お知らせ

2021.11月から、ワクチン接種済みの方は隔離無しでタイに入国できるようになりました。

詳細はこちらの記事「【隔離なし】タイ入国の必要書類と条件まとめ2021.11最新
にまとめたのでご覧ください。

上海経由便がフライト変更になったので、せっかくだから深夜の外灘を散策してみた

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

一時帰国の際、バンコクから上海浦東経由の羽田行き中国東方航空を利用しました。

横浜の実家で記事を書いていると、知らない番号から電話がかかってきまして・・・。

「ん?なんだこの番号は?」

私はタイと日本以外にも、マレーシアやラオスなどアジア諸国にもよく行くので、現地に行ったらSIMを変えてiPhoneを使っています。

なので、国が変わるごとに電話番号も変わってしまうため、ネット環境があれば使える「050plus」という有料の電話アプリを使っていて、中国東方航空にもこの番号を登録してあります。

電話に出ると「お客様のフライトがチェンジになったのでお知らせします・・」と若い女性の声。

「・・・!?」

「ついにフライト変更来たか!?」

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中国東方航空はフライトチェンジがよくある

相手は外国訛りの日本語でこう言っていました。

1.バンコクへの帰国便のうち、羽田ー上海便が時間変更

2.そのため、上海到着が遅れるため、後続のバンコク行きに間に合わない

3.希望の日と時間にフライトの無料変更ができる

・・・。

まあ、タイに帰国するのを後ろにずらしても、スケジュール的には問題ないからいいか。

日本の用事もかなりギリギリだし、そしたら羽田ー上海自体を1日ずらして、上海ーバンコクを2日ずらせば、日本に1日多く滞在して、上海に1泊できるのかな?

ということで、その旨をコールセンターのスタッフに伝えてみると「OK」の返事が!

その場でカタカタとコンピューターを操作して、変更してもらえました。

私は念のためEメールアドレスを伝え、新しいEチケットを送ってもらうように頼みました。

というわけで、上海で1日散策してきまーす!

このように中国東方航空はフライトチェンジが当然のようにあるので、仕事目的でのフライトや、忙しいビジネスマン、会社員の人とはあまり相性が良くありません。

特に第三国行きの乗継便を選んでいる人は、上海での接続に影響が出るので、よく考えてから予約するのがいいと思います。

サクララウンジが快適すぎて、危うく乗り遅れそうになる

さて、出発当日。

私はいつものように横浜駅から京急リムジンバスに乗り、羽田空港へと向かいます。

窓からは、晴れ渡る冬空と横浜ベイブリッジの勇姿が。

タイに移住してからこの景色を何度見たことでしょうか。

そして約30分ほどで羽田空港国際線ターミナルに到着しました。ここで威力を発揮するのは、先日申し込んだクレカ「デルタ・アメックスゴールド」。

詳しい特典はこちらの記事に掲載しました!

デルタアメックスで中国東方航空の特典を受ける

タイからの一時帰国は中国東方航空で!クレカ「デルタアメックスゴールド」をおすすめする理由

2018-12-18

エコノミークラスのチェックイン待ちの行列をよそに、ビジネスクラスカウンターでサクッとチェックインします。

デルタアメックスで中国東方航空の特典を受ける

ものの数分で荷物を預け、保安検査を済ませます。

ここで忘れてはいけないのが「免税レシート」の回収です。

海外在住者は日本国内で免税ショッピングができるのですが、その控えのレシートをパスポートにホチキスで留められます。

今回の一時帰国で買ったものたち

日本に一時帰国

一時帰国では免税ショッピング!そしてAmazon注文品をタイへ持ち帰る

2018-12-17

そのレシートを回収するカウンターが、保安検査場を過ぎてすぐのところ、出国審査ブース直前にあります。

今回も特になんのチェックも無く、紙を渡すだけでクリア。

出国審査もすぐに終わり、出発までは1時間以上の余裕があります。

そんな時は、航空会社のラウンジに直行します!

デルタアメックスで中国東方航空の特典を受ける

羽田を発着する中国東方航空は、JALのサクララウンジと提携しているため、スカイチームの上級会員ならここに招待されます。

これもデルタ・アメックスゴールドの特典

私は一応プライオリティーパスも持っていますが、羽田や成田では使用できるラウンジがないので、これは助かります。

さて、初めてのサクララウンジですが、さすが日本のラウンジ。

焼酎や日本酒も飲み放題でした(笑)3月に嫁さんを連れてきたら喜びそうです・・。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

カレーコーナーとうどんコーナーがあったので、合わせてカレーうどんを作ってみました。

うまい!

