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詳細はこちらの記事「【隔離なし】タイ入国の必要書類と条件まとめ2021.11最新
にまとめたのでご覧ください。

チェンマイ県最北の町「タートン」観光ガイドと行き方・アクセス

チェンマイ県タートン

北タイ・チェンマイ県最北の地には「タートン」という小さな町があります。

町の北部には広大な森が広がり、5キロほど奥に入ればそこは隣国ミャンマー領という僻地ですが、お隣チェンライ県に隣接しているため交通の要衝ともなっています。

なので、古くから陸路で北タイを周遊する旅人や、バックパッカーにとってはほぼ必ず立ち寄る町になります。

今回は、北タイを周遊する旅の途中に再訪したので、写真付きで改めてご紹介したいと思います。

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チェンマイ県交通の要衝「タートン」見どころ

北タイの最大都市・チェンマイから国道107号線を北上すること約4時間。

距離にして約180キロ離れた「タートン」の町は、チェンマイ県からチェンライ県の北部に向かうサブルートの中継地点として機能しています。

またチェンマイから、秘境の町ドイメーサロンに向かう旅人にとっては、このタートンが玄関口になり、バスのスケジュールによってはこの町で1泊することになります。

観光スポットはあまりない町ですが、せっかく立ち寄ったのに素通りでは勿体無いので、タートンの町の見どころをご紹介したいと思います。

1.コック川

チェンマイ県最北の町タートン

タートンの町を流れるコック川は、はるか遠くミャンマーの山奥を水源に、チェンライ市街地を経てチェンセーン付近のメコン川まで続く、雄大な国際河川となります。

1年中を通して茶色く濁っていますが、これは赤土によるものなので嫌なニオイは特にありません。

川沿いに建つホテルやゲストハウスでは、川に面して座れるスペースを設けているところもあり、時間を忘れて読書をしたり、パソコン作業やブログを書いたりと、ノマド職やリタイヤした欧米人に人気の町でもあります。

2.寺院ワットタートン

チェンマイ県最北の町タートン

タートンの町のシンボルは、何といってもこの「ワット・タートン」という寺院。

大通りからは坂道と階段で本堂にアクセスでき、所要時間はわずか15分程度になります。崖に突き出すように建てられたスペースからはコック川を見下ろせる展望台もあります。

チェンマイ県最北の町タートン

中心にある本堂では尼さんが修行中で、熱心にお経を唱えていました。

チェンマイからのバス停からも近いので、バスの接続に余裕がある方はぜひ訪れてほしいスポットです。

ワットタートンの詳しい情報はこちらです

ワットタートン

北タイ・タートンの町を一望できる寺院「ワットタートン」に行こう!

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3.プラ・チェディー・ケーオ

チェンマイ県最北の町タートン

町のシンボル・ワットタートンに含まれる仏塔「プラ・チェディー・ケーオ」

本堂から山道を登ること約30分、見えてきたのは美しいラベンダー色の仏塔。この仏塔は内部に入ることができまして、仏塔の最上部まで登ることができます。

また仏塔がある区画は眺望が良く、タートンの町だけではなくはるか先の田園地帯まで見渡すことができます。

外国人にはあまり知られていないスポットなので穴場です。体力に自信がある方はチャレンジしてみてください。

4.コック川クルーズボート

チェンマイ県最北の町タートン

タートンの町からチェンライ市街地まではボートでの移動も可能です。

町の中心地にある橋の脇道を進むとボート乗り場があり、ここでチケットを購入することができます。

チェンマイ県最北の町タートン

出発時刻は毎日12:30の1本のみ。

ただし人数が集まらないと運休、予約もできず、どうしても乗船したい場合はチャーターする必要があるので、単純に移動する手段としてはオススメしません。

料金は1名400B。

木造の細長いボートで、川沿いにある集落を眺めながらゆっくりと進むのも良いかもしれません。

番外編・庶民食堂「ラープ・ランパン」

チェンマイ県最北の町タートン

タートンの町には真新しいカフェやレストランも少数ながらオープンしていますが、やっぱり旅のお供といえば庶民の食堂。

橋から5分ほど歩いたところに見つけたのが、こちら「ラープ・ランパン」。

北タイ料理と、タイの田舎料理を提供している食堂になります。

チェンマイ県最北の町タートン

決して綺麗な店ではありませんが、田舎町にある食堂としては全然問題ないレベル。

チェンマイ県最北の町タートン

北タイ名物のハーブソーセージ「サイウア」

チェンマイ県最北の町タートン

北タイ名物そうめんのトマト麺「ナムニョオ」

チェンマイ県最北の町タートン

こちらは北タイ式ラープ。

今回何品か食べてみましたが、リーズナブルでどれも美味!

