チェンマイ旧市街の北端「チャーン・プアック門」前に位置する中級ホテル「ブアラヤホテル(BUARAYA HOTEL)」。
いつも通り「アゴダ」でホテルをチェックしたところ、いくつか良さそうな候補が上がってきまして、その中で気になったのがこのホテル。
そして実際に泊まってみたところ、設備はちょっと古いですが、宿泊代が安い上に、立地もよくて便利で使いやすい!
条件によってはオススメできると感じたので、写真付きでご紹介したいと思います。
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チェンマイの「ブアラヤホテル」ってどんなホテル?
まず結論から、ブアラヤホテルってどんなホテルなのか?そしてどんな理由でこのホテルをオススメするのかをお伝えしたいと思います。
1.設備は古いけど、清潔で部屋が広い
「一昔前の観光地にあるホテル」といった雰囲気です。
設計自体はだいぶ古いのですが、さすがは中級クラスの観光ホテル。思ったよりもきちんとしている印象です。
今回は「スタンダード」という、一番下のグレードの部屋に泊まりましたが、それでも部屋の作りは広々としていて、圧迫感や窮屈さは皆無でした。
この広さで、宿泊代が1泊2000円代だったのも嬉しいポイント!
2.バスタブがついている
やはり一昔前の設計ではありますが、バスタブがついていました。
タイのホテルは、ある程度の高級ホテルを除いて「シャワーのみ」のホテルが多いので、これは嬉しいポイント!
お湯の勢いはよくありませんが、かなり熱い温度が出るので、観光で歩き疲れた足をほぐすのに重宝しました。
3.ドイステープ行きソンテウ乗り場が近い
チェンマイ観光のハイライトとも言える「ドイステープ寺院」には、公共交通機関の定期便「ソンテウ」で行くことができますが、その専用乗り場がホテルから徒歩1分の位置にあります。
4.旧市街の観光も徒歩圏内
お堀に囲まれた「旧市街」には、名所となる寺院がたくさんそびえ立っています。その旧市街の北端「チャーンプアック門」へ徒歩1分でアクセス可能。
5.近郊路線のバスターミナルも徒歩圏内
チェンマイの郊外、チェンダオやメーカンポンなどに向かうソンテウが発着する「チャーンプアックバスターミナル」まで、徒歩10分ほどでたどり着けます。
これらの理由から「アクティブに観光」する方には使い勝手の良いホテルかと思います。
6.ホテルの目の前が「チャーンプアック夜市」
夕方から深夜にかけて、屋台がひしめき合う「チャーンプアック夜市」。
こちらは地元民向け飲食屋台だけの夜市なので、お土産物などはありませんが、夜ちょっと小腹が空いた時、下に降りればすぐに食べ物にありつけるのも便利なポイント。
また24時間営業のミニスーパー「テスコロータス」が隣にあるので、飲み物などの買い出しもスムーズ。
ただ、この時たまたま居合わせた「学生のグループ」が、お互いの部屋を何度も行ったり来たりしていて、夜遅くまでドア開閉の音がかなりうるさく響いたのがマイナスポイント。
これは宿泊者のマナーの問題なので、ホテルに非はありませんが・・ドアの閉まり具合を整備をすれば改善できるはずなので、今後に期待といったところでしょうか。
また、同じく中国人団体もいましたが、こちらはご想像通り・・。
このような理由から「昼間はアクティブに観光」する方には便利な立地で、「なるべく安く広めの部屋に泊まりたい方」、それでいて「設備の古さ」と「ドアの音」を許容できるのであればオススメできるかと思います。
チェンマイ「ブアラヤホテル」に泊まってみよう!