本来、カレーはライスと、うどんはだし汁と一緒に食べるように置いてあるのですが、別に関係ありません。食べたいように食べればいいのです。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

快適です。

上の階には静かなビジネススペースがあるので、そこでしばらく記事の更新作業を進めます。

そして・・

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

職員の方が呼びに来てくれ、慌てて時間を見たら、あら大変。

搭乗口に走ります。

やばい!

見事に誰もいません・・!

誰ですか?中国東方航空はいつも遅延するなんて言った人は。きっちり定時運行じゃないですか!

上海についたら荷物を預けよう

上海へのフライトは順調。

機内食は、シーフードのクリームソースご飯?でした。(←また食べるのかよ?)

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

上海の天候は雨。

降下中に分厚い雨雲を突き抜ける時かなり揺れましたが、何事もなく時間通りに到着です。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

今回は乗継便ですが、バンコク行きのフライトは明日になるため、中国に一度入国することになります。

その時面倒なのが、重いスーツケース

私の場合は、日本で購入した生活資材が2個合わせて46キロ分もあるので、これを転がして上海市内に行くのは非常に面倒です。

地下鉄では荷物検査がありますし、翌日は1日中上海散策の予定。

そんな時はこちら。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

「行李寄存」と書いてあるブースに行きましょう。

これは有料で荷物を預かってくれるクロークサービスでして、1つあたり24時間20元(約350円)〜。

私のスーツケースは最大サイズに分類され、1つにつき45元(約800円)でした!この金額で重い荷物から解放されるなら、全然払いますよ。

先にデポジットとして30元払い、残りは荷物を受け取る時に払うシステムです。係員の人は英語が通じました。

それでは夜の上海に繰り出しましょう!

市街地へは地下鉄が安い!

上海浦東空港から上海の市街地へは、約40キロほど離れています。

タクシーが一番早くて楽なのですが、料金は約200元(約3500円)ほどかかると言われ断念。

他にはバス、地下鉄、リニアなどの交通手段がありますが、その中でも地下鉄が一番安い!たった9元(約160円)で市街地まで行けてしまいます。

今回予約したホテルは、上海と言われれば、真っ先に思い浮かべる風景がある町「外灘」から徒歩5分と好立地。なのに宿泊代は1泊約4000円とリーズナブルだったので、そこに決めました。

このホテルの最寄駅は「南京東路」。

バス利用だと、降りてからタクシーになってしまうので却下。

リニアだと龍陽路駅で乗り換えが必要になるため却下。(地下鉄でも龍陽路駅で乗り換えが必要ですが、向かい側のホームに行けばいいだけなので楽です)

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

約1時間の乗車で到着!

途中の乗り換えがあるものの、向かいのホームなので全く気にならず。

駅を地上に出たら、さっきまでの小雨は止んでいました!

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

「バロン・ビジネスホテル(賓龍商務酒店)」にチェックイン。

南京東路駅からは、徒歩約10分でした。

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上海散策にはシェアサイクルが便利「モバイク」利用

荷物を置いたら、さっそく深夜の上海・外灘を散策しましょう!

ホテルから外灘の川沿いまでは徒歩5分程度と至近距離にありますが、外灘の表通りよりも、一本裏に入った路地が歴史を感じて面白いと聞いていました。

しかし、深夜の路地を徒歩で回るのはちょっと怖いですし、ぐるっと回るとなると結構な距離を歩くことになります。

そんな時にはこれ。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

上海だけではなく、中国は全国的にシェアサイクルが発達しています。

今回利用したのはスマホアプリの「モバイク」

実はタイのチェンマイでもモバイクが発達していて、いつか使おうとアカウントだけ登録しておいたのです。

私のはタイで登録したアカウントですが、本場中国でも利用可能!利用料は先払いデポジット?の中から引き落とされます。

使い方は簡単で、自転車の車体についているQRコードを読み込んだら解錠され、使い終わったら施錠すればそれで終わり。

中国の場合は、駅前など一部区画を除き、ほとんどの場所で乗り捨てが可能なのがすごいところ!

1時間ほど使い、料金はたったの5B(約17円)!私の場合はタイのアカウントなので、タイバーツで引き落とされていました。

アプリの詳しい登録方法などは、機会があれば記事にしたいと思います。

しかしここで問題が・・・。

アプリを使うには、ネット環境が必要!