鍋の料理は作り置きが基本なので冷めていますが、頼めば再度温めてくれます。

そもそもお高めなレストランはほとんど存在しないタートンなので、ホテルで食べるか、このような食堂かコンビニ飯くらいしかありません。

なので、どうせ庶民食堂を探すならこちら「ラープ・ランパン」をオススメします。

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タートンへの行き方・アクセス

1.チェンマイからタートンまで

チェンマイのチャーンプアック・バスターミナルから、タートン行きの路線バスが運行されています。

発車時刻は5:30、7:20、9:00、11:30、13:30、15:30の6本。

運賃は1名90Bで、エアコン無し、所要時間は約4時間になります。

タートンのバスターミナルは、コック川の橋を渡り終わった付近になります。ターミナルと言っても特に大きな建物もなく分かりにくいので、周囲の人に聞いてみると良いでしょう。

チェンマイ県最北の町タートン

なお、チェンマイからタートン乗り換えでメーサロンまで1日で移動するには、チェンマイを朝5:30発または7:20発のどちらかに乗る必要があります。

5:30発の場合、タートン10:30発、7:20発の場合タートン12:30発にそれぞれ接続します。ただし遅延があった場合は接続されないので注意が必要です。

チェンマイ県最北の町タートン

こちらは新型のエアコン付きバス。運賃は1名180Bです。

どちらも大きな荷物は床下のトランクに収納可能です。

座席はエアコン無しが2X3列で非常に狭く、足元もゆとりがほとんどありません。エアコンありのバスは2X2列の一般的な配置になります。

車両にトイレは付いていませんが、途中何度か10分ほどの休憩があります。その際のトイレは有料(5B)なので、財布に溜まったコインを持って下車しましょう。売店で飲み物も購入できます。

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2.タートンからメーサロンへ

メーサロン行きのソンテウは、タートンのバスターミナルとは離れた場所から発着します。

チェンマイからのバスターミナルから10分ほど進むと、右側に見えてくるソンテウ用のターミナル。

黄色いソンテウがたくさん停まっているので、すぐに分かるかと思います。

チェンマイ県最北の町タートン

タートンからメーサロンまでは1日3便。

発車時刻は8:30、10:30、12:30となります。

運賃は60B。

途中の町で緑色のソンテウに乗り換える便もあります。その際は運転手から指示があります。

チェンマイ県最北の町タートン

注意点としては、このソンテウ乗り場から発着するのはメーサロン行きとファーン行きの2系統あるという点です。

それぞれ運転席の屋根の上に書いてあるので、よく確認してから乗車するように!分からない場合は、必ず運転手に確認してください。

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ちなみに逆ルート、メーサロンからタートン行きソンテウは、メーサロン中心地・セブンイレブン近くにある「新生旅館」の敷地内から発着します。

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3.タートンからチェンマイへ

タートンバスターミナルからチェンマイのチャーンプアック・バスターミナルまで1日7便運行されています。

発車時刻は6:25、8:00、9:25、11:30、13:00、14:25、16:15になります。所要時間は約4時間。

車両はチェンマイからタートンのバスと同じです。

注意

この時刻表は2020年1月時点でのものです。

時間変更や運休も考えられるので、事前(少なくとも前日)に確認してから乗車するのが良いと思います。

またバス乗り場が変更されることも考えられますので、現地に到着したらご自身で確認をお願いします。

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まとめ

チェンマイ県最北の町「タートン」は目立った観光地はありませんが、ゆったりと川が流れる落ち着いた小さな町です。

多くの観光客はメーサロン方面へバスを乗り継ぐだけの通過点となりますが、何もない分とても静かで、さらに宿泊代も安いところが多いので、結果私は3泊ほど延長してしまいました。

実際に、パソコン片手にコーヒーを飲む欧米人も何名か見かけたので、自然派ノマドワーカーにぴったりかもしれません。

また町のシンボル「ワットタートン」は、バスターミナルから徒歩15分程度なので、バスの乗り継ぎで1泊する際はぜひ立ち寄ってみてください。

参考になれば幸いです。

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タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
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