ここからは、実際に泊まった時の様子を写真を添えてお伝えしたいと思います。
この日私たちは、バンコクから長距離バスに揺られてチェンマイ入りしました。到着は「バスターミナル3(アーケード)」
ホテルまでの移動は配車アプリの「GRAB」を利用して、約15分程度の乗車で到着。
なかなかいい雰囲気のホテル入り口。
場所や行き方はGoogleマップを貼っておいたのでご覧ください。
ちょうどチャーンプアック門のすぐ近くに位置しています。
今回の宿泊料金は、アゴダで事前予約していたため1泊2千円台で泊まることができましたが、そんな格安とは思えないホテルの作りに、ちょっとびっくり。
いい意味で裏切られました。
さすがは「往年の観光ホテル」というだけあり、それなりの風格があります。
ベルボーイこそいませんが、屋根付きの車寄せと駐車場も完備なので、レンタカーを借りている人、荷物が多い人や、雨の日にも重宝します。
まずはフロントでチェックイン。
予約票とパスポートを提示、宿帳には名前と電話番号だけを記入したらそのまま鍵をもらえました。とてもスムーズ。
ロビーのエレベーター前には、チーク材の木製椅子が並んでいます。
これぞ「ザ・チェンマイ」といった雰囲気ですね!
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チェンマイ「ブアラヤホテル」の部屋
エレベーターを降りて、部屋に向かいます。
木製のドアやドアノブは古く、ちょっと頼りない感じがします・・。
一応オートロックで、外側からはドアノブが回らないようになっているので、下手な鍵式より安心かも。ただし、ドア自体は自動的に閉まらないので、外出時は「しっかりと」ドアを引いて確認しましょう!
それでは中に入りましょう!
今回私たちが予約したのは「スタンダード・ツイン」の部屋。
宿泊代は格安ですが、中級ホテルというだけあって広々とした作り。ベッドのサイズはシングルが2台並んでいます。
よし!今夜は怖い嫁さんと別々で寝られるぞ(笑)
スーツケースを広げても余裕があるフロア。
椅子の座り心地は悪いですが、作業机は横長で使いやすいです。電源は1口だけありましたので、PCを充電しながら作業できます。
ベッド横の台の下にコンセントがありますが、1口だけなのでダブルUSBなどを持参しましょう。(これは部屋によって違うかも)
奥には、2名でお茶を飲めるスペースがあります。
こちらは水回り。
さすがに古い設計ですが、きちんと清掃されていて清潔。アメニティーはシャンプーとボディーソープのみ。歯ブラシなどは持参するか、隣のテスコで購入しましょう。
トイレにウォシュレットなどは当然無く、タイ式のウォッシュ・ガンが備え付けられています。
こちらがバスタブ!
ちょっとザラザラしますが、この値段なので良しとしましょう。お湯の出は悪いですが、温度は結構熱いので、日本人としては嬉しいポイント!
持ってきた入浴剤を使って、1時間以上も半身浴を楽しみました。
Wi-Fiの速度をチェック。
ちょっと遅いですが、動画とかを見たりしなければ、十分使える速度です。
ただ、夜の8時ごろ〜12時ごろは速度低下がかなり著しく、ちょっとストレス。なので、日本で借りたレンタルWi-Fiなどを併用するのが良いでしょう。
さて、荷物の整理も済んだし、さっそく町歩きに出かけましょう!
ーーー
今回使った予約サイトは「アゴダ」で、1泊2000円台でした。宿泊代は日によって、時期によって変動します。
ホテルのページに飛ぶリンクを貼っておいたので、スケジュールを立てる前に一度チェックしてみることをオススメします。
ターペー門近くの便利な格安ホテルなら「イム ホテル (Imm Thaphae Chiang Mai Hotel)」
古都チェンマイの風情を感じたいのなら、古民家をリノベーションしたホテル(ゲストハウス)「ナイ ブティック ハウス (Nai Boutique House)」
合わせてチェックして見てください。
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まとめ
チェンマイをアクティブに観光する方に最適な中級「ブアラヤホテル」。
一昔前の観光ホテルといった佇まいで、設備はちょっと古く、団体客が騒がしかったりしますが、それを許容できる方にとっては「安い」「広い」「便利」が3拍子揃った使い勝手の良い拠点になるでしょう。
チェンマイ旅行計画の参考になれば幸いです。
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