こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。
ネームヌアンという料理を食べたことはありますか?
豚肉(ひき肉)の練り物を串に巻いて焼いたものを、ハーブや野菜と一緒に食べる料理で、元もとはベトナムで食べられていたものでした。
これがベトナムと国境を接するラオスにも伝わり、ベトナム商人や移民と共にタイ東北部のイサーン地方にも伝わったとされています。
タイ東北部のウドンタニーには多くのベトナム系移民が住んでいて、その人たちに古くから親しまれている「VT Namnueng」というお店があります。ここはベトナム系の住民なら、知らない人はいないと言われるほど有名なお店です。
今回はその「VT Namnueng」の名物であるネームヌアンを実際に食べて来たお話です。
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■目次
ウドンタニーの「VT Namnueng」はネームヌアンの専門店
タイのイサーン地方・特にウドンタニーには、古くから「ベトナム系移民」が多く住んでいます。そして彼らはベトナムの食文化を持ち込みました。
長い時間をかけて融合した結果、今ではイサーン地方に住む多くの庶民に親しまれているのです。
その中の一つが「ネームヌアン」
これは、豚肉(ひき肉)をすり身状にして焼いた「ちくわ」のようなものを、ハーブや野菜類と一緒にライスペーパー(生春巻きの皮)で包んで食べるものです。
その「ネームヌアン」に特化した専門店が、ウドンタニー市内にあると聞いたので実際に行ってきました!
ここですね。
かなり大きな佇まい。さすが有名店というだけありますね。
店内も広々としています。
私が今回訪れた時間は、平日の夕方4時を回ったころ。食事時は外れているのに、店内では数組のお客さんが食事を楽しんでいました。
写真のようにかなり広いお店です。
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さっそくネームヌアンを注文しましょう!
では、このお店名物であるネームヌアンを試してみましょう。
まずはメニューをチェック。
メニューは写真付きの大きいパネル一枚です。
右下に書いてありますね。「Nam Nueng」ネームヌアンです。
「ちくわ」(笑)の数によって金額が変わります。
今回私が頼んだのは5本、180Bのスモールサイズ。
これに野菜とハーブのセット、ライスペーパー、米麺(カノムジーン)が付いて来ます。
豚足入りのベトナム式ソーセージですね。
イサーンソーセージの「ムーヨー」とはまた少し違うようです。
なんか美味しそうだったのでオーダー。
私も嫁さんも初めてでよく分からなかったので、写真を見ながら適当にオーダーしました(笑)
結局のところ店員さんに料理の説明を聞いても、よく分からないじゃないですか。。
写真と英語の説明を見たらだいたい何となくわかりますよね?(大ざっぱ・・)
お値段は有名レストランにしてはリーズナブルですね。
だいたいが100B以内(約350円)、名物ネームヌアンも180B〜なのでそこまで高くはありません。
もっと安い店を知っていますが、私は「値段」だけでは判断しない人なので・・。
たまに人に間違えられますが、私は「コスト」重視なのではなく「コスパ」重視なのです。
さあ、注文は終わりました。
早く食べたいのですが、ひとまずは大人しく料理を待ちましょう・・・!
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ウドンタニー「VT Namnueng」で絶品ネームヌアンを食す
注文してから約10分。
続々と料理が到着しました!
「バンベオ」という料理らしいですが、タイ料理ではないので嫁さんもよく分からず・・。
上に乗っている綿のようなのは、豚を裂いたもの。タイではお粥に入れて食べたりしますね。「ムーヨン」と呼ぶらしいです。
そして、豚皮をカリッと揚げたもの「キャッムー」
これらを下に敷いてあるライスペーパーと一緒に食べます。
付属のタレは結構スパイシー。
「・・・」
「・・・・・うまいぞ!」
噛んでいると豚皮の香ばしさが感じられ、けっこう美味しいです。
飲む人はツマミにちょうど良いかも。
豚足のベトナム式ソーセージ。
黒いのは「きくらげ」ですね。
これは味がついていて、何もつけずに食べても美味しい!
