お知らせ

2021.11月から、ワクチン接種済みの方は隔離無しでタイに入国できるようになりました。

詳細はこちらの記事「【隔離なし】タイ入国の必要書類と条件まとめ2021.11最新
にまとめたのでご覧ください。

タイ国鉄・夜行列車のチケットをネットで予約する方法。猫でも分かる!

タイ国鉄予約方法

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

皆さんは「夜行列車」に乗ったことがありますか?

以前は日本でも各地を走っていて、私の地元横浜では、東京を夕方出発して山陰や四国、九州などへ向かう夜行列車がたくさん通過していました。

子供の頃は「いつか乗ってみたいな」なんていう憧れを持ってましたが、なかなか乗る機会がありません。そして時が経ち大人になった頃には、いつの間にか夜行列車はほとんど廃止されてしまい、結局乗れずじまい・・という経験をお持ちの人もいるかと思います。

一方ここタイでは、2018年現在も現役で長距離の夜行列車が走っていて、しかも日本の運賃と比較して格安で乗ることができます。

でも、言葉が通じないと大変なんじゃないの?

予約の仕方が分からないし難しそう・・。

なんて声が聞こえてきそうですが、

簡単です!

日本にいながらネットで予約できます!

タイについてから、窓口で予約するんじゃダメなの?

それだと正直言って遅いです!

人気路線のチェンマイ行きは、週末やハイシーズンだと1ヶ月前でも全席予約で埋まっていることもあるほどです。

飛行機と同様、事前にウェブ上でオンライン予約をするのが得策です。

今回は、タイの夜行列車に乗ってみたいけど、予約の仕方が分からない人や、予約が難しそうで諦めていた人向けに、私が実際に「チェンマイ行きの夜行列車」をネットで予約した時のスクリーンショットを公開します!

猫でも分かる!をコンセプトに、わかりやすくまとめてみました。

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タイ国鉄の夜行列車、チケットのネット予約方法・手順

予約は必ずタイ国鉄の公式サイトから!

まずはタイ国鉄のネット予約用ページにアクセスしましょう。

下記リンクから飛べます。

https://www.thairailwayticket.com/eTSRT/

ちゃんとURLを確認してくださいね。

自分で検索して飛んだ場合、到着したサイトがタイ国鉄の公式サイトかどうかが重要です。どこかのツアー会社のサイトの場合もありますのでご注意。

ちゃんとしたツアー会社なら予約はできると思いますが、公式サイトで取るよりも手数料が高くつきます。

また悪徳のダミーサイトだった場合、チケットなんか取れていなくて、当然返金もできないことも。

上のリンクはタイ国鉄(SRT)の公式です。私もこのサイトから予約して、ちゃんと乗車できていますので安心です。

1.チケット予約前に、まずはタイ国鉄の会員登録しよう

タイ国鉄の予約サイト タイ国鉄予約サイト

まず予約する前に、タイ国鉄(SRT)の会員登録が必要です。

とは言っても、非常に簡単。

トップページの右上にあるSign Upボタンから会員登録画面へと進みます。

画像のピンク色の文字を参考に、隅々まで埋めて行ってください。

最初に敬称の欄があります。英語で男性か女性か・・ミスターは男性です(笑)説明不要ですよね!

そのあとに名前。

First Nameは「名前」です。

たかしさんなら「Takashi」、ゆりなちゃんなら「Yurina」と英語で入力。

パスポートの通りに入力してください。

Your Countryは、国籍ですね。

日本人ならJapanを選択。

次にパスポート番号を入力します。

住所は、特に郵便物がくるわけではないので、細かく入力しなくても大丈夫なようです。

郵便番号、性別、生年月日は説明しなくても大丈夫ですね・・?

ここからがちょっとだけ難関です。

電話番号を入力する欄がありますが、タイの携帯電話番号が必要なのです。

( ̄◇ ̄;)

タイの番号なんて持っているわけないじゃん!

ちゃんと売っています。

さすがAmazon大王。

到着後に空港でSIMを買うのと同じです。ちなみに空港で買うのとほとんど金額は変わらないようです。

これがあれば、SIMフリー携帯に差し込んでネットもできるし便利ですね!

他にも何種類か出ているので、あとは自分の旅行プランに合うものを探してみてください。

電話番号を入力したら、その下には日本の番号でも入れておきましょう。

基本的にはメールが届くだけです。電話はかかってきませんでした。

おそらく急に列車が運休するなど、緊急の時にかかって来るのかなと思います。

最後にメールアドレスとパスワードを設定したら完了です!

難しくないですよね・・?

