前回の一時帰国でバンコクー東京を往復した際、安かったからという理由で何気なく選んだ「中国東方航空」。
もちろん直行便ではなく、上海経由の乗り継ぎ便。
他の直行便や、エアアジアなどのLCCと比較して、それぞれのメリット・デメリットがありますが、それを理解した上でなら「思ったより使えるな!」という印象で、意外と気に入ってしまいました。
そして、いろいろ調べてみると「中国東方航空のメリットを最大限に生かせる方法がある!」ということに気がつきました。
それは、同じアライアンス「スカイチーム」である「デルタ航空」の提携クレジットカード「アメックスゴールド」に申し込むこと。
それなりの年会費はかかりますが、私にとってはその年会費を上回るメリットがあると感じたため、即申し込みしてしまいました!
今回の記事では「デルタ・アメックスゴールド」をおすすめする理由、そのメリットについて、実際に使ってみた感想を元にお話ししたいと思います。
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ここ数ヶ月の間、中国東方航空利用の乗継便がなぜか高い傾向にあります。代わりに台頭してきた「ベトナム航空」のハノイ・ホーチミン経由便も同じ「スカイチーム」なので、デルタ・アメックスゴールドの特典を利用可能です。
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中国東方航空を利用するメリット・デメリットはこちらにまとめました。
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■目次
デルタ・アメックスゴールドって?
スカイチーム所属の「デルタ航空」が提携するクレジットカード、アメックスのゴールドカードです。
このカードを持つだけで、初年度は無条件で、スカイチームの上級会員ステータス「エリート・プラス」が付与されます。
そうすることにより、以下の「スカイ・プライオリティー」特典をはじめ、他にも様々な特典を受けることが可能です。
スカイチームの飛行機によく乗る人は、1枚持っていて損はないカード。
また、付帯される海外旅行保険も、他のカードとは比較にならないほど手厚いもの。海外医療費の限度額は合算出来るので、年会費無料の楽天カードやエポスカードなどと合わせて持つことで、補償額をさらに上乗せできます。
2年目以降は、初年度のカード決済利用実績によってエリートプラスが付与されるかどうかが決まります。
とはいえ、他のカードやアライアンスに比べると、航空会社の上級ステータスを得るハードルが低いと感じました。
私は特典をさっそく使いまくっています!
中国東方航空利用者が感じる「デルタ・アメックスゴールド」を持つメリット
1.チェックインの列に並ぶ必要がない!
写真の通り、中国発着の便にチェックインする際、誰もが見たことのある光景。
羽田であろうと、バンコク・スワンナプームであろうと、上海浦東であろうと、なぜか長蛇の列・・・。
私は中国東方航空の初回利用時「デルタ・アメックスゴールド」はまだ持っていませんでした。
なので、見事にこの列にはまり、チェックインまでの待ち時間はなんと1時間以上!10キロのバックパックを背負って、スーツケースを2個引きずって、立ったままの行列はかなり辛かったのを覚えています。
今回はカードホルダーになっていたので、この通り。
ビジネスクラス用の「スカイ・プライオリティー」カウンターを利用できるのです!
待ち時間はわずか10分!
特典を受けるには、スマホアプリの画面「デルタ・マイレージ」のステータスを見せるだけ!
ちなみにですが、上海浦東空港では、壁で仕切られたスカイプライオリティー専用の区画が用意されていて、ソファーに座りながらチェックインを受けられます。
2.預けられる荷物は通常2個プラス1個、合計69キロまで!
なんですか、この荷物制限の寛容さ。
ただでさえ2個、1個あたり23キロまでOKの中国東方航空。(日本発着路線は経由便も含めてこの許容量です。他の路線は20キロまでなので注意!)
それが「デルタ・アメックスゴールド」を持っていればさらにもう1個預けられて、合計69キロって・・。
荷物の追加料金は結構高いのです。約1万円〜3万円くらいになります。荷物が多い人はうまく使えば、これだけで年会費以上のメリットになりますね。
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3.空港によっては優先保安・出国審査レーンが使える!
バンコク・スワンナプーム空港は対象になっています!
チェックイン時に「Premium Lane」のチケットを渡されます。
これを持っていれば、保安検査と出国審査をビジネス・ファーストクラスの人と同じレーンで受けることができます。
(2019年3月、バンコク・スワンナプーム空港の優先保安検査レーンは、ビジネスクラス以上のチケットがない人は使用できなくなりました)
残念ながら、羽田や上海は対象になっていません。
4.ビジネス・ファーストクラスラウンジが使える!
