にトラブルになりやすいです。

また、ウインカーやテールランプにヒビが入っていることもたまにあります。

車のドアについた傷

2.車内の備品の確認

車内に備え付けられている応急タイヤ、工具類のチェックをします。バンタイプの車の場合、後ろの席のヘッドレストが初めから紛失していることもよくありますので、必ず確認してくださいね。

3.燃料の確認

ここまで終わると、担当者がエンジンをスタートして、燃料計の量を確認します。たまに満タンになっていないこともありますので、きちんと確認しましょう。初めから満タンでない場合は、使った目盛り分だけ給油して返却することになります。また、90%くらいの微妙なラインの時も「これは満タンじゃないよ」と指摘しましょう。

この時、使用燃料が何であるかも聞いておきましょう。

だいたいはガソリン車ですが、SUVやバンはディーゼル車の場合もあります。

車の速度計

4.車内の汚れの確認

3まで終わると、担当者は確認済みということでサインを求めてきます。

しかし、ちょっと待った!!

まだ確認事項は終わっていませんよ!

あまり時間をかけると悪いので、ここから先はテキパキと自分で確認しましょう。

まずは、車内の汚れ。シートと天井は最低限確認して、汚れがあるときは最初に伝えましょう。

5.灯火類の確認

ヘッドライト、スモールライト、ウインカー左右、ハザード、尾灯くらいは確認しましょう。点灯しない場合は最初に伝えて、車両を交換してもらうか、直してもらいましょう。

最近は警察の取り締まりが日本以上に厳しくなってきています。整備不良で警察に捕まるのは、運転者のあなたです!

6.タイヤの確認

傷や割れ目がないかどうかだけでも確認しましょう。返却時に身に覚えのない傷が見つかったら、タイヤの交換代を請求されます。また、夜の郊外でタイヤがパンクしたら、朝まで何もできなくなってしまいます。

ボディーの傷の確認時に、一緒に見てしまいましょう。

パンクしたタイヤ

7.エアコン、オーディオの確認

冷たい風が出るか、音が出るかだけでも確認しましょう。出発後に車両交換するのは非常に手間になり、時間も無駄になってしまいます。

日産マーチ

挙げていったらきりがありませんが、私が今まで経験したことを元にまとめると、ざっとこんな感じですね。

これらの確認を怠ったがためにトラブルに発展したケースが何度かあり、返却時の担当者と言った言わないの話になってしまいました。その場では支払い拒否して、上司にメールをするように伝えてもらい、メールアドレスを渡して帰りましたが、しばらく待っても連絡は来ませんでした。最終的には数週間後、デポジットで預けたクレジットカード口座から綺麗に引き落とされていました。

この辺りの商習慣や勝手は日本と全く違うものなので、注意が必要です。

逆に、返却時に担当者がチェックして、傷を発見できないままデポジットのレシートを利用者に返却した場合は、基本的には無罪放免になります。

この辺りは、ホテルの宿泊でも同じことが言えます。飲んだ覚えのない冷蔵庫の飲み物や、持ち帰った覚えのないタオル、グラスや食器類など、チェックアウトの際規定の数量より不足していた場合は、使った使わないに関わらず利用者が支払うルールになっています。

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出発しよう

ここまで確認が終わり、契約書の確認欄にサインをしたら、担当者は笑顔で送り出してくれます。

そのあとは、どこに行こうが自由です。

綺麗な海を見に行きたい!

パタヤビーチ

ガイドブックに載っていないような寺院を見学したい!

タイのバンパインにある寺院

山間部の村でゆっくりしたい!

タイのチェンダオ町

隣国との国境の町を訪れたい!

メーサイにあるタイとミャンマー国境

タイでは日本ではできないような色々なことを体験できます。

クルマという移動手段を手に入れ、フットワークが軽くなったな分、公共機関やツアーでは行けないような所、できないような体験をしに出かけてみましょう!

きっと「あなたしか知らない」「新たなタイ」を見つけることができ、さらにタイという国が好きになることでしょう。

さあ、安全運転でお出かけください!

 

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