世界的に有名なリゾート地・プーケットには、外国人でも気軽に楽しめるビーチがたくさんあります。
その中でも西海岸にある「パトンビーチ」はプーケットの中で一番観光客が多く、飲食店やバー、マッサージ店に至るまでが夜遅くまでオープンしているエリアになります。
今回は、そんな「パトンビーチ」についての情報をお伝えしたいと思います。
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■目次
プーケットで一番観光客の多い「パトンビーチ」
プーケット空港からタクシーで約1時間弱。約40キロほど南に位置する西海岸にパトンの町はあります。
数多くのビーチがあるプーケットですが、その中でも一番にぎわっているのがこの「パトンビーチ」。
パトンビーチってどんなところ?
まず先に、パトンのいいところからお伝えしていきます!
1.交通アクセスがNo.1のビーチ

プーケット空港からパトンへは、タクシーのほか、ミニバス、スマートバスが走っています。またプーケットタウン行きのソンテウやローカルバス、ミニバスもあり、エリア内全域にタクシーやトゥクトゥクも多数待機していることから、移動に困ることはありません。
2.徒歩圏内で何でも揃うビーチ

レストランやバーは当たり前!格安のタイ料理食堂から、ファーストフード、シーフードレストラン、高級イタリアン、中華、日本食、インドカレーまで何でも揃っています。
当然コンビニもたくさんあり、ちょっとした買い物にも困りません。
中心地には「ジャンクセイロン」というショッピングモールまであり、中にあるスーパーでお土産のお菓子や調味料も揃います。
3.マッサージ店が多いビーチ

マッサージ・スパ店も徒歩圏に多数あり、1時間200B〜300Bの格安店から、1000Bを超える中・高級店まで揃っています。
歩き疲れて、ちょっとリフレッシュしたい時なんかに重宝します。
またビーチの砂浜には屋外のマッサージ屋もあり、波の音を聞き、潮風に吹かれながらマッサージを受けられます。
4.夜は飲んで踊って楽しめるビーチタウン

中心地の「バングラ通り(バンラー通り)」はパトンの中でも特に賑わっているエリアです。
1杯からオーダーできるバーから、女の子とお話できるガールズバーみたいなものまであります。その後はクラブで踊って楽しめるのです。
プーケットにある他のビーチは、静かで夜がちょっと寂しいので、飲んではしゃぎたい人はパトンに集合です!
5.ホテルの選択肢が豊富なビーチ

プーケット最大の繁華街を持つパトンビーチは、ホテルの選択肢がかなり多くあります。
1泊10000円以上の大規模なホテルから、1泊3000円程度のプチホテルまで揃っているので、旅のスタイルと予算に合わせてホテルをチョイスできます。
繁華街バングラ通りから徒歩圏のホテルも多いので、飲む人はそこを選びましょう!歩いて帰れるので安心!
パトンのど真ん中!便利で綺麗なオススメホテルはこちらをお読み下さい。
6.夕日が綺麗!

パトンは西海岸に面している町なので、夕日が沈む方向にビーチがあります。
なので、日が沈む頃になると人が砂浜に集まってきて、しばしの撮影会タイムとなります。
続いて、パトンのちょっと残念なところをお伝えします!
7.海自体はそこまで綺麗ではない

プーケットの中でも一番開発されたエリアで人も多いので、海水は正直綺麗とは言えません。
なので、海で遊ぶのが一番のメインの人なら、パトン以外のビーチを選ぶか、離島ツアーなどに申し込む方が良いでしょう。
他のビーチだと物足りない・・それでもパトンがいい!という人は、中心を外れて北のほうへ行けば、そこそこ綺麗な穴場エリアがあります。詳しくは後ほど紹介します!
8.物価が高い!
飲食店など「ザ・観光価格」の店が多く、他のエリアと比較すると、お店全体や味などのクオリティーに対する物価が高く感じます。つまり、お店選びを間違えると、美味しくないのに高い・・といったことが度々あります。
飲食店は飛び込みで適当に入るのではなく、事前にネットや口コミなどでである程度目星をつけておくことをお勧めします!
中心地から少し外れればローカル向けのお店がいくつかあり、その中でも地元民・観光客問わず人気のカオマンガイ店「バイレイ」は、リーズナブルでお財布にも優しく、気軽にローカル体験ができるのでおすすめです。
また、こちら「RED CHOPSTICKS」はパトンで人気のタイ料理レストラン。味も良く、金額もそこまで高すぎないのでオススメできます。
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パトンビーチの穴場!中心より海が綺麗なエリアに行こう!
先ほど、パトン中心地の海は正直綺麗ではない・・とお伝えしました。
なので海遊びをメインで考えている人は、パトン以外のビーチや離島に行くのが一番良いのですが、大きく移動するのが難しい人もいるかと思います。
そんな人におすすめな穴場エリアがあります。
中心地の「バングラ通り」あたりから、北に向かうこと約2キロ。ゆっくり歩いたら30分ほどの所に広がるビーチ。
この辺りは、お隣「カリムビーチ」との境目になり、中心地と比べたらだいぶ綺麗です。
また、砂浜に面したレストランが点在していて、オーシャンビューのテラスを備えている店も何軒かあります。
なのでパトン周辺に滞在していて、わざわざ他のビーチまで行くのが難しい人は、この辺りのオーシャンビューレストランを拠点にして海で遊ぶのもいいと思います。
家族連れなど歩くのが難しい人は、中心からトゥクトゥクで片道100B程度(約350円)。道が空いていれば、時間にしてたった5分で到着です!

人も少なくて、割と綺麗な海が広がります。
若干岩場もあるので、飛び込みとかはしないほうがいいですね。

この大きな看板が目印!パトンの北端になります。
ここから海に沿って更に北に進むと、オーシャンビューレストランが何軒か出てきます。
そして、肝心の海はといえば・・・?