私は今まで何度もベトナム料理を食べていますが、ハズレだったことは一度も無いんですよよね。
豚肉を米麺と野菜と一緒に食べるやつ。
これは、まあまあですね。
悪くは無い。
ただ、他に頼んだものが美味しすぎて、これはちょっと印象が薄い感じ。
(笑)
ついに登場。
この店の名物「ネームヌアン」です。
このハーブに注意。
ベトナム料理でよく使われるハーブで、ドクダミの味がします!
薬草系の味が苦手な人は絶対やめたほうが良い。
けど、ネームヌアンと一緒に食べると不思議。毒々しいハーブの味がうまく溶け込んでしまいまして、逆にこれが無いと全体の味がしまらない!
私はハーブ系が大好きでして。
ベトナム料理店に行く楽しみの一つがこれです(笑)よく変わりもんだとか、女子みたいとか言われますが・・。
こうやってレタスの上に「ちくわ」を小さく切って乗せ、米麺(カノムジーン)と薬味を一緒に食べるんです。
薬味セットは、酸っぱいマンゴー、きゅうり、唐辛子、にんにくなどが一緒に提供されます。
火を噴くくらい辛いので、唐辛子は小さく切って入れましょう!
ポイントは「にんにく」を忘れずに入れること。味がキュッとしまっていい感じになります。
最後に「タレ」をかけて食べます。
このタレは甘口のものなので、つけすぎ注意です。
少量だけちょっとかける程度でOK。
ライスペーパーで巻いて、手づかみ一口で食べましょう!
「・・・・・」
「・・・・」
「これはうまい!」
野菜のみずみずしさとハーブ。そしてちくわの肉っぽい味がうまく融合されています。
にんにくのパリッとした風味が後から効いてきて、クセになる!
私は包むのが下手なので、その作業は嫁さんに任せっぱなし(笑)
「おみやげ」のドライブスルーは長蛇の列
帰りに駐車場に向かうとき目についたのが、クルマの窓を開けてお金を払う人たち。
どうやら「お土産」を販売していて、ドライブスルーのシステムになっているようです。
人気店ということもあり、「ネームヌアン」の持ち帰りギフトセットを販売しているんですね。
ドライブスルーには10台ほどのクルマが並び、皆自分の番を待っていました。
ベトナム移民の間では、日本でいう訪問の時のご挨拶「菓子折り」的な存在なのでしょうか。
せっせとネームヌアンを作る社員。
一人で一生懸命作っていますね。
チップは必要?
このお店は、お会計にサービス料を加算していません。
そのため、お釣りの中から20B札とコインくらいは残して帰ると良いでしょう。
ウドンタニー「VT Namnueng」の行き方・アクセス・場所
アクセスはクルマなどの足がないと不便です。
わかりやすく、国鉄ウドンタニー駅からのマップを載せておきました。
一般的には「トゥクトゥク」を交渉してアクセスすることになると思います。片道約120〜150B程度が相場です。
また、ウドンタニーは配車アプリ「GRAB」の対象エリアとなっています。
Wi-Fiや現地のSIMなどの通信手段がある人は、アプリをダウンロードして、ウドンタニーに到着したらGRABを利用するのが最も便利で安く、安心できる交通手段となります。
まとめ
ウドンタニーでベトナム料理・ネームヌアンを食べるならこの店!
野菜やハーブと一緒に食べるからヘルシー!
旅の途中、連日のイサーン料理やタイ料理に飽きたら、ぜひ立ち寄って試してみてください。
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店舗情報
「VT Namnueng」
住所タイ語 345/1-3ถ.โพศรี(หลังวัดโพธิสมภรณ์), ตำบลหมากแข้ง อ.เมือง จ.อุดรธานี,41000
住所英語 345/1 Tambon Ban Lueam, Amphoe Mueang Udon Thani, Udon Thani 41000
電話 042 219 556
日本から +66 42 219 556
営業時間
06:00〜20:30
年中無休(要確認)
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