ホアヒンの町は欧米人が多く集まることから、イタリアンなど西洋料理を出す店がたくさんあります。
しかし、どの店もおいしいという訳ではなく、正直「はずれ」の店もたくさんあるのが実情です。
そこで、たまたまバーで隣にいた西洋人の夫婦に「ホアヒンでおいしいイタリアン」を知らないか聞いてみると・・
「マンマミーアがおいしかったよ!」
という情報が!
翌日さっそく試してみることにしました。
今回の記事では、
ホアヒンのマンマミーアってどんな店?
マンマミーアはどんなメニューがあるの?価格帯は?
客層は?
料理のレベルはどんな感じ?
マンマミーアへの行き方・場所は?
といった内容についてお話ししたいと思います。
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■目次
ホアヒンの「マンマミーア」は海沿いに佇むレストラン
リゾート街の中心部、ヒルトンから徒歩7〜8分ほど。海を望むシーフードレストランが立ち並ぶ区画の反対側にその店は佇んでいます。
観光客が集まる、リゾートエリアのメイン通りなので、周囲のお店はどことなくおしゃれな雰囲気を持っていますね。
古く歴史ある木造家屋を改装した店舗が並ぶ道を歩きます。
そして到着したのが
「マンマミーア」
イタリア人の旦那とタイ人奥さんが2人で営んでいる小さなお店。
白を基調とした可愛らしい外観に、窓ガラスからもれる温かみのある照明。
それでは入店しましょう!
「マンマミーア」は店内各所にマスターのセンスが光る
中に入ると、予約の有無と人数を聞かれます。
予約は必須ではありませんが、週末などは席が埋まってしまうこともあるほど混み合うそうです。
人気店なのがうかがえます。
なので、念のため夕方以降は電話を入れてから来店する方が良いでしょう。
店内は純白のテーブルクロスが敷かれたテーブルが10卓ほど。
配色も考えられていて、サーモンピンクのチェアがおしゃれですね。
しっかりとお店を作り込んでいて、色々なところに店主のこだわりを感じます。
ちなみに、お手洗いは2階にあります。
2階は通常は使用しませんが、予約が多い日はテーブルをセットし、希望があればテラス席の3階も使えるそうです。3階は屋外なのでエアコンはありませんが、天気の良い日はホアヒンの海を眺めながら食事を楽しめるそうです。
(この日は雨のため、テラスは防水ブルーシートで覆われていました。)
高級感もあり、なかなかいいじゃないですか!
でも、そうなると気になるのが料理のお値段・・。
それではメニューを見ていきましょう!
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ホアヒンのイタリアン「マンマミーア」のメニュー
今回の私の目的は「おいしいパスタを食べる」こと!
タイにいると、なかなかおいしいパスタに出会えることが少ないのです。なのでパスタ好きの私としては、またとないチャンスです!(笑)
タイのイタリアンでは、すでに茹でられ個別包装された「生めん」タイプを使う店が多いので、そういう店で出されるパスタは麺が柔らかいのです。
またタイ人がシェフの場合、イタリア料理を嫌いな人が多い(笑)ので、味を知らないことも多いのです。
タイ人の庶民は、本当にイタリアンが苦手な人が多いです。富裕層はイタリアンも食べますが、味のわかる人はわざわざシェフという職業を選びません・・。
日本とタイでは、「職人」に対する考え方が大幅に違うのです。
まずはサラダのページから。
メニューの一部抜粋しましたが、大体の価格帯を知ってもらう目的で掲載したので、詳しい説明は省略させていただきます。
シーザーサラダがあります!
こちらは前菜とパスタですね。
種類豊富です。が、お値段はそれなりに・・・。
このように、大体300〜400B(約1000〜1400円前後)がメインの価格帯です。
肉類やメインディシュをオーダーすると、1品500〜700Bくらい。
金額だけで見ると、日本のレストランとほぼ変わりませんね。
ドリンクメニューは別にあり、アルコールはワインがメイン。他にカクテル各種、ビールなどもあります。
ソフトドリンクはジュース、スプライト、コーラなど。
お食事の予算は、料理だけで1人500B〜(約1700円)といったところでしょうか。ワインをボトルで頼む人は、総額にプラス1500B〜くらいになります。
タイのレストランとしてはかなり高いですが、本格イタリアンとして考えれば悪くはないでしょう。
1つ言うなら、メニューに写真がないこと。
料理の名前と説明は、英語とイタリア語で書かれています。
メインの客層はやはり欧米人なのですが、英語圏ではない日本人からすると、写真付きのメニューがあったほうが選びやすいですね・・。
英語併記なので、時間をかければ理解できますが・・。
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「マンマミーア」本気の料理
さて、今回オーダーしたのは、まず「カプレーゼ」!
日本でもお馴染みの、スライストマトとモッツァレラチーズのサラダですね。
オーダー後、3分ほどで運ばれてきたのはこちら。
アンチョビクリームとトマトをパンに塗って食べるやつですね。
これ何ていうんでしたっけ・・?
