メーサロンには、中国雲南省から流れてきた華人が多く暮らしています。
町のいたるところには中国語の看板が出ていて、古き良き中国の田舎町のような風景を見ることができます。
・・・ん?
華人が多いということは、中華料理を出す店も多いのでは・・?
その通りです!
メーサロンには、雲南風味の中華を提供する店が数多くありまして、逆にタイ料理店はほとんど営業していません。
今回は、その中でも気軽に入れる食堂タイプの店。雲南麺と餃子専門の名店「雲南麺餃館」をご紹介します。
2020.2.5アップデート
再訪したので、記事の追記と写真を一部貼り換えました。
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■目次
メーサロンの名店食堂「雲南麺餃館」
お店は、町の中心地である「セブンイレブン」から徒歩3分ほどの場所にあります。
詳しい場所は、記事の最後にまとめましたので、そちらをご覧ください。
セブンの前から坂をてくてくと降りて行くと、右側に漢字で書かれた看板が目に入ります。
「雲南麺餃館」!!
このお店は、華人の家族が経営する食堂です。しかし小さな店にも関わらず、メーサロンにある他の中華料理店と比べても、ひときわ存在感を放ちます。
それは何でしょう・・。
「老舗」
この言葉がパッと思い当たりました。
小さいながらも、実に堂々とした佇まいが、この店の歴史を物語っています。
決して小綺麗な店ではありませんが、非常に風格がありますね。
古くて、長いこと使い込まれた調度品が並ぶお店ですが、清掃はきちんとされているようです。(朝の時点では綺麗・・・夕方近くになるとだんだん散らかって来ます(笑))
店主が店を大事にしていることの証ですね。
店内には4人前後で座れるテーブルが8卓程度。
それでは入店しましょう!
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メーサロンの「雲南麺餃館」でオーダーしよう
店に入ったら、空いている席に勝手に座って大丈夫です。
ここには「メニュー」などというものは存在しません。
最近になって、写真メニューが柱に貼り付けられましたので、指差し注文ができるようになりました。
選べるものはこちらのみ。
「米麺」40Bーー「センレック」
「たまご麺」40Bーー「バミー」
「焼餃子10個」40Bーー「ギョーサー」
「焼餃子20個」80Bーー「ギョーサー」
麺は大盛りにすることができます。プラス10Bです。「バミー」か「センレック」の後に「ピセー」とつければ通じます。
基本はワンタン入りになります。
調理台のガラスケースに麺が入っているので、オーダー前に見ることができます。
麺を茹でるのはおばちゃんの仕事。注文が済むと、大きな寸胴に麺をパラパラと入れて茹で始めます。
私がオーダーしたのは、バミー。嫁さんはセンレック。そして餃子。
・・・全種類じゃん!(笑)
おばちゃんが、途中で「辛くするか?」と聞いてくるので、そこはお好みで。
この真っ赤な辣醬を入れてくれます。結構辛いのですが、スープに溶くとまたいい味をプラスしてくれるんです。
横にいた白人さんには「スパイシー?」と聞いていました。
私は、辛くする前の「ノーマル」の味をチェックしたかったので、今回は「ノースパイシー」でオーダーしました。
餃子は注文が入ってから焼き始めるので、10分くらいかかります。
左の調理台でおじさんが焼き始めます。
他の中華店だと水餃子の方がメインなんですが、この店では「焼餃子」しかありません。
水餃子と焼餃子では、使う皮が違うからでしょうね。
お店で手作りです。暇な時間にコツコツと包んでいきます。
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「雲南麺餃館」の麺を食らう
待つこと5分。
麺が運ばれてきました!