しかし、今回の上海滞在は1日だけだったので、中国のSIMを用意していませんでした。

ここでちょっと荒技を・・。

モバイクを肩に担いで、ホテル前まで持っていき、Wi-Fiの電波を借りて解錠!(笑)

解錠前に勝手に移動させることが、規約に触れるかどうかは分かりませんが、しょうがないじゃないですか・・。電波がないんだもん。

幸いなことに、ホテル前の路上に2台ほどモバイクが放置されていましたので、そのうち1台を拝借。

無事に解錠できました!

深夜の外灘こそ時代が作り上げた風情を感じる

自転車で走り出してすぐに、外灘の風情を感じ取ることができました。

それに、何と言っても「外国で自転車」という経験は初めてなので、なんだかワクワクします。

私は中学生の頃、かなりの自転車少年でして・・。土日になると毎週のように、横浜の自宅から自転車に乗って相模原の山の方とか、湘南や三浦の海などに出かけていました!

今ではすっかり体力も落ちてしまい、ちょっと漕いだらゼイゼイ言っていますが、それでもハンドルから懐かしい感触が伝わってきます。

しかもここは海外ですから、実に新鮮なんですね。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

外灘は夜遅くなると、人通りがほとんどありません

海外のガイドブックには「夜一人で出歩くのは控えましょう」と必ず書かれていますが・・。

徒歩ではなく自転車なので、そこまでの不安はありませんし、私は現地人からも中国人と思われているようなので心配ないでしょう(笑)

きっと黒縁メガネと髪型のせいかな・・?

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

ホテルを出てからわずか1分で、街並みから風情を感じられます。

戦前〜戦中には租界として栄えた街並み。レンガ作りの建物からは、当時の空気感が伝わってきます。

深夜、人が少ないため静粛に包まれるからこその、時代を超えた空気感。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

お見事。

杖をついたシルクハットの紳士が葉巻を吸っているのが見えます。

・・違った。中国人のおじさんがタバコを吸っているだけでした(笑)

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

大通りにあるデパートも、当時の建物をリノベーションして使っているようです。

上海の交通マナーは、私が訪れた8年前と比較したらものすごく向上しています。

信号を守っている!

誰もクラクションを鳴らさない!

日本人からしたら普通すぎて、「何言ってんだこいつ」と思われると思いますが、当時の中国を知る人からしたら「あるある」になっていることでしょう。

なので、自転車でも走りやすい。

バンコクではこうはいかないだろうな・・。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

一番有名な外灘のメイン通り。

ガイドブックや旅行会社のチラシに乗っている写真は、だいたいここで撮られたものです。

注意点は、外灘周辺はシェアサイクルなど自転車の乗り入れが禁じられていること。私は知らずに進入したら、途中に公安がいて、笛を吹かれました・・!

英語で答えたら、そこで初めて私が外国人と分かったようで、禁止エリアについて丁寧に説明してくれました。

この時時間はすでに午前1時。

あの夜景が見たくて上海に1泊したのですが、残念ながらライトアップは消えてしまい、しかもさっきまで止んでいた雨がまた降り出してきました。

こんなこともあろうかと、一眼レフカメラはホテルに置いてきて正解です。

雨を恐れて、上海の写真は全てiPhoneで撮りました。なので夜間はノイズが多く画質が荒れていますが、ご勘弁を・・。

バンコクへの乗り継ぎ便で、深夜の上海外灘を散策

深夜の外灘周辺は、営業している飲食店がほとんどありません。

そんな中、うまそうな看板が点灯しているのを発見!

「山東水餃」

中国北方餃子の専門店ですね!

せっかく見つけたので、ここにモバイクを乗り捨てて、夜食を食べてから帰りましょうか・・?

上海外灘からも近い深夜営業の「山東水餃」

上海外灘から徒歩10分!深夜営業中の水餃子専門店「山東水餃」

2018-12-20

まとめ

上海で少しだけ滞在し、すぐに浦東空港に戻る人は、クロークを利用して手ぶらで市街地に行くのが便利!

散策にはシェアサイクルのモバイクが便利すぎます!ただし解錠には電波が必要。またアカウントは中国に来る前に事前登録しておいた方が良いです。

外灘は深夜の裏路地こそ風情を感じられる。ただ治安は比較的良いとはいえ、日本とは違うことを肝に命じて、それなりの覚悟で望むこと!

今回は、中国東方航空がフライトチェンジしたおかげで、思いがけず手に入れた上海のワンデートリップ。時代を超えて空気感まで伝わってくる深夜の外灘散策に、大変満足しました!

治安の問題もあるので万人にオススメできるわけではありませんが、歴史好きな人ならきっと楽しいはずなので、チャレンジして見てはいかがでしょう?

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
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