こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。
タイには綺麗なエメラルド色のビーチがたくさんありますが、その多くはプーケットやピピ島、タオ島など南部地方に分布しています。
とても快適でゆっくり過ごせて良いところなんですが、バンコクから飛行機やフェリーなどを乗り継がなくてはならないので、その分交通費がかさんでしまい、旅の予算を引き上げてしまいますよね。
以前、バンコクから格安で簡単にアクセスでき、綺麗なビーチがいくつもある「ラン島」を紹介しましたが、こちらでしたらバンコクからバスとフェリーを使い約3時間、片道約1000円の格安でアクセスできて、頑張ればバンコクから日帰りも可能です。
アクセスの中継地点、パタヤシティーの記事はこちら
そして、そのラン島からさらに沖へ出ると、観光開発されていない「無人島」がいくつか点在しているのをご存知ですか?
実は、これらの無人島はいくつかの方法で上陸する事が可能です。
私は今までに何度も行きましたが、ラン島よりもさらに綺麗な海、きめ細かくて白い砂、そして可愛い小さい魚たちがたくさん泳いでいます。無人島だけあり、とても静か。聞こえるのは波の音だけ。
今回はラン島のさらに奥にある、大人向けマイナースポットの「無人島」についてご紹介したいと思います。
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パタヤ沖のリン島
リン島の特徴
ラン島から見て南西の方角にある小さな無人島です。タイ海軍の管理地になっていて、たまにある演習中は周辺海域が封鎖されます。
こじんまりした砂浜の両脇は、ゴツゴツした大きな岩で囲まれています。海の家などの設備はおろかトイレすら無く、まさに「無人島」です!
水の透明度は極めて高く、海底の小石や貝殻の模様まではっきり見えるほどです。泳いでいる魚もよく見えます。
また、砂は白くきめ細かいので、歩いていて痛くありません。
岩の隙間には魚たちの隠れ家があり、シュノーケルセットと防水カメラがあればインスタ映えする写真が撮れるの間違いなし!
アクティビティーはツアーで用意されているものに限るので要チェックです。
私は、タイ人の友人と一緒にジェットスキーでパタヤから1時間かけて自走しました。当時はまだ「GoPro」などのアクションカメラを持っていなかったのが悔やまれます。今度ドローンとGoProを持ち込んで撮影しに行こうと計画中です!
野生の猿が生息しています。
ツアー客が残したスイカやとうもろこしなどを食べるようです。
海の家などはないため、飲食物やビールなどはパタヤ本土から持ち込むのが基本です。たまーにアイス売りのボートが来ますが不定期。アイスの他には、ポテトチップスや水、コーラなどを販売していますが値段が高い。。
もちろんトイレやシャワーなどもありませんので、したくなったら裏の草むらで。。ということになります。女性は要注意です。
いろいろなWEBサイトを調べたところ、現時点で日本語での情報がほとんどないようです。
リン島へのアクセス方法
無人島のため、また一切の観光開発がされていないので、定期船は就航していません。パタヤにある現地ツアー会社で、離島めぐりのツアーに申し込むのが一般的です。セット内容は各社似たり寄ったりですが、シュノーケルが無料かどうか、食事の有無、飲み物の有無、船内のトイレの有無などは最低限事前に確認しましょう。
ツアー客は全体的に欧米人が多いので、比較的客層やマナーは良好です。たまに酔って陽気になったロシア人が船から海に飛び込んだりして騒ぎになるようですが(笑)。
交渉に自信がある人はビーチボーイと話をつけてスピードボートを貸切で出してもらう方法もありますが、いわゆる「一見さん」は正直やめたほうが良いです。理由は「無人島」なので、他の観光客がいない場合、さっき知り合ったばかりの船の操縦士たちとあなたたちだけで、周りに何もない大海原に出ていくわけです。
言葉もほとんど通じない状態で、万が一何か問題があった場合誰も助けに来てくれません。また、船が老朽化していることも多く、船外機のエンジンは基本1機です。携帯の電波も入りませんし、途中で故障して漂流なんてことになったら目も当てられません。
私の場合は、船のオーナーと友人関係にあるので、よく便乗させてもらっています。また、自前のジェットスキーがあるのでパタヤから1時間くらいあれば到着できます。
パタヤに仲の良い、「それなりのタイ人」がいるのであれば、船のオーナーを紹介してもらうことも可能でしょう。その場合、ツアーよりもゆっくり滞在できて、好きな時に帰れるのでとても快適です。
食材を持ち込めばバーバキューも可能ですし、夜は満天の星空を見ることができます。
リン島上陸の注意点
まず、島内にトイレがないことを頭に入れておいてください!ツアーのボートにトイレがない場合、裏にある草むらですることになるので、女性の場合は申し込み時、担当者に聞いてみてください。
また、当然医療設備もないため、体調がすぐれない場合は例えツアーの申し込み後でもキャンセルすることが大事です。あなたの健康上のリスクもそうですが、もし島内で体調を崩して緊急搬送の必要が出た場合、ツアー自体が中止され、他のツアー客を全員連れてパタヤ本土に戻る必要が出てしまいます。出発時に点呼を取ったツアー客を無人島に残して、ボートを出港させることが禁止されているためです。
シャワー設備はありませんので、本土に戻ってから着替えることになります。
売店はありませんので、各自必要なもの、欲しいものは本土から持ち込むことになります。例えばタバコ、ビール、酒など、ガム、好みの飲食物などです。
また電源はありませんので、スマホやカメラ類のバッテリー切れには注意しましょう!せっかくの景色が撮影できないと、多分ショックでこの先旅を続ける気が無くなってしまいます。心配ならモバイルバッテリーの準備を!
島内では、ゴミ処理施設などはありません。持ち帰れる小さいゴミやビニールなどは持ち帰りましょう。残飯などは猿が食べるので、草むらに投げてきて大丈夫とのことです。
リン島以外の無人島
他にもパタヤ沖には「パイ島」などいくつかの無人島があります。だいたいリン島と似たようなイメージになります。ツアーの中には離島をいくつか巡るスケジュールのものもあるようです。
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いかがでしたか?
バンコクから至近にあるパタヤ沖にも、タオ島やパンガン島にも引けを取らないくらい、こんなに美しい離島があるんです。パタヤの至る所にある現地ツアー店で申し込めば、簡単にアクセスすることができ、シュノーケル道具を無料で貸してくれるところもあります。
非日常的、何もない静かなビーチ。そして日本人にあまり知られていないマイナースポット。美しい「リン島」を訪れてみてはいかがですか?
ありがとうございます!
今回のタイ旅行はスケジュールがタイトで、その中でシュノーケリングをしたいという嫁の要望をどう叶えるか考えあぐねていたところに、この記事に出会えました!
パタヤはもちろん、ラン島も最近では海の透明度が高くないとの書き込みもあり
かといって足を伸ばすこともできなかったのですが、このリン島へ一縷の望みを託しいってみたいと思います!
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り最近のラン島は団体ツアー客が増えすぎてしまい、海は排水などで少し濁ってしまいました。
今回紹介したリン島は排水が出るような施設が一切ないので、とても綺麗な状態です。
ツアーはパタヤのツアーデスクで申し込めます。料金の相場はシュノーケリング込み一人2000B〜3000B前後で、朝9時ごろ出発の3時〜4時ごろ解散が一般的です。
道具のレンタルが別料金か込みか確認してくださいね。
ではタイ旅行楽しんでくださいね〜!