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詳細はこちらの記事「【隔離なし】タイ入国の必要書類と条件まとめ2021.11最新
にまとめたのでご覧ください。

バンコクで賃貸コンドミニアムの探し方は?契約に必要なものは?難しい?初期費用は?

バンコクのコンドミニアムのプール

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

タイに短期で旅行に訪れた際は、皆さん通常は予算に合わせてホテルに宿泊することになると思います。しかし、移住となると1年単位で住むことになりますので、ずっとホテルに滞在するわけにもいかないので、コンドミニアムやアパートなどを探すことになると思います。

今回は、タイでコンドミニアムを探す方法と、契約のポイントなどをご紹介したいと思います。

バンコクの夜景

バンコクの賃貸アパートとコンドミニアムはどう違うの?それぞれのメリットとデメリット

2018-04-05

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タイのコンドミニアム

バンコクのコンドミニアム

コンドミニアムの探し方

タイのコンドミニアムは、日本でいう分譲マンションにあたります。いわゆる区分所有で、各部屋ごとにオーナーが違います。

同じフロアで同じサイズのユニットでも、内装や賃料、備え付け家具の有無などがそれぞれ異なります。

探し方は、以下のような方法があります。

1.日系不動産屋に頼む

2.地元の不動産屋に頼む

3.自分で歩き回って探す

4.友人に紹介してもらう

結論から言うと、私の場合、3番の「自分で動き回って探す」というのが一番オススメです。

それでは、1つずつメリットやデメリットを見ていきましょう。

1.日系不動産屋に頼む

バンコクのスクンビットエリア、特にBTS電車のアソークやプロンポン駅付近には、日本人の駐在員が住むコンドミニアムや日系企業の入居するオフィスビルが立ち並ぶエリアとなります。

この付近は日本人の需要が多いエリアなので、日系の不動産屋もいくつか進出していて、日本語での対応が可能となっています。

それで、タイに移住するのが初めての皆さんは、バンコクに下見に来た時なんかに日本語での広告を見つけて「あっ、日本人向けの不動産屋がある!これで移住する時の住居探しも安心だ!」と考えるかもしれません。

しかし、日本の不動産屋とは業務範囲と仲介の意味合いが違うので、よく考える必要があります。

まず、日系の不動産屋がメインで扱っている物件は、主に企業の駐在員向けの高級コンドミニアムが多いです。賃料にして5万B〜10万B程度、日本円にすると月額18万円〜36万円もする高級物件になります。

日系大企業の本社から送られてきた駐在員は、タイ支社では「顔」のような存在であるため、対外的にも高級物件に住む傾向があります。取引先や子会社にも威厳を保たなくてはなりませんし、またセキュリティーの問題もあるので、このような高級物件がよく紹介されています。

最近は3万B程度(約10万円)の物件も取り扱い始める業者も出てきていますが、まだ数は少なめです。

移住するのにこれくらいの予算がある方でしたら問題ありませんが、タイバンコクで一般的なコンドミニアムの相場は1万B(約35000円)〜15000B(約5万円)も出せば、プールやフィットネスがついていて結構いいところに住むことができます。

逆にこれくらいの価格帯の物件は、日系不動産屋ではなかなか扱っていません。

次に、タイの日系不動産屋では、日本のように貸主と借主の間に入って動いてくれることはあまり期待できません。タイと日本の商習慣が大きく違うので、無料サービスの一環で細かい対応まで続けていたら社員が足りませんし、利益がキープできずに店が潰れてしまいます。

最初の契約時に必要な書類を教えてくれたり、契約書を日本語に訳してくれるくらいまではだいたい対応してくれますが、タイの場合あくまでも物件の紹介が不動産屋の仕事であります。日本と違い、部屋を借りた後のアフターケアや通訳などはコンサルの業務範疇と考えるのが妥当でしょう。

また退去時に同じ担当者が対応してくれるとは限りませんし、万一のトラブル時もあまり期待しないほうが良いでしょう。

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2.地元の不動産屋に頼む

そもそもタイバンコクには、不動産仲介業という業態が発達していません。タイでは、「貸します」の看板や張り紙を見て、自分で家主と交渉するのが一般的ですし、コンドミニアムの受付に行けばすぐに空き部屋を見せてもらうことができるので、タイ人が不動産仲介をあまり必要としていないためです。ただ、最近エージェントという形で個人営業している人も増えてきているので、いずれ起業するパターンも増えるとは思います。

ですので、地元の不動産屋はまだ少ないですし、もし運良く見つけたとしてもタイ語か英語での対応になるため、お勧めしません。

3.自分で歩き回って探す

バンコクのコンドミニアム

この方法が個人的には一番オススメです!

