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2021.11月から、ワクチン接種済みの方は隔離無しでタイに入国できるようになりました。

詳細はこちらの記事「【隔離なし】タイ入国の必要書類と条件まとめ2021.11最新
にまとめたのでご覧ください。

バンコクのタクシー利用時に「 絶 対 に 」 気をつけるべきこと

タイバンコクのタクシー車内

こんにちは!Asia-Jin(あじあ人)です。

海外旅行で移動の際、便利なので皆さん頻繁に利用することになるのが「タクシー」ですね。国にもよりますが、アジア地域では日本より料金が安いのも魅力ですね。

大きい荷物がある時や悪天候の時、バスや電車を乗り継いで移動するのはとても負担がかかる上、接続が悪いと時間的にもロスをしてしまうでしょう。

今回は「タイ」のバンコクでタクシーを使う際、これだけは頭に入れておいて欲しい点をいくつかまとめました。

また、最後に「絶対に」気を付けて欲しい点を記載したので、よく読んで覚えておいてくださいね。これをやってしまったら旅が台無しになるどころか、しばらく日本に帰国できなくなってしまいます!

バンコクのタクシー

タイのタクシーってどうなの?安全なの?

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バンコクのタクシー

バンコクタクシーにぼられないためにチェックしたい4か条

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バンコクのタクシー

乗車前

バンコクのタクシー

バンコクのタクシーは、表向きにはメーター制となっていますが、観光地や繁華街から乗車する場合は交渉制となることも多いです。

また、渋滞時や雨の日も交渉制になる場合もあります。

乗車前に必ず行き先を伝えて、運転手がOKしてから乗り込みます。タイのタクシーは、運転手が行きたくない場所や知らない場所だと乗車拒否されることも多いので、その場合は気にせず他のタクシーを拾いましょう。

行ってくれる場合は、メーターを使ってくれるかどうかも確認しましょう。

メーターを指さしながら「ミーター OK?」と言えば通じます。

ダメな場合は、運転手が金額を言ってくるはずですので、自分が納得する金額で交渉するか他のタクシーを拾いましょう

乗車後は、メーターがちゃんと作動しているか確認しましょう。

通常の場合、初乗り料金の「35」と表示されるはずです。また、金額は2バーツずつ加算されます。はじめから違う数字が表示された場合は不正か、前の乗客の料金です。あとで指摘してもトラブルになるだけですので、初めにきちんと伝えることが大切です。

ちなみに、バンコク在住7年目の私が流しのタクシーを選ぶとしたら、「水色」「黄色か緑かオレンジ」「ピンク」の優先順位で拾うようにしています。水色のタクシーは他のタクシー会社と比べて管理がきちんとしているようです。またメーターが新しい形でGPS内蔵のタイプなので、少しは安心感がアップします。

ピンクのタクシーは数が一番多いですが、運転手の質にばらつきが多いですね。また今までの経験から言うと、運転が荒い人が多い気がします。

「黄色と緑」のツートンカラーは、個人タクシーです。

真面目な運転手も多いですが、反対にスピード狂も多いです。自分の運転に自信を持ちすぎて、過信しているのでしょう。ただ、裏道や抜け道に詳しい人が多いのと、それなりに外国人慣れしているので、要は使いようだと思います。

余裕があれば車両の年式もチェックしましょう。

なるべく「新しい」年式のクルマを選ぶと快適度が全然違います。

乗車中

乗車したら、ドアは自分で締めます。タイのタクシーは自動ドアではありません。

ドアの閉め方にも注意しましょう。多くのタイ人は「ガサツ」な動作を嫌います。バタン!と強く閉めてしまうと、それだけで運転手の機嫌が悪くなることが多いです。

また、大声も嫌いますので、車内での会話や電話の声のボリュームにも注意しましょう。

日本でだったら、タクシーは「客商売」なので、こんなことでいちいち怒る運転手はいませんが、ここは異国タイです。高級ハイヤーでもない限り、運転手と客はフィフティーフィフティーという感覚が染み付いています。

ドアの横に黄色いプレートが付いているので、携帯のカメラで写真を撮っておきましょう。これには、タクシーのナンバープレートが表示されています。写真を撮ったことに運転手が気づけば、この先トラブルになる可能性が少し減ります。また、タクシー内に忘れ物をしてしまった場合も、この写真をもとに追跡が可能となり、手元に戻ってくる可能性が増えます。

特に女性が乗車する場合は、昼夜問わず必ず撮影するようにしましょう

 

もし道を間違えた場合

タイのタクシーはよく道を間違えます。これは、地方から上京間もない人が運転手として働いているという理由、一度間違えたら次は気をつけるという習慣がない文化的な理由、また途上国ゆえに道路の車線や分岐点などの仕様が目まぐるしく変わるインフラの理由など様々な事情により発生してしまいます。

この場合、多く走行してしまった分の返金や割引はありません。とはいえ、高くなったと言っても数十円の話ですので、ここは優しく「マイペンライ(タイ語で大丈夫、気にするなの意味)」と笑顔で言ってあげましょう。

ただし、わざと道を間違えたり遠回りする悪い運転手も少なからず存在します。わざとかどうかの判断は難しいですし、そうなっても料金をメーターより安くする交渉は至難の技です。トラブルの多くは、このようなことで乗客が文句を言ったことによりスタートします。

間違っても異国の地で喧嘩などしないように!