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2.行き先と乗車日を設定しよう

タイ国鉄の列車チケット予約

ログインした状態で、トップページを表示します。

すると上記の画面になると思います。右上にはあなたの名前が表示されているはずです。

タイ語のページが表示されている場合は、右上の国旗ボタンを押すと英語サイトに切り替わります。

さて、どこに行きましょうか?

現在対応している路線は3つ、タイ国鉄の「北線」「東北線」「南線」の3路線を走る優等列車を予約できます

それ以外の路線はウェブでの予約処理はできませんので、窓口に行って予約する必要があります。

ちなみに「線路市場」で有名なメークローン線は、そもそも予約できる優等列車が走っていないので、当日に駅で直接切符を買うことになります。

他、上記の3路線を走る列車でも各駅停車、すなわち座席指定をしない列車は当日駅で切符を買いましょう。

日本で例えると、東京なら山手線、大阪なら環状線に乗る時、予約なんてしないですよね?

今回は、バンコクからチェンマイまで大人2名で予約するので、Originを「Bangkok」Destinationを「Chiang Mai」と設定。

乗車日は、出発駅を発車する日付です。

6月10日にバンコクを出発して、翌11日にチェンマイに到着したいので、「10」「June」「2018」と設定。

日付が先に来て、日・月・年の順序なので注意!

人数は大人2名なので「Adult」を2と設定。

ここまで来たら、青いボタン「Search」をクリック!

3.希望の列車を選ぼう!

タイ国鉄の予約サイト

このページでは、自分が希望する列車を選びます。

右のボタンが緑色の列車が「空席」、グレーの列車は「満席」または「予約不可」となります。

バンコクからチェンマイまで直通の列車は5本。

希望の時間と、列車の種別から選んでいきます。

Departure Timeは乗車駅の発車時刻、Arrival timeは降車駅の到着時刻です。

予約できる列車の種別は3種類。

日本式に例えると・・・

Special Express 特急

Express 急行

Lapid 快速

詳しい列車種別やグレードなどは、以下のページにまとめてありますので、参照ください。

タイ国鉄アユタヤ駅

タイ国鉄、鉄道旅行で思い出す懐かしい「昭和」の匂い。

2018-01-03

今回は、旧式の車両で、かつエアコンなしの寝台車に乗りたかったため、バンコク22時発の51号列車をチョイス。

エアコンなしの列車なんて、とんでもない物好きだな・・・と思われそうです(笑)

理由は、単純に「走行中に窓を開けて写真を撮りたかったから」!!

チョイスしたら、緑色のボタンをクリック!

ちなみに、乗車予定日の60日前〜当日2時間前まで予約可能です。・・と書いてありました。

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4.車両のグレードを選ぼう!

タイ国鉄の予約サイト

1つの列車には、エアコン1等寝台車・エアコン2等寝台車・エアコンなし2等寝台車・2等座席車・3等座席車などが連結されていて、自分の好きなグレードを選ぶことができます。

私が選んだ51号列車には、2等エアコン寝台、2等エアコンなし寝台、2等エアコンなし座席、3等エアコンなし座席の4種類から選べます。

列車によっては、1等個室寝台とか、2等エアコン座席とか色々連結されていて、それぞれ違います。

Classというのが等級ですね。

その横 Coach Typeというのが寝台は座席で、Berthというのが寝台、Seatが座席です。

寝台は上段と下段があり、それぞれ料金が異なります。下段の方が広くて快適な分少し高くなっています。

が、たったの50B(約180円)〜70B(約250円)しかかわらないので、私は下段をお勧めします!

Fareというのは料金ですね。単位はタイバーツ。

ちなみに今回私が乗りたい「2等エアコンなし寝台の下段」は581Bです。

チョイスしたら緑のボタンをクリック!

5.搭乗者の名前を入力しよう!

タイ国鉄の予約サイト

実際に乗る人の「性別」「名前」と「パスポート番号」を入力します。

正確に入力しましょう。

特に「性別」が違うと乗車できないことがあります。タイ国鉄では、なるべく異性の一人乗車の人どうしが、上下の相席にならないように気を使っています

また犯罪防止のためチケットは実名制を導入しています。

とは言っても、乗車時にパスポートの確認はありませんでしたが、通常なら偽る必要がないはずなので正確に入力しましょう。

ここから先のページは、日本時間夜中1時30分から2時30分はサイトメンテナンスのためお休みとなります。

それ以外の時間に予約しましょう。

正しく情報を入力したら、次は座席指定のページです!