理由は3つあります。

1、自分で足を使うことにより、気に入ったエリアを自分で見つけることができるから。

2、人に気を使わず、自分のペースでじっくり探すことができるから。

3、賃料を割り増しされることもないし、契約も思ったより簡単だから。

まず、BTSや地下鉄のマップを見ながら、気になるエリアを探します。そして、実際にその駅で降りてみて、通り沿いにあるコンドミニアムで便利そうなところに入り、受付(必ずあります)でお姉さんに部屋を見せて欲しいと伝えます。

コンドミニアムの受付や社員はだいたい英語が通じますので、片言の単語を並べるだけでも大丈夫です!

フォーレント?などと言えば、リストと価格表を見せてくれるし、リストがなくてもスモールルームや1ベッドルームなどと希望を伝えれば金額を教えてくれますよ。

そして、チェック ルーム オーケー?といえば鍵を開けて部屋を見せてくれます。

焦らずにじっくりと設備をチェックしましょう。

バンコクのコンドミニアム

そして、賃料はほとんど決まっているので、人を仲介せずに直接探した場合ボラれることはまずありませんし、契約年数によっては割引してくれることもあるので、恥ずかしがらずに聞いてみると良いと思います。

4.友人に紹介してもらう

もしタイ人や、タイ語が話せる友人がいる場合は、相談してみると良いですね。穴場の格安物件を知っていることもありますし、契約時に通訳など手助けしてもらえると思います。

友人に色々手伝ってもらった場合、契約手続きが終わった後に、お気持ちでちょっと良いランクのご飯でもご馳走してあげれば良いでしょう。そこまで親しくないタイ人に頼んだ場合は、終わったらチップを渡すか、最初から金額を提示して雇うのもアリかと。

ただし人はきちんと選びましょう。

以前私の知り合いの日本人ですが、悪いタイ人に紹介と手続き一式を頼んでしまい、さらに毎月の家賃支払代行まで頼んでしまい賃料をごまかされた人もいました。

バンコクのコンドミニアムのプール

契約に必要な書類と初期費用

2018年4月時点の話になります。この先変更される場合がありますので要確認です。

現在、バンコクにあるほとんどのコンドミニアムで、日本人が部屋を借りる時に必要な書類は、パスポート(のコピー)だけになります。月額3万Bを超えるような高級物件の場合、他に保証人を付ける必要があったり、ビジネスビザや労働許可証(ワークパミット)の提出を求められることもあります。

一般的な月額2万B以内の物件では現時点ではパスポートだけで借りられるところが多いです。

長期滞在ビザを持たずに、ノービザや観光ビザだけだと断られることもありますが、大家さんの判断によります。

初期費用は デポジット(保証金)として賃料2〜3か月分、前家賃1か月分が目安となります。物件によって異なりますが、このパターンが多いです。

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契約期間

コンドミニアムの賃貸の場合は、基本的に1年契約の場合が多いです。大家さんによっては半年や3か月契約など短期でもOKな物件もあるので、要確認です。その場合、賃料が少し割高になります。

契約期間中の解約は自由ですが、解約希望日の1か月前にその旨を大家に通知する必要があります。通知するタイミングは契約内容によって変わります。

契約期間に満たないで解約した場合、基本的にデポジットの返金はありません。また、この場合で部屋を破損した時はデポジットがない扱いになるので、修理代など原状復帰費用を現金で請求されることがあります。

デポジットの償却

契約期間を満了して解約した場合、部屋のクリーニング費用数千Bと、破損や備品の紛失補填など原状復帰費用を差し引いた額が戻ってきます。ただし大家さんによってデポジットの考え方や、部屋の「原状」の捉え方に個人差があるので注意が必要です。

