プーケット・パトンにある「バイレイ」は、地元の庶民に愛される食堂として、開業から46年の老舗人気店です。
所どころ色落ちした看板に、長年使い込まれた店内、どれを取っても味があり、歴史を感じるお店。
メインのメニューは鶏飯「カオマンガイ」で、さっぱりした味なので、朝食やお昼ご飯にも最適!
今回の記事では
パトン「バイレイ」ってどんな店?
予算はどれくらい?
メニューは何があるの?
場所や行き方は?
といった内容について、実際に訪れた時の写真を添えてご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
パトンの「バイレイ」は気軽にローカル体験できる食堂
プーケットの名物は、何と言っても「南タイ料理」のタイカレー!
しかしタイカレーは美味しいのですが、朝やお昼に食べるとなるとちょっと重い・・。それに毎日味の濃いタイ料理ばかり食べると飽きてしまいますよね。
そんな時にぴったりなのが、タイ庶民のソウルフードとも言える「カオマンガイ」。
パトンは予算高めのレストランやシーフード店ばかりが目立ちますが、中心地を少し外れると地元民に愛される食堂がいくつもあります。
その中の1つ「バイレイ」。
主な客層は地元のタイ人ですが、観光地ということもあり外国人にも慣れているので、安心して気軽にローカル体験ができるのもポイント。
パトンの中心地にあるショッピングモール「ジャンクセイロン」より、北方向に徒歩15分ほどの場所に佇んでいるお店。
色あせした看板がいい味出しています。
それでは中に入りましょう!
店内は、入り口付近は狭いですが、奥に行くとだいぶ広くなっています。なので、空席に勝手に座ると分からなくなり、いつまでも注文を取りに来てくれません。
なので、まずは店員さんに人数を伝えましょう。
レストランと違って「サービス」という概念はほぼありませんので、自分からどんどんアクションしないと順番を抜かされてしまうので、恥ずかしがらずに伝えてください。
「2パーソン」とか、指でジェスチャーしながら「トゥー」とか言えばちゃんと通じます。
こちらがメニューです。2019年最新版!
タイの物価上昇に伴い、以前より値上がしていますが、それでも1品60B(約200円)〜なので庶民的な価格。お財布にも優しいですね。
メインは鶏飯「カオマンガイ」。他に焼豚飯の「カオムーデン」、豚足飯の「カオカームー」などがあり、普通サイズと大盛りで少し料金が変わります。
写真付きなので指差し注文もオーケー!
さすが人気ナンバー1の店「バイレイ」、お客の回転が早い!
こうしている間にも、次から次へとお客さんが入れ替わります。
調理台ではおばちゃんが休むことなく包丁を振り下ろしていて、鶏肉をサクサクと切り落としていきます。
デリバリー向けのカオマンガイをバイクタクシーのおっちゃんが取りに来て、テイクアウトの袋入りを銀行の制服を着たお姉さんが持って帰り・・。
そんな流れるような作業を目の当たりにし、本当に地元に愛されるお店なんだな・・と実感。
「回転が良い店」を選ぶ重要な理由として、食材の足というのがあります。ここタイは高温多湿なだけでなく、空気中の埃なども日本と比べて多く、食材が傷むのが早いのです。
カオマンガイの鶏肉は「火が通っている」とは言え、茹でた鶏肉をそのまま調理台にぶら下げているので、数時間もすると傷み始めます。
これが不人気の店だと、1日中ぶら下げたままということもあるため、客の回転が良い店を選ぶのは必須です。
こちらは豚足飯「カオカームー」の仕込みが終わった模様。
できたての豚足と肉が引き揚げられます。
カオカームーは、別名「男飯」とも呼べるくらい、力仕事に従事する男性に人気!
八角を煮込んだ脂たっぷりのつゆを、ご飯にたっぷりかけて、ニンニクをかじりながら搔っ食らうのがツウのスタイル。
スタミナたっぷりで腹持ちも良いので、チャレンジしてみては・・?
20組分ほどあったオーダーもあっという間に処理され、ついに私がオーダーしたカオマンガイとご対面。
待つこと5分程度。
混んでいても回転が良いので、長いこと待たされることはほぼありません。
「・・・・・」
「・・・・」
「・・タレにニンニクが効いていてガツンとくる!」
タレはお店のオリジナルなので、その店によって味が異なるのですが、「バイレイ」のタレはまさに「カオマンガイの原点」!
他の店とは違い「甘さ」は控えめ、時折感じる生姜の味とうまく溶け合っています。
さらにニンニクの風味がスパイスとなるため「飽きがこない」!
ただし、結構辛いのでタレのかけ過ぎには気をつけてください。
鶏肉は程よく柔らかく、チキンの風味が染み込んだご飯との相性が抜群。
これはいい。人気店になるわけだ・・・。(スープにパクチー、苦手な人は注意!)
結果、この翌日も嫁さんに連れられて再訪した私。
スポンサーリンク
「バイレイ」の場所・行き方
まずはGoogleマップをご覧ください。
旅行者の多くは、ジャンクセイロンやバングラ通りがある中心地のホテルに宿泊するかと思いますが、バイレイがあるのはセカンドロードの北寄り。
約1キロあるので、徒歩だと15分弱ほどかかると思います。
問題は、このセカンドロードは一方通行のため、ジャンクセイロン付近からタクシーやトゥクトゥクに乗ると、一度ビーチロードまで出て大回りする必要があり、結局時間的には徒歩とあまり変わらなくなってしまうのです。
徒歩でのアクセスですが、午前中はともかく、お昼ごろからは灼熱の太陽に晒されることになるため覚悟が必要です。
店舗情報
● バイレイ ข้าวมันไก่ไบรเล่ย์
営業時間 6:00〜夕方ごろ(無くなり次第閉店)
定休日 なし(タイの祝日や年末年始は要確認)
電話番号 081 597 8380
日本から +66 81 597 8380
まとめ
パトンで45年の歴史を誇るカオマンガイの名店「バイレイ」。
さすが老舗というだけあり「タレ」にこだわっているようで、鶏肉との相性が抜群に良く、さっぱりした味なので朝食やランチにも最適です。
そして「アジアらしい喧騒」が目の前に広がるため、ローカル気分に浸りたい・体験してみたい人にもぴったり!
庶民に愛される店なので、どれもリーズナブルでお財布にも優しく、節約派の人や旅の予算がギリギリの人にもおすすめです。
プーケットを訪れる際の参考になれば幸いです。
パトンの美味しいタイ料理人気店はこちら
パトンに泊まるなら「ロイヤルパラダイス」が便利でおすすめ
パトンからプーケットタウンに行くなら格安のソンテウで
エキゾチックな街、プーケット・オールドタウンの魅力
コメントを残す