これぞプーケットといったエメラルドの海!
さすがに離島の綺麗さには勝てませんが、パトン中心から徒歩30分でこの海なら十分じゃないでしょうか。
とはいえここまで歩くのは体力も奪われるので、100B払ってトゥクトゥクに乗車するのがおすすめです。4〜5人まで1台で乗れます。それ以上乗ることもできますが、追加料金の交渉が必要だったりします。
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パトンビーチはどんな人におすすめ?
1.タイが初めての人・海外にあまり慣れていない人
プーケットを訪れる人の中には「タイに行ったことがない!」「東南アジアも初めて!」という人もいると思います。
また、海外にあまり慣れていない人は、空港に着いてから何かと不安を感じるのではないでしょうか。
そんな人は、パトンに行けばなんとかなる!
交通アクセスも容易ですし、外国人観光客も多いため、勝手がわからなくて不安に感じることはそこまでありません。ネットである程度調べて行けば、なんとかなってしまうのがパトン。
2.夜はやっぱり飲んで騒ぎたい!という人
パトン以外のビーチエリアにも、ちょっとしたバーならありますが、パトンのように賑やかなエリアはありません。
なので、飲むのが好きな人はパトンの中心「バングラ通り」から徒歩圏に宿をおさえるのがベスト。
他のエリアにとってしまうと、繁華街までの往復交通費でやられてしまいます。
3.ホテルは狭くてもいい人
パトン中心地のホテルで、リビングが付くような広い部屋って、なかなかのお値段になります。普通のビジネスホテル程度の部屋でしたら4〜5千円程度でも探せますが、なんとも味気ない・・。
なので、ホテルは寝るだけ!と割り切っている人ならおすすめできます。
もし予算が許すのであれば、中心部でも1泊3万円ほど出せば結構なところに宿泊できますよ!ハワイなどより断然安いです。
おすすめなのは「ロイヤルパラダイスホテル」。徒歩圏内になんでも揃う便利な立地で、最近リニューアルされたので部屋も綺麗。
中心地からは少し外れるので徒歩でのアクセスは無理ですが、比較的パトンに近いのに、広い部屋でリーズナブルなのがこちらのリゾート。今回私たちが実際に宿泊したホテルです。
4.交通の足がない人
パトンはレンタカーなどの「交通の足」が無い人にも便利な町です。徒歩圏内になんでも揃っているので、その点の心配はいりません。
またビーチ沿いに出れば、プーケットタウン行きのソンテウ(乗り合いバス)に乗車でき、30B(約100円)と格安で移動が可能です。
もし他のエリア、特に町から離れたリゾート施設に滞在する場合、自分の足が無いと困ったことになります。例えば夜コンビニに行くなど、ちょっとした用事でもタクシーを呼ぶことになり、かなりコストが上がってしまうのです。
(リゾートは景色を重視するために丘の上に建てられている場合が多いです。その場合、大通りに出るまでが遠く、急な坂もあるので、クルマが無いと結構大変です。)
パトンで気をつけること
プーケット自体の治安は良好ですが、スリや置き引きなどの軽犯罪は度々発生しています。
トラブルは事前にイメージすることによって防げることがほとんどです。
また、犯罪以外の注意点もまとめておきました。これはパトン・プーケットに限らず、海外どこでも通用することなので、ぜひ参考にしてください。
1.後ろポケットにスマホや財布を入れない!
これは、泥棒さんに「私のお財布を差し上げます!」「スマホも自由に使ってください!」と言っているのと同じです。
ちょっとした隙にサッと抜かれ、気づいたときはもう遅いのがスリ。
これはプーケットに限らず、日本でもたまに発生しますよね。
2.レストランでの場所取りの荷物
場所取りで荷物を置くなら、サッと持ち出せるようなものはやめましょう。
スマホや小さなバッグは、目立たないので盗む方からしたら一番簡単です。
3.タクシーやトゥクトゥクは金額確認を
行き先と金額を乗車前にしっかり確認してください。
1台でいくらなのか、行き先は町の名前ではなく降車場所を確認。
4.シーフードレストラン
ロブスターなどのシーフードは「100Gあたり」いくらなのか・・・という重さによって金額が変わる計算方法になります。
なので、メニューに載った金額で勘違いしてオーダー、お会計のときにびっくり!なんてことにならないように、オーダー前にしっかり確認してください!
お店によって単位はまちまちで、「1キロあたり」のところもあります。
5.タバコは決められた場所で!

タイのビーチは、全面禁煙になっています。
指定場所以外で吸うと罰金が課されますので注意!
現地人の中には、街中で歩きタバコをする人も見かけますが、日本からの観光客が、わざわざ悪い見本になる必要はありません。
街中では喫煙可能ですが、最低限立ち止まって吸う、煙の行方に気をつける、なるべく路地で吸うなどの配慮が必要です。
ちなみにタイ全土でアイコスなどの電子タバコは持ち込み禁止です。見つかると高額の罰金なので気をつけてください。
ーーー
今回は、プーケットの中でも最大級の繁華街を持つ「パトンビーチ」についてのお話しでした。
それぞれのメリット・デメリットをなるべく分かりやすくお伝えしましたが、何となくイメージしてもらえましたか?
パトンエリアは、徒歩圏内で何でもそろう便利な環境なので、タイやプーケットが初めての人、海外に慣れていない人でも比較的過ごしやすいと思います。
また常に人が多く活気があるので、混沌としたアジアの熱気を感じるには最適なエリアです。
プーケット旅行の滞在エリアを選ぶとき、参考にしてもらえたら幸いです!
空港からパトンまでのアクセスはこちら!
プーケットはレンタルバイクで回るのも楽しい!
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