無料で提供されます。
濃厚なアンチョビクリームですが、後味はとても良い!
これで確信しました。「マンマミーア」の本気度を・・。
いよいよカプレーゼの到着です!
お店によって盛り付け方は様々ですが、「マンマミーア」では縦に盛られています。
お皿に散りばめられたバジルが可愛らしい・・。
おいしい・・!大好物なので、久しぶりのおいしいカプレーゼに感激。
チーズのサイズが大きいので、意外とボリュームがあります。
シーザーサラダ!
薄くスライスされたチーズが載っています。
これもおいしい。特にドレッシングはタイにある他のイタリアンとは比較になりません。
パスタ・ボンゴレ。
白ワインの香りが食欲をそそります。
それではいただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・んッ?麺がちゃんとしている!」
タイのイタリアンによくある「生めん」ではなく、マンマミーアでは厨房できちんと茹でています。硬さや塩加減も抜群。
貝の旨味がぎゅっと滲み出ていて、奥深い味わいです。
ペンネ・ソーセージのソース。
店員さんおすすめの一品です。
こちらも茹で加減がちょうどよく、硬さも残っていて満足!
味は、ソーセージとトマトで作ったソース。しっかりとソーセージの風味が出ていておいしい。しかしそれなりに辛いです。
「マンマミーア」本気のリゾットはいかが?
この時点で私たちは結構お腹いっぱいです。
思ったよりもボリュームがあり、ここでやめておけばいいものを・・。
リゾット好きの私としては、メニューで見つけてしまった以上、食べなくてはいけません。
こんな謎の使命を抱える私は、いつも「適量+1」というオーダーをしてしまうのです。
さあ、食べましょう!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・魚介の旨味が濃縮されている!」
当たり前ですね(笑)
あさり、ムール貝、エビ、いかが入ったシーフードリゾット。
赤か白かは、オーダー時にチョイスできます。
今回はトマトベースで作ってもらいました。
米の硬さも絶妙だし、薄めの味なのにしっかり奥行きがある。
これはいかん・・。
他にも「ミラノスタイル」「イタリアンソーセージとチーズ」のリゾットがあります。魚介リゾットが美味しかったので、つい他のも「おかわり」してしまいそうになります。
ここで嫁さんからストップがかかりました。
家計を心配してなのか、私の体を心配してなのかは分かりません。
まだデザートも頼んでいないのに・・メニューは没収されました。
結局ホアヒンの「マンマミーア」のおすすめ度は?
金額は他のイタリアン店よりも高いですが、味は抜群に良い!
今までホアヒンのイタリアンを何軒か回りましたが、おそらく「マンマミーア」が一番なのではないかと。
なので日本から旅行で来た人なら、毎日タイ料理ばかりでは飽きるので、そんな時はマンマミーアに行けば満足できるでしょう。
また予算に余裕がある人は、ホテルのレストランに飽きたらマンマミーア直行でいいと思います。
それぐらいおいしい店です。
他の店よりも高級感漂う雰囲気なので、子供連れだと躊躇してしまうかもしれませんが、そこは全然気にしなくても大丈夫です。タイでは特にそういった配慮は不要です。(走り回ったりしなければ・・)
お会計は?チップの相場は?
お会計はテーブルチェックです。カードはVISAとmasterが利用できます。
この店では、お会計にサービス料は含まれていません。
会計後、お釣りの中からコインと40〜100B程度を残してくれば良いでしょう。タイのチップは制度ではなく、あくまでお気持ちになるので、そこまで深く考えなくて大丈夫です。
しかしお店のランク、客層的に、残すチップが20B程度だと若干少ないと感じます。サービスや味が良いと感じたら、気持ちよく渡してあげれば、従業員の励みになると思います。
ホアヒンの「マンマミーア」への行き方・場所
町の中心地「ヒルトン」付近から徒歩で5〜10分程度になります。
ヒルトン側から向かうと、右手に海が見えるシーフードレストランが立ち並ぶ区画があり、その終点の左側・セブンイレブンの隣に「マンマミーア」があります。
車で行く人は、お店の向かい、シーフードレストランの横に有料駐車場があります。
店舗情報
「マンマミーア」(MAMMA MiA!)
住所 8/4 Naresdamri Rd., Huahin, 77110, Tambon Hua Hin, Amphoe Hua Hin, Prachuap Khiri Khan 77110
電話番号 032 512 250 または 081 852 2136
日本から +66 32 512 250 または +66 81 852 2136
営業時間
11:30〜14:30
17:00〜22:30(ラストオーダー21:30頃)
年中無休 (祝日や年末年始・タイ正月などは要確認)
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ホアヒンについての記事はこちらをご覧ください。
ホアヒンのナイトマーケットはこちら!
ホアヒンビーチでゆっくり過ごしましょう。
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