パトンは、プーケットの中でも最大級の繁華街を持つビーチエリアで、昼夜を問わず観光客でにぎわっています。
この日私たちは、お昼頃からビーチを散歩したり、マッサージしたり、お土産を買ったり・・と、パトンの街を散策していました。
さて、ウロウロしていたら結構いい時間。お腹もだいぶすいてきました。そんな時、嫁さんと交わした言葉。
嫁「パトンって、やっぱり高いよね・・。」
私「そう、高いのに美味しくない店もあるから困るよね!」
おいしい店なら、別に多少なら高くても構わないと思っている私たちですが、高いからといって必ずしもおいしいとは限らない・・。
中には「一見さん観光客」用の「やっつけ」店もあるのが、世界どこに行っても観光地の常。
さあ、どうしようか!という時、嫁さんが何か思い出したようです。
嫁「そういえば、スパのセラピストがおすすめの店があるって、確かこの辺のはずだよ」
どうやら数日前に行ったスパで、おいしいレストランをちゃっかり聞いていたようです。
ということで、今回はパトンで美味しく食事ができるレストラン「RED CHOPSTICKS」をご紹介したいと思います。
結論から言うと、価格帯は観光地パトンにしてはお値段以上のクオリティー。雰囲気よく清潔で、料理もおいしいのでおすすめです!
2019年9月追記
お店は「CENTRAL PATON」の地下に移転しました!
バングラ通りとセカンドロードの交差点、ショッピングモール「ジャンクセイロン」の向かいにできた新しいショッピングモールです。
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■目次
「RED CHOPSTICKS」への行き方・アクセス・場所
こちらがお店までのマップです。
パトンの中でも一番の繁華街「バングラ通り(バンラー通り)」からすぐ、ビーチから歩いたら徒歩5〜6分もあれば到着できるアクセスの良さ。
観光客の多くは、大通り沿いにあるお店に適当に入ることが多く、そうすると失敗することも多いです(私が以前そうでした・・。今はネットの時代なので、調べれば情報はいくらでも出てきますが・・。)
それではさっそく入店しましょう!
以下、旧店舗バナナウォークにあった頃に書いた記事ですが、店の雰囲気やメニューなどは移転後もほぼ変わらず引き継いでいます。
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パトン「RED CHOPSTICKS」はアジアンテイスト満点!
入り口で人数を伝え、テーブルを案内してもらう・・間も無く、嫁さんは外のテラス席に勝手に座りました(笑)
店内は「木」のぬくもりが感じられる、温かみのあるデザインです。
黒板におすすめメニューが書かれています。
だいたい200B前後の価格設定は、パトンにしては結構リーズナブルな方でしょう。
このくらいちゃんとした、凝った店構えだと、1品200〜300B越えのところが結構多いです。
それなりに広い店内。
遅めの時間に行ったので、他のお客さんは3組ほど。
店内、テラス、どちらもエアコンはありません。
それでも、日没後はそこまで暑くないのがプーケットのいいところ。
それではまずは飲み物からオーダーしましょう!
「RED CHOPSTICKS」のドリンクはちょっとだけお高め
ドリンクのメニューをもらいます。
一部抜粋して写真を載せておきますので、訪れる前の参考にしてください。
飲み物はややお高めの印象。
パトンの高級店や観光向けのお店も似たような価格帯ではありますが・・。
私たちは、普段バンコクでは庶民的なお店に行くので、余計に高く感じます!
飲む人は、この中から選ぶことになります。
ボトルではなくて、グラス単位でオーダーできますね。
うちの嫁さんは物欲しそうにメニューを眺めていますが、前日飲みすぎたので今日は休肝日のお約束。
約束は守るためにあるんだ!と何度も教えたので、必死に我慢しているようですね。
(タイ人は「約束」は参考程度にしか考えない人が多いのです・・。)
ソフトドリンクのメニューです。
南国らしく、フルーツシェイクの種類が豊富なのが嬉しいですね!
私はミルクシェイクの「バナナ・アーモンド」をチョイス。絶対うまいはず!
嫁さんはかわいそうに「水」をオーダー・・。まあこれから食事をするわけですから、甘いものを頼む方が違和感がありますね。
お水とシェイク。
オーダーから5分ほどで運ばれてきました。
シェイクうまい・・!
バナナの自然な甘みと、ナッツの香ばしさがよく合います。
さて、そろそろ料理をオーダーしましょう。
「RED CHOPSTICKS」のメニューは先進的!
メニューはこれ!
iPadが渡されます!
ここに写真が入っているので、指でシャアーっと流しながら見るスタイルです。
別にこれでピピっとiPadからオーダーできるわけではありませんので悪しからず・・(日本の回転ずしは最近みんなタッチパネルですよね?)
ものすごい豊富な数の料理が揃っています。
ここでは一部を抜粋しましたので、メニューと価格の参考にどうぞ!
「ホーモック・タレー(シーフード)」はヤシの実に入れられた蒸しカレー。プーケットなどタイ南部の名物でもあります。
タイ風エビラーメン。美味しそう・・・。
でも我慢我慢。
今回は「マッサマンカレー」を食べるんだ!
ココナッツミルク入りレッドチキンカレー!
うまそう・・・。よだれが出てきた。
みんな大好きグリーンカレー!