まずは嫁さんの「センレック」
米でできた中細麺ですね。
上にはねぎ、そして細切りの豚肉とワンタンが乗っています。
ねぎは言えば大盛りにしてくれます。ちなみに、トッピング料を取られる時と、取られない時があり、店によっても違います。取られたとしても5〜10Bの話です。
他に「揚げニンニク」を追加でもらうこともできます。
「ガティアム・チアオ」と言いながら、指差せば別皿に入れて持ってきてもらえるので、欲しい人はチャレンジしてみてくださいね。
それではいただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・さっぱりしたスープに、米麺がよく合う!」
麺は意外とコシがあるので、米麺でも食べた気になりますよ。
とても優しい味なので、日本人なら誰でも好きな味だと思います。
こちらはバミー。
スープはセンレックと一緒です。
さっぱりした優しい味のクリアなスープ。
麺は日本のように「硬茹で」ではありませんが、コシはあります。
スープと一緒にズルズルと行きたいところですが、タイでその食べかたはマナー違反。
音を立てないように、レンゲを使いながらゆっくりとすすります。
「うまい!」
麺のボリュームも結構ありますので、それなりにお腹いっぱいになります。
2020.2.5 再訪しました!
味は変わらず美味しい!日本でいう「昭和の中華そば」といった感じでしょうか。昭和生まれの方なら懐かしく感じ、平成以降生まれの方には新鮮に感じるでしょう。
「雲南麺餃館」の絶品餃子
麺を半分くらい食べ終わったころ、餃子が到着です!
綺麗に焼きあがっていますね!
10個で40B(140円くらい)!?
これはコスパ良すぎる・・。
それではいただきまーす!
「・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・肉と野菜のバランスが良い!ジューシー!」
良い味出してますね〜。タイで食べた餃子の中では、かなり上位ランクに入るかも。
味的にも、見た目的にも、日本で食べる餃子に近いですね。
タレは付属の醤油に辣醬を加えて。
辣醬をつけて食べたい人は、言えば小皿に盛ってくれます。伝わらない場合はこの写真を見せればOK!
2020.2.5 再訪しました!
今回は友人も一緒だったので、20個入りをオーダー。
やはり美味しい。3人で奪い合うようにして平らげました。
奥には中国調味料の売店も
こんなものを発見!
麻辣の素ですね。
これは重慶風味の串焼の素。
私は「麻辣」が大好きなので、即買い!
バンコクに帰ったら試してみます。
麻辣についての記事はこちら!
チップは必要?
この店でチップは特に必要ありません。
「雲南麺餃館」への行き方・アクセス・場所
町の中心セブンイレブンから徒歩1〜2分です。
セブンイレブンを背にして、メイン通りを右方向に坂を下ると、すぐ看板が見えてきます。
チェンライからメーサロンまでの行き方は、 北タイ「メーサロン」はレンタカーでアクセスするのがおすすめ・行き方 を参照ください。
店には駐車スペースが1台分だけあります。満車の場合は、セブンの裏あたりに駐車して徒歩でアクセスします。
2020.2.5追記 セブンの向かい側に3台分の駐車スペースができました。近所に用がある方は誰でも駐車できるそうです。
(それ以外の場所で、門の前や出入り口、邪魔になる場所は駐車禁止です。レッカーはされませんが、近所の人に怒られます。当たり前か・・)
バイクならお店の敷地内に適当に駐車して大丈夫です。
まとめ
雲南麺が気軽に食べられる食堂「雲南麺餃館」
さっぱりしたスープなので、軽い昼食にぴったりです!
朝から営業中なので朝食にも。
北タイ山あいの町にある老舗の名店。メーサロンを訪れた際には、ぜひ一度試してみてくださいね!
メーサロンってどこ?という人はこちらをご覧ください。
メーサロンまでレンタカーでの道のりはこちら!
食後のお茶ならこの店!
店舗情報
「雲南麺餃館」
住所 ตำบล แม่สลองนอก อำเภอ แม่ฟ้าหลวง เชียงราย 57110
電話 053-765-185
日本から +66 53 765 185
営業時間
07:00〜17:30(だいたい17時には店をたたみます。)
年中無休(タイの祝日や年末年始・中国旧正月などは要確認)
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