スワンナプームでは、タイ航空の「ロイヤル・オーキッドラウンジ」と提携していて、無料で招待されます。
中では軽食を食べ放題、お酒も含めて飲み放題、専用WiFiは速い、電源もあり、仮眠室やシャワーもありと、これから長時間のフライトに備えた準備がしっかりとできます。
羽田空港では、なんと「サクララウンジ」と提携しているので、こちらも無料で使えます。
上海でも、中国東方航空のビジネスクラスラウンジを利用でき、シャワーなども使えます。
同伴者1名まで招待されるとのことだったので、年末に嫁さんと中国東方航空に乗るとき、スワンナプームと昆明で試してみようと思います。
5.優先搭乗できるので列に並ぶ必要がない!
搭乗アナウンスが始まるころには、搭乗口に向けて長蛇の列。
通常なら、この列の最後尾に並ばなくてはいけません。
でもこのカードがある人は、隣に設けられた「スカイプライオリティー」搭乗口から入れるので、直前まで席に座って待つことができます。
またもう一つのメリットとして、もし列の後ろに並んで機内に入るのが遅くなると、荷物棚の空きが少なくなります。そうすると、自分の席から離れたところを探して、荷物を置きに行かなくてはいけません。
これで困るのは到着後。人の流れに逆行して荷物を取りに行くことになるので、機内が空いてくるまで待っていなくてはいけないんですね・・。
6.優先的に前方の座席を割り当てられる!
今回の搭乗で、バンコクから上海、上海から羽田、これを往復で利用しましたが、全4フライトともビジネスクラスの真後ろの座席を割り当ててもらえました。
つまりエコノミークラスの中でも最前列ということですね。
前は壁なので、足元が若干広めの席になります。
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7.運が良ければ優先的にアップグレードも!?
これは未経験ですが、プレミアムエコノミーの空席がある時に、アップグレードされることもあるようです。
アップグレードは当然「上級会員」から優先的にわり当てるはずなので、一般会員よりも可能性が上がるということになります。
ちなみに、あまり知られていませんがLCCのエアアジアでもアップグレードは随時行っていまして、航空会社側ではそのお客さんの利用実績が表示されるらしいですね。
当時は年に何十回もエアアジアを利用していたので、チェックインの際、他は満席に近いのに両隣に誰もいない席(フライト中は横になれる)とか、足元が広い席(通常は有料で、高い席)が空いてますよ!と案内され、無料でチェンジしてもらえました。
(多分オーバーブッキングがあった際、利用実績の高い順にアップグレードで対応されるのだと思います。合理的ですね。)
なので、今後のアップグレードに期待してみたいと思います!
8.荷物がいち早く出てくる!
チェックインの時に荷物の優先タグをつけてもらえるので、到着後はビジネスクラスのお客さんと同時に荷物を受け取れます。
羽田では日本人の入国審査は早いので、これがあると非常にスムーズに空港から出ることができます。
たった1度の利用で思いつくだけでも8つのメリット。これだけでも、私の利用頻度だと年会費を考えても元が取れると考え、申し込むに至りました。
デルタ・アメックスゴールド特典の注意点
注意点は「初年度は無条件でステータスが得られる」という点です。
「初年度は・・・」
2年目以降は150万円以上のカード決済利用実績がないと付与されない(ランクが落ちる)ため、普段からメインカードとして積極的に使わなくてはならないということです。
日本在住の人なら、常にカードを切れば何とかクリアできると思いますが、私の場合はタイ在住。
アメックスに対応している店が極端に少ないのがネックです・・・。
他にも特典がいっぱいのデルタ・アメックスゴールド
特典がいっぱいありすぎて、私もまだ整理しきれていないので、気になる人は検索してみてはいかがでしょうか?
詳しい情報については、公式サイトを見た方が確実なので、ここでは「中国東方航空」利用との相性についてご紹介しました。
中国出張が多いビジネスユーザー、経由便でどこかに行くことが多い人、バンコク在住で一時帰国の荷物が多い日本人(私です!)にはとてもメリットが多く、魅力的なカードでした。
私は今回の一時帰国で、特典を実際に使ってみた結果、1回でその凄さが理解できました!
今後も末長く使っていきたいと思います。
以上、参考にしてもらえたら幸いです!
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