具材は、チキン、ビーフ、ポーク、エビから選べるらしいです。
「ミー・ホッキェン(福建麺)」は、プーケット名物料理の一つ。昔この地に移住した華人が持ち込んだ中華麺で、福建式の焼きそばです。
お店秘伝のダシとタレが決め手となります。
プーケット以外に、マレーシアのペナン式、マレー式、シンガポール式などがあり、それぞれの土地で独自に進化・融合していきました。
ちなみにバンコクだと、チャイナタウンのヤワラート付近に行くと、似たようなスタイルのものがありますが、バンコクのは潮州式のが多いようで、味や調味料が若干異なります。
私は「マッサマンカレー」と、この「福建麺」をオーダー。あとは嫁さんが好きなように頼みました。
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パトン「RED CHOPSTICKS」料理の味は・・?
待つこと10分ほど。
続々と料理が運ばれてきました!
まずは、タイ料理の定番「トムヤムクン」から。
それではいただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・!」
「酸味が効いているのに、まろやか!」
トムヤムはもっと真っ赤でドロッとしたイメージの人も多いかと思います。
このお店のトムヤムクンは、辛さは控えめ。そしてココナッツミルクも少なめで、飲みやすい!
喉に引っかかる感じが全然なくて、ゴクゴク飲めてしまうほどです。
量は3〜4人で取り分けて、ちょうどお椀に1杯ずつといったところでしょうか。
優しい味なので、食前の前菜代わりにもぴったりです!
嫁さんが頼んだ「青インゲンとエビの炒め・プーケット式」
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・んっ!?」
「香ばしいぞ!ニンニクの香りとよくマッチしている!」
この炒め物のポイントは「ガピ」と呼ばれるタイ南部の調味料で炒めていること。
エビを塩漬けにして作られたペーストでして、これで炒めるとエビの香ばしい味わいが口の中いっぱいに広がります!
ご飯が何杯でもいけてしまいそうな予感。
お待ちかねの「マッサマンカレー」
日本でもテレビなどで紹介されているので、知っている人も多いと思います。
日本のシチューを少し甘くして、ハヤシライス的な味を足して、ココナッツミルクを加えたような味。イメージできますか・・?(笑)
いただきまーす!
「おっ、期待通りまろやかで優しい。。」
このお店の料理は、全体的に優しい味のものが多いようです。
他の店(安い店)で食べるマッサマンカレーは、結構濃い(しょっぱい)ものが多く、ご飯が終わったら単品では食べづらいのですが、ここのはスープとして食べても全然いける味の濃さ。
そして具材がゴロゴロ入っているのがポイント。鶏肉とポテトと、玉ねぎと豆がいっぱい入っていて食べ応えがあります!
ご飯がさらにすすみます!(ここで3杯目頼みました!)
ついにきました!福建麺!
具材はシーフードと魚のすり身。
どんぶりの底にダシとタレが沈んでいるので、よく混ぜてからいただきます。
「・・・・・・・」
「・・ダシがしっかりと効いている!」
奥行きのある味で、少量加えられたニンニクが隠し味としていい仕事しています。
焦がし玉ねぎともよくマッチしていて、これはおいしい!
以前マレーシアのクアラルンプールで食べた福建麺は「オイスターソース」だけで味付けされていて、真っ黒でべちゃっとしていましたが、ここのは香りづけ程度なので、シーフードの味も生きています。
パトン「RED CHOPSTICKS」はデザートもあるよ
今回はお腹いっぱいでオーダーしませんでしたが、デザートには「カオニャオ・マモアン」がおすすめ!
マンゴーをもち米と一緒に食べるスイーツで、ココナッツミルクをかけて食べます。
私の日本人の友人は、みんな「米とフルーツ!?」と言って嫌がるのですが、いざ食べてみると結構いけるようで・・。みんな残さず食べています。
そして次回の食後には、率先してオーダーしているところを見るとおそらく気に入ったのでは・・?と思います。
私も大好きなデザートなので、機会があれば食べてみてください!
バンコクだと、サイアムにある有名な「マンゴータンゴー」あたりで食べられます。
以下、移転後のお店の写真です。
お店の雰囲気はそのままに、最先端のショッピングモール「セントラル・パトン」に移転しました。
モール地下には、ばら撒き土産の購入に最適なスーパー、スイーツ店、タイ料理のフードコート、日本のマツモトキヨシなど、観光客に嬉しいテナントが多数入店しているので、旅行最終日のランチや夕食にもぴったりだと思います。
セントラルパトンの近くには、お土産購入に便利な「ジャンクセイロン」や、夜遊びスポット「バングラ通り」などパトンの重要スポットが数多くある中心地になります。
徒歩で散策する予定の方はロイヤルパラダイスホテルなど、徒歩圏内のホテルに宿泊することをオススメします。
まとめ
パトンのバングラ通りとセカンドロードの交差点から徒歩1分とアクセス抜群のレストラン「RED CHOPSTICKS」
プーケットにある他の観光向けレストランと比較するとリーズナブルで、料理の味も美味しく、雰囲気も良いと3拍子揃ったお店なので、きっと満足できるかと思います。
パトンを訪れる際には、ディナーの選択肢として加えてみてはいかがでしょうか?
パトンビーチってどこ?どんなエリアなの?という人はこちらをご覧ください!
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