これって遠回り?ぼったくり?

最近ではレンタルWi-Fiとスマホで、電波さえ入れば海外どこにいても、自分の現在地や移動経路をリアルタイムで把握できるようになりました。

タクシー乗車中にGoogleマップなどで地図や最短経路などを表示してチェックしている人も多いかと思いますが、あくまでも参考程度に考えるようにしてください。

私はバンコクにて自分でクルマを運転するので分かることなのですが、バンコクの道路は実に不便で、右折が禁止されている箇所が非常に多いです。この場合は、目的地や右折すべき交差点を通り過ぎてからUターンする必要があります。また、時間帯により右折不可だったり、車線が減少して渋滞したりするので、多少遠回りでも空いている道に逃げたりする事もよくあります。そして、少し郊外になると本線と側道が分離されていて、横切る事ができないため、同じところを2回Uターンして側道に出る必要があったりもします。

しかしこれらの道路事情はGoogleマップには反映されていない事が多く、それしか見ていない旅行者からすると「この運転手遠回りしやがった!俺は全部ケータイで調べられるんだからな!」と考えるでしょう。

明らかに反対方向に走り出したり、変なところで曲がったり、必要ないのに高速やバイパスに乗った時は運転手に確認してみる方が良いと思います。そうでない時は、右折やUターン禁止の標識がないか見てみるとか、分離帯があって本当に曲がれないのかなど、状況をよく見てから指摘しましょう。

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降車時

さて、タクシーは快調に走り抜け、間も無く目的地に到着です!

場所が近くなったら、運転手に「ここだ!」と停車場所を指示しましょう。見落とすことがよくあるため、何も言わないと通り過ぎてしまうこともあります。

到着したら料金を支払います。

メーターの場合は表示された料金を、交渉制の場合は初めに決めた金額を支払います。

この時「おつり」がない運転手が多いです。100B前後の料金を1000B札で支払うなんてもってのほか!1000Bと言ったら、彼ら運転手の日当の3〜4日分に相当する金額です。そんな高額なおつりを用意していないのは当然ですね。

なるべく20B札、100B札を用意しておきましょう

おつりの端数のコインは返してくれないことが一般的で、むしろタイ人が乗客の場合は、10B以下のコインはチップとしてあげてしまう人が多いです。たまにきちんと返してくれる運転手もいますが。。。

そして、料金を払い終わった後に注意しなくてはいけないポイントが一つあります。

今回の記事で一番伝えたいことです!

みなさん何だと思いますか?

・・

・・・

それは。。。

 

ドアを開ける前に必ず必要な事!

後方の安全確認です!

日本のタクシーの場合、ドアの開閉は運転手の仕事ですよね。

しかし日本以外の多くの国では、タクシーのドアの開閉は自分でするのが普通です。つまり、ドアを開ける前には乗客が自分で後方の確認をする義務があるのです。

特にタイは「バイク」が非常に多いです。中には免許を持たない人や、小学生くらいの子供が乗り回していることもあります。その場合、彼らは交通ルールやマナーなど知る由もなく、危険を予知する能力すら持たないため、止まったタクシーの左側からもガンガンすり抜けていきます

もしバイクが来ているのに確認せずにドアを開けてしまった場合、結果どうなるでしょう?

間違いなくバイクはドアの一番硬い「ふち」の部分に激突するでしょう。

激突したらどうなりますか?

 

このような事故の場合は、バイクの損害、怪我の治療費などはドアを開けた乗客が現金で負担するのが通例です。相手が亡くなってしまった場合、警察にその場で拘束されますし、その後の裁判では非常に不利になるでしょう。また乗客が外国人の場合、壊れたタクシーの修理代、休業補償まで請求されてもおかしくありません。

旅行中、目的地に到着した嬉しさで、時には夜まで観光して疲れ果てて、ついつい忘れがちになりますが、結構頻繁にこのような不注意によるドア開け事故が起きているのが現状です。

バイクが壊れて弁償する程度で済めばまだマシですが、それ以上の悪い結果になってしまったら相手も気の毒ですし、それより全ての責任が自分の身に降りかかってきます。

急いでいようが、何しようが、ドアを開ける前に絶対に「後方確認」だけは怠らないでくださいね。

 

ーーー

 

今回はタクシー乗車の注意点から、降車時の注意点まで、重要な点ばかりをまとめました。

特に、ドア開けの件を注意喚起しているガイドブックやブログは見当たらなかったので、せめて私のブログを訪れてくれた皆さんは注意して欲しいとの思いで記事にしました。

上手に使えば、とても便利で魅力的なバンコクのタクシーです。せっかくの旅行が台無しにならないよう、ぜひとも気を付けて頂きたいと思います。

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タイバンコクのタクシー車内

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ABOUTこの記事をかいた人

タイの魅力にすっかりハマり、気づいた時にはもうバンコクに移住してしまいました。
そして友人の紹介で、タイ人女性と結婚。
趣味はドライブ、食べ歩き、旅行、カメラ
現地・バンコクより、タイ旅行や移住のお役立ち情報を発信中!