Manual Seat Selectionは自分で好きな席を選べますので、こちらをクリック。

6.座席指定をしよう

タイ国鉄の予約サイト

茶色にマークされているところが空席です。

グレーはすでに予約済の席となります。

今回は2名同時に予約で、上下セットが良かったので、11・12がちょうど空いていました。

セレクトしたら、ピンク丸で囲ったボタンをクリック!

すると、下のように選択した座席にピンが置かれた状態になります。

タイ国鉄の予約サイト

確認後、ピンク丸で囲ったボタンをクリックします。

ちなみに予約手数料は1名につき30B(約100円)です。

7.支払い方法の設定

タイ国鉄の予約サイト

さあ、ここからが大詰めです!

これは支払い方法の設定画面です。

まずは自分の予約情報が正しいか、左上のピンク丸の部分を再確認しましょう。そして支払い額を確認。

全部OKだったら、支払い方法を指定します。

クレジットカードは「VISA」「MASTER」または「JCB」に対応しています。

デビットカードは、タイの銀行発行のものだけとのことです。

が、日本発行のデビットカードで「VISA」「MASTER」「JCB」ブランドマークが入っているものは使用できるとの噂が・・。

私は日本発行のデビットカードを所持していないので、未確認情報です。

希望する支払い方法を選択したら、Paymentボタンをクリック!

タイ国鉄の予約サイト

ここがタイ国鉄予約サイトの最終画面になります。

ここでConfirmボタンを押すと、決済画面に移行して、もう後戻りできません。

本当に予約情報が正確かどうか、今一度確認しましょう。

この画面が出てから10分以内に決済完了しなくてはいけません。10分間はさっき指定した座席をキープしてくれているということですね。

8.決済しよう!

タイ国鉄予約サイトの決済画面

バンコク銀行の決済画面が登場します。

Merchant Nameは Prida Pramoteさんとなっています。個人名だったので心配でしたが、全く問題ありませんでした。おそらくネット予約の担当者名でしょう。

タイではよくあることです(笑)

決済のカード情報は、バンコク銀行とオンラインで直接やりとりされますので、タイ国鉄側には伝わらないようですね。

金額が正しいかどうか確認しましょう。

全て入力したらSubmitボタン!

タイ国鉄予約サイトの決済画面

確認画面が出てきますので、OKボタンをクリック。

タイ国鉄予約サイトの決済画面

すると、セキュア画面が登場。

認証サービスのパスワードは、契約クレジットカード会社の公式サイトにログインすると設定できます。ネット上決済の本人確認を強化するサービスなので、まだ設定していない人は、この際に手続きしましょう。

入力後、送信ボタン。

タイ国鉄の公式サイト

決済完了のページが登場です。

このページがカード利用控え代わりになるので、必ずプリントしておきましょう。

私は、海外の乗り物やホテルなどを事前に予約決済した時は、領収書など支払いの証明になるものを必ずプリントして、当日携行するようにしています。

これは、払った払ってないでもめることを防ぐためです。

意図的に嘘をついて、二重に払わせようとする人がいる可能性もありますし、ただ単に相手が未払いだと勘違いする可能性もあります。

そんな時、領収書を見せれば解決することがほとんどです。

9.チケットの確認と印刷

タイ国鉄予約サイト

決済まで完了して、Continueボタンを押したら、タイ国鉄の予約サイトに戻ります。

ここでReservation Successと赤い字で書かれていたらOKです。

Printボタンで印刷しておきましょう。

ちなみにチケットは後ほどEメールで送られてきますので、今すぐにプリントしなくても大丈夫です。

しかし、当日は紙に印刷したチケットが必要です。

日本人がホテルなどでよくやるパターンの、スマホやモバイル機器の画面を見せるだけでは乗車できません

忘れずに印刷して、乗車当日は必ず持っていきましょう

タイ国鉄のチケットサンプル

こういうやつですね!

間違っていないか、最後の確認をしましょう。

以上がタイ国鉄列車のオンライン予約手順になります。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、タイ国鉄のチケットをオンラインする方法と手順について説明しました。

猫でも分かる!というコンセプトで記事を書いた以上、結構丁寧に解説したつもりですがどうでしょうか?(なぜ猫なのかといえば、私が猫好きだから!)

予約における難関は、タイの携帯番号を入手するところだけで、あとは簡単な作業だと私は思います。

とは言っても、タイの番号はアマゾンで簡単に注文できるので、難しい作業ではありませんね!

タイの夜行列車には、飛行機やバス移動では味わえない「旅情」というものがあります。

旅行の際には、ぜひ一度は乗車してみてくださいね!

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    タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
    そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
    趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
    現地・バンコクより、タイ旅行や移住のお役立ち情報を発信中!