破損が大きくて、デポジットの範囲内で収まらない場合は、追加で清算する必要があります。

契約更新

基本的に最初に契約した期間で更新するかどうか選びます。1年契約だったら次の契約も1年、半年だったら半年ずつ更新となることが多いですが、交渉に応じてくれることもあります。

大家さんの都合で、更新を断られることもあります。

また、新しく更新した期間を満了しないとデポジットの返金はありませんので注意が必要です。

賃料の支払方法

銀行振込が多いです。契約時に渡される契約書の最後に、銀行通帳のコピーが挟まれていることが多いです。

また物件によってはロビーの受付や事務所で支払うこともあるもで、要確認です。

振込は、銀行口座を持ってなくても簡単にできます。

大家さんの口座と同じ銀行の窓口に行き、通帳のコピーを見せて、振り込み金額を書いて見せるだけで、あとはやってくれます(笑)

注意点は、領収書は絶対に保管すること!

タイの銀行通帳は、振り込み人の名前が出ません。よって時間が経ってから、振り込まれていないと大家さんから言われることもあります。その時に領収書を提示できないとトラブルになるので、解約後もしばらくはきちんと保管してくださいね。

設備のこと

ある一定以上のコンドミニアムは、居住者用のプールやジム、洗濯機が並ぶコインランドリーなどが付いていることが多いです。居住者の利用は、賃貸なのか購入したのかにかかわらず、基本的に無料がほとんどです。友人を招いて使うことができるかなどは管理側の規約によりますので、契約前に確認が必要です。

バンコクのコンドミニアムのコインランドリー

また、車やバイクを購入予定の人は、駐車場の有無、入場しやすさ、停めやすさ、夜間の明るさなどをチェックするのと同時に、停めて良い台数や料金、友人の車などビジターの駐車料金なども確認しましょう。

だいたい1台までは無料で、2台目以降は料金が発生することが多いです。契約すると、フロントガラスにはるステッカーと駐車ゲートを開けるカードをもらえます。退去時にステッカーとカードは返却する必要があります。

バンコクのコンドミニアムの駐車場

要確認事項

1、月額賃料はいくらか

2、デポジットは何ヶ月分か

3、契約期間は何ヶ月、何年か

4、1年契約した場合、賃料の割引はあるか

5、エアコンの有無(1ベッドルームの場合は、寝室とリビング両方にエアコンがあるか)

6、シャワーの給湯器の有無と、水やお湯の勢い、排水の流れ方

7、備え付け家具、家電の有無

8、エアコンや家電の電源がちゃんと入るか、冷え具合

9、備品、家具、家電や室内全般の傷や破損箇所

10、賃料、電気代、水道代の支払方法(電気代はコンビニで各自払いが安い)

11、インターネットの契約は各自でするのか

12、インターネット会社の指定はあるか

13、高層階の場合、携帯(スマホ)の電波の入り具合

14、部屋の向き(暑いので、日当たりが悪い方角が望ましい)

15、コンドミニアム近所の水はけが良いか(大雨でよく冠水します)

16、近くに大通りがないか(遮音性があまり良くないので、夜中車の音がうるさいと気になる)

17、近くに夜中営業のパブなどがないか(演奏やカラオケがうるさい)

18、近くに不良のたまり場はないか(治安の問題)

19、近くにコンビニがあるか(あると非常に便利)

20、近くに野良犬がいないか(犬が多いと、夜の帰り道やコンビニに行くのが怖い)

21、車やバイクの駐車場は有料か無料か、そのシステム

22、プールやジム、コインランドリーなどの設備と、使用可能時間

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いかがでしたか?

今回は、タイ移住の際コンドミニアムを借りる方法と、自力での探し方、チェックポイントまでを紹介しました。

私はバンコクに住んで7年目ですが、3回引越しをしています。日本の物件よりも簡単に契約できるので、飽きたら引っ越すようなことが簡単にできてしまうのも魅力ですね。

私みたいに飽きっぽい性格の人にはぴったりですね(笑)

確認事項だけしっかりチェックすればそこまで難しいことはないので、この記事をよく読めばきっと気に入った物件を自分の力で探すことができると思います。

移住を検討している方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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バンコクのコンドミニアムのプール

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ABOUTこの記事をかいた人

タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
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