今回の旅で、バンコクー昆明間のフライトは往復とも中国東方航空を利用しました。
ちょうど先日のこと。私は同じスカイチームの提携カード「デルタ・アメックスゴールド(以下DAG)」に申し込みまして、一時帰国の際に利用してみたところ、実に快適!
さらに規約をよく見ると「同伴者1名までラウンジ無料」と記載されているではありませんか。
しかし、その他の特典については、「同伴者」の扱いがどうなるのかイマイチよく分かりませんでした。
そこで、バンコクのスワンナプーム空港にて、今回のフライトで実際に試してみた結果をお伝えしたいと思います。
前回の記事はこちら!
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ビジネスクラスカウンターでのチェックインは?
DAGの特典でエリートプラスが付与されている人は、スカイチーム加盟航空会社ならエコノミークラス利用時でもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用できますが、同伴者についても一緒にチェックインできるのであろうか・・?
予測
これは、多分大丈夫だと思っていました。
なぜなら、通常グループのチェックインは個別ではなく、みんなまとめてするものじゃないですか。
係員に別工程が加わる訳ではないので、おそらく問題ないかと。
実際
問題なくビジネスクラスカウンターでチェックインできました。
2名分のEチケと、会員番号をコピーしたもの、パスポートを提出。
実際にはちょっと問題発生しましたが・・(笑)これは先に「ゴールドメダリオン」であることを口頭でも伝えれば回避できます。
トラブルの内容は前回の記事をお読みください
預け荷物の優先受け取りは?
エリートプラス保有者の預け荷物は、到着空港でビジネスクラス利用者と一緒に、優先的に受け取れます。
チェックイン時に、荷物に優先タグ(中国東方航空の場合は黄色)を付けてもらえます。
さて、同伴者の預け荷物も優先扱いにしてくれるのであろうか?
予測
同時にチェックインする場合、タグをつけるだけなので大丈夫だと思っていました。
実際
ダメでした。エリートプラス保有者本人の名前で預けた荷物だけに適用されるそうです。
ただし、今回はチェックイン時に少々もめたのが理由かどうかは分かりませんが、私の分の優先タグも外されてしまいました・・。なので、もしかしたら係員によってはOKしてもらえる可能性はあります。
また理論上は、エリートプラス保有者は、中国東方航空の場合23キロ(搭乗区間によって異なる)の荷物を2個+1個預けられるので、同伴者の荷物も「保有者本人の分」として預ければ優先が適用されるはずですね。
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前方座席への変更は?
エリートプラス保有者は、座席の割り当てを優先的に「前方」にしてもらうことができます。
これは同伴者にも適用されるのであろうか?
予測
大きな団体でなければ問題ないと考えていました。
実際
問題なく、前方の座席を2名隣り合わせで割り当ててもらえました。
優先出国審査レーンは?
スワンナプーム空港では、ビジネスクラス利用者や上級会員向けに、プライオリティーレーンという通路があり、保安検査と出入国審査を優先的に済ませることができます。
エリートプラス保有者も、チェックイン時に専用の通行パスをもらえるのですが、同伴者も一緒にもらえるのだろうか?
予測
これも、同時にチェックインしたら、同伴者の分ももらえると思っていました。
実際
もらえませんでした。
パスはエリートプラス保有者本人の分のみもらえます。
同伴者の分も交渉してみましたが、会社の決まりがあるそうでダメとのことでした。
結果、はぐれると面倒なので、私も嫁さんと一緒に通常レーンを使いました。
(よく考えて見たら、どちらにしてもタイ人と外国人は、途中から別々のレーンを通ることになるので、私だけでもパス使えばよかったと後悔。嫁さんは1分で通過、私は20分ほどかかりました。)
ラウンジは?
エリートプラス保有者は、スワンナプーム空港ではタイ航空のビジネスクラスラウンジを使用できます。
さて、同伴者も一緒に利用できるのであろうか?
予測
これは規約にも「同伴者1名まで無料招待」と書かれていたので、大丈夫だろうと思いました。
実際
問題なく同伴者1名まで入室できました。
インビテーションカードは1枚だけ発行されるので、そこに手書きで「+1guest」と記入されました。入室時も特に問題なく、何も聞かれませんでした。
優先搭乗は?
エリートプラス保有者は、ビジネスクラス搭乗者と同時に優先搭乗することができます。
さて、同伴者も一緒に優先搭乗できるのであろうか?
予測
エリートプラス保有者と一緒に搭乗口に行けば大丈夫と思っていました。
実際
これも問題なく同伴者も一緒に優先搭乗させてもらえました。
ただし、チケットに「エリートプラス」の記載があるのは本人だけなので、その本人が「同伴者です」と伝える必要があります。
飛行機が沖留め(飛行機までバスで移動)の場合、ビジネスクラスの乗客は「マイクロバス」や「バン」で一足先に飛行機まで送ってくれます。
エリートプラスの保有者は、並ばずに優先搭乗はできますが、このマイクロバスに乗ることはできません。よってエコノミーの乗客と一緒に普通バスに乗ることになります。
まとめ
今回のチャレンジで、タイ・スワンナプーム空港において、エリートプラス保有者が中国東方航空に乗る際、同伴者と一緒に受けられる特典は「ラウンジ」「優先チェックイン」「優先搭乗」の3つであることが分かりました。
まあ、優先チェックインとラウンジだけでも一緒に利用できれば、それだけでも価値がありますね。嫁さんはラウンジにある「ジン」をストレートで飲んでいました・・(笑)朝食も一緒に食べることができたので満足!
荷物の優先受け取りタグについては、チェックイン時の係員によって裁量が変わる気がしますが、そこまでは未確認です。
また、出発する空港によっても多少ルールが変わることもあるかと思います。次回羽田を利用する際に、日本人の職員に詳しく質問してみようかな・・・。
今後も特典をどんどん使っていく予定なので、確認が出来次第、順次更新していきます。
エリートプラス保有者の方が、非保有者の同伴者と一緒に搭乗する際の参考になれば幸いです。
次回の記